マイコンBASICマガジン掲載作品 自己保管場

ここで紹介してるゲームは、電波新聞社のマイコンBASICマガジン(略して「ベーマガ」)という雑誌(現在は休刊)に投稿した作品です。大部分は「松川氏」というペンネームを使用しておりました。雑誌の公式ホームページ(現在は閉鎖)によると、掲載作品のインターネットでの配布は、作者本人が非営利で行なう分には問題ないということでしたので、需要があるかどうかはわかりませんが、エミュレータ用のディスクイメージ(.d88形式)にまとめたものを掲載します。

PC-8801という非常に古いパソコン用に制作したプログラムですので、現在のパソコンでは動きません。ただし、エミュレータと言って、他のハードウェアをソフトウェア的に再現するソフトがありますので、それを動かした上でならば実行可能です。とはいえ、エミュレータ本体以外にも実機から吸い出したBIOS、漢字ROM等必要になりますので、結局のところ、実機所有者でないとプレイできません。しかし、実際にプレイできなくても、なんとなく雰囲気が伝わりそうな感じに画面キャプチャなどを豊富に載せてみました。

■ディスクイメージのダウンロード
bm88_2ds.lzh

無断での再配布、改造等を禁じます。制作者(私)のみならず、出版社の権利も侵害する可能性がありますので、よろしくお願い致します。
当ページ本文及び配布ファイルに関して、権利上または技術上の問題がありましたら、掲示板にてご連絡ください。

なお、このWebページ上に掲載されているゲーム画面のスナップショット画像に関しては、マイコンBASICマガジンに関する真面目なサイトであれば、適切な引用の範囲内で且つ出典を明記した場合において、許可無く使用していただいて構いません。許可または確認が必要な場合、事後報告にしていただけると、どのような内容の引用であるかわかるので助かります。

■使用法
ファイルをダウンロード、解凍し、ファーストドライブにセットして、V2モードで実行してください。メニューが表示されるので、テンキーの[8][2]で選択、スペースでプログラムを呼び出します。ゲームを遊び終わったら、またリセットすればメニューが表示されます。

一応2Dのディスクに記録していますが、2HD対応のFDDで作成したディスクですので、SR、FR等2HDに非対応の機種のROMを使用した環境では、読み込めない場合があるかもしれません。


COSMOS TRON

1991年11月号に掲載 PC-8801mkIISR以降 N88-BASIC(V2)

タイトル画面時にスペースキー押下でスタート。舞台は9つある小宇宙。最初は宇宙ステーションの画面が表示されます(と言っても1〜9までの番号が表示されているだけですが)。テンキーの数字キーで、小宇宙を選んでワープ。一度ワープして訪れた小宇宙はしばらくの間ワープできなくなります。各小宇宙ではテンキーの[8][2][4][6]で上下左右に移動で宇宙船を操作、ガンマー28と呼ばれるエネルギーパーツを取っていきます。ただし宇宙船は煙を吐いていて、一度通った場所は通れなくなります(煙にあたると死亡)。エネルギーが無くなってもアウトで、特にワープしたときにエネルギーを多く消費するため、効率良く小宇宙を渡り歩かねばなりません。9つの小宇宙にある全てのエネルギーパーツを集めると、1面クリア。2面になるとアステロイド(小惑星)が出現、これに当たるとアウト。2面クリアでエンディングです。

自分の通った軌跡に当たるとアウトという、いわゆるトロンタイプのゲーム(敵は出てきませんけど)で、BASIC言語など覚えた頃に誰もが一度は作ってみそうな感じの内容です。初めてベーマガに掲載されたゲームで、自分の原稿が活字になるという体験に感激しました。とはいえ、送ってから1年ぐらい経ってからの掲載、ゲームの内容も大したことはないので、半分お情けで採用されたようなものかも。BGMは多少凝っています。8MHzモードで実行しないと音飛びするのが難点。面クリアの条件である、全てのエネルギーパーツ収集は、あまりにも大変です。890行にある、E<342の数字を小さくすると、その分だけ集めなければならないエネルギーパーツも少なくなります。


CAVEMAN

1992年3月号に掲載 PC-8801mkIISR以降 N88-BASIC(V2)

洞窟探検アクションゲーム。洞窟の奥深くにあるダイヤモンドをみつけだすのが目的ですが、途中には毒ガスやコウモリなどの危険な傷害がいっぱい。テンキーの[8][2][4][6]で上下左右に移動、スペースでジャンプ。コウモリに捕まったり、高いところから落ちたり、エネルギーがなくなったりするとゲーム・オーバー。ハシゴからジャンプするときは[4]か[6]キーと同時にスペースキーを押してください。スペースキーを押し続けると、少し長くジャンプできます。ジャンプ中も左右に移動することができます。

特設ページを用意してあります。CAVEMANの詳細へどうぞ。


STARMAN JOE

1992年6月号に掲載 PC-8801mkIISR以降 N88-BASIC(V2)

ある惑星での話、悪徳君主を倒すために起ちあがった、一人の農夫の物語です。いろいろストーリィがあったのですが、今読むと恥ずかしいし、ゲームの進行とはいまいち関係ないので、省略します。さりげなくRPGです。最初メインスクリーンが真っ暗ですが、歩いていくうちに自動的にマッピングされていきます。

街中の宿屋の一室からゲームが始まります。テンキーの[8][2][4][6]で移動、人がいたら[T]で話し掛けます。何かありそうなところで[S]キーを押すと、思わぬアイテムが手に入るので、あちこち探してみてください。大部分はお金です。野外にもやたらお金が落ちてます。街を出ると敵と遭遇します。負けると所持金が半分になって街に戻されます。勝つと経験値を得て、7EXP毎にレベルアップします。ただしレベルを上げるには、ある人物のところに行かねばなりません。

まずはお金を貯めてより強い武器を買い、レベルアップに励んでください。破邪の封印(懐かしい!)にも出てきた「アクトクショウニン」がカモです(ただし実はレベルが上がってからの方が、アクトクショウニンを倒したときに手に入る金額も大きくなるのですが)。ちなみに一度敵を倒してしまうとその場所には二度と敵は出現しません。南(画面の下の方)には比較的、強い敵がたくさん潜んでいます。最初は北の方を探索しましょう。北東にもうひとつ街があるので、まずはそれを見つけるといいかと思います。いろんな武器やアイテムを入手し、レベルが上がってきたら、川を越えて南側に渡りましょう。敵の要塞に乗り込んで大将をやっつけるとジエンドです。

用語集
●マーセイジン…原住生物
●ロックバイター…岩喰い男
●E−PAC…ロックバイターが作るエネルギー回復剤
●B−ROCK…珍しい岩。ロックバイターの好物
●フラリ…この惑星の通貨単位
●カラザン…舞台となる惑星。同名の街もある。

■コメント
誌面に載せられるくらいのリストの中に、できるだけ多くのイベントや敵キャラ、アイテム、武器などを詰め込んだつもりです。高校時代に作った作品ですが、当時はSF野郎であり、フランク・ハーバードの『デューン砂の惑星』なんかにハマッていて、掲載された原稿にも用語集などを加えていました。と言っても、誌面の都合上、上のような6項目だけの用語集でしたが。タイトルは、ハインラインの『スターマン・ジョーンズ』から採ってます。あとは当時、光画堂スタジオのゲームが好きだったもので、コズミックソルジャー、破邪の封印なんかの影響も多分に受けています。それと実際にプレイしたことはなかったんですが、HOT-Bのカレイドスコープも参考にしてます。あのゲーム、SF野郎にはたまらない世界観を醸し出しており、雑誌記事を見ては興奮していましたが、同時にクソゲーっぽい雰囲気も多分に漂っており(実際酷かったようで)、結局買わなかったんですけど(後にEGGで販売されたときに、とりあえず購入したけど未プレイ)。


木こりのムムリックは星を集めて電気羊の夢を見るか!?

1993年4月号に掲載 PC-8801mkIISR以降 N88-BASIC(V2)

昔は木こりがいっぱい住んでいたこの町も、今では過疎化が進んで、ムムリック1人になってしまいました。ある夜、星がたくさん降ってきました。ムムリックは意味もなく星を集めるのでした。

パズルゲームです。スペースキーでスタート。テンキーの[8][2][4][6]でムムリックを操作し、画面上の星をすべて集めてください。画面には廃屋がたくさんありますが、つるはしを押して、廃屋に重ねると、家が破壊されるとともにつるはしも消えます。つるはしは一度に一本しか押すことができません。ときどき空中に浮かんでいるつるはしがありますが、ちょっと押してやると落下します。クリアは無理そうだと思ったら、スペースキーで、その面をやり直すことができます。3回やりなおすとゲームオーバー(いくらでもコンティニューできるので、実際ゲームオーバーとかあんまり関係ないけど)。全部で8面あります。いかにツルハシを動かし、進路の邪魔になる家を壊して星を集めるかがポイント。ムムリックの頭上のつるはしは、押すと落下してきますが、ムムリックが潰されて死ぬことはありません。つるはしは、押すというよりも、はじくといった感じなので、蔦につかまったまま、横のつるはしを押して落下させるということもできます。

■コメント
すでに一人暮らしをはじめており、愛機PC-8801MHは実家に置いたままでした。そんなとき、PC-8801MC/2の新品が¥39,800で投げ売りされているのを発見、思わず購入(翌週には¥19,800になってました)、その勢いで作ったゲームです。この頃は、掲載されるコツを掴みつつあり、内容もかなり無難にまとまっています。あまり長くないプログラム、プレイしやすさ、表示されるメッセージわかりやすさなど、プレイする側に優しくできてます。画面上にひらがながたくさん表示されていますが、実は8bitパソコンの投稿ゲームでひらがなを使っているのは、かなり珍しいケースでした。当時のN88-BASICでは、リスト中で入力できる日本語はカタカナだけで、ひらがなは漢字コードとPUTを組み合わせて表示するしかなかったのです。が、プログラムの中に記述したテキストカタカナの文字コードを、漢字コードのひらがなの位置にずらし、それをPUTすることで効率的にひらがな表示を行なっています。このテクニックは、以後もかなり役に立ちました。プログラムについてですが、990〜1270行がマップデータで、実際の画面に表示されると同じように並べてあり、簡単にオリジナルステージを作成できます。1290〜1300行、および1320〜1330行は予備のBGMデータ。これをそれぞれ、930行、940行に入力してやると、違うBGMになります。


WelComeToGreeNWooD!

1993年9月号に掲載 PC-8801mkIISR以降 N88-BASIC(V2)

あなたは長い旅の末、GreeNWooDという森にやってきました。この森は苔でおおわれていて、とても住み心地がよさそうでしたが、住人たちは不機嫌でした。なぜなら、最近、グリーン・ドラゴンが住みついたからです。これは小さな細菌たちのお話です。

登場人物と会話したり、アイテムを見つけたりしながらモンスターと戦い、最終的にはグリーン・ドラゴンを倒すのが目的です。サイドビュー、画面切替え型のAVGといった感じです。実行してから1分ほど待つと、ゲームが始まります。テンキーの[8][2][4][6]で移動。ニョロニョロ風の登場人物(一応これもスライム?)にぶつかると、いろいろとお話をしてくれます。武器を手に入れるとスペースキーで攻撃することができるようになります。右側にだけしか攻撃できませんが、敵は右側にしか出てきません。ちなみに、みんなデカキャラ(もしかして死語?)です。

特設ページを用意してあります。WelComeToGreeNWooD!の詳細へどうぞ。


CASTLE and ITEMS

1993年12月号に掲載 PC-8801mkIISR以降 N88-BASIC(V2)

お城の中で、アイテムを集めつつ、蜘蛛を倒したりしながら、ダイヤモンドをゲットするゲームです。テンキーの[8][2][4][6]で移動。ツルハシを取ると、[Q]または[W]キーで、左下、右下のレンガブロックを掘ることができます。ロードランナーみたいに。でも、一度掘ったブロックが復活することはありません。ナイフを取ると、[Z][X]キーで左右に攻撃できます。しかし、一回攻撃すると、ナイフは失われてしまいます。しかも一歩手前の敵しか倒せないので、充分引きつけてから攻撃してください。あと、酸素ボンベを取ると、水に潜れるようになります。身動きがとれなくなったら、[G]キーでギブアップ。[ESC]キーを押すと強制的にゲームオーバーになります。全5面です。

PC-8801のV2モードでは、デジタルディスプレイを使用しているときは原色8色、アナログディスプレイを使っていれば512色の中から8色を表示することができます。同時に表示できるのが8色だけというのはキツイ制限ですが、512色っていうのはなかなか色数です。その512色中8色を利用して、上品な色調の画面を作ろうという意図の元に制作を始めました。

当初はASCIIの「ザ・キャッスル」のような壮大な迷路を作ろうと思ってたのですが、採用されやすいように一画面固定のパズルゲームにしました。画面は綺麗ですが、平凡なパズルゲームになってしまったのが残念。でも、元の迷路型のバージョンはザ・キャッスルに似すぎていたかもしれないので、これでよかったかも。なお、ディスクイメージには迷路バージョンも含まれているので、よかったらプレイしてみてください。2×3の計6画面しかないお城ですけど。以下にマップも載せておきます。

迷路バージョン全マップ


PAZZ

1995年11月号に掲載 PC-8801mkIISR以降 N88-BASIC(V2)

一本のプログラムに、3種類のパズルゲームが収録されています。まず、タイトル画面でゲームを選択。テンキーの[1][2][3]で選びます。3つとも画面上の星を全部集めるとステージ・クリアとなります。操作するのはスライムみたいなキャラクタです。移動はテンキーの[8][2][4][6]。「ひとふでがき」ゲームは、一度通ったところが通れなくなります。「ぷっしんぐ」はブロックを一個ずつ押すことができます。「とびうまぷーん」は、上に移動するときは一度に2マス、右側には3マス、下には1マス、左には2マス進み、途中のブロックを飛び越えることができます。動けなくなってしまったら、[G]キーでギブアップ。リトライするかどうか聞いてくるので、[Y][N]キーで答えます。

■コメント
これも昔作ったゲームを手直しして投稿したもの。キャラクタを単色8×8のデータにすることによって、1キャラのデザインのデータが、1行で済んだところがミソです。しかも、壁、スライム、星の3キャラだけなので、3行だけのキャラデータという。しかし、そのわりにはけっこうカラフルで美しい画面に仕上がっています。さらにプログラム的にも、メインルーチンを3つのゲームで共有し、リストの短縮に成功しています。2〜3本のゲームがセットになっているプログラムは他にもけっこうありましたが、どれもキャラデータを共有しているぐらいで、メインルーチンまで一緒になっているのは、珍しかったと思います。と言っても、べつに大したテクニックは使ってませんが、プログラムを見る限りではなかなかすっきりまとまっています。


苔の惑星

1995年11月号に掲載 PC-8801mkIISR以降 N88-BASIC(V2)

遥か未来の話、地球上ではコケ類が繁栄して、苔の時代が到来していました。地上は苔に覆い尽くされて、苔から進化した苔人間が歩いています。残り少ない人間種族の1人であるあなたは、苔人間の住んでいる苔の塔を登っていくのでした。とくに深い意味はないのですが……。

苔に覆われてしまった地球で、アーマースーツを着込んだ主人公がなんかよくわからない塔を登っていくという設定。無事最上階までたどり着くと、緑だった地球が…。テンキーの[8][2][4][6]で移動。灰色の岩を押して動かすことができます。これを押しながら進路を作ったり、苔人間を潰したりします。苔人間をすべて潰して、階段を上るとクリアです。苔人間に触れたり、すべて苔人間を潰さずに階段を踏むと死んでしまいます。ギブアップはリターン・キー。移動のアルゴリズムはただ主人公に迫ってくるというだけ。はじめに縦の位置を合わせようとするので、縦に障害物があったりすると、引っかかって止まってしまう。そのへんを利用して、苔人間をうまく誘導しつつって感じです。大らかな気持ちで美しい画面を楽しんでください。

■コメント
Windows95が出ようという時期に、8bitパソコンでパズルを投稿というのがなんとも時代錯誤ですが、ベーマガ誌上では途切れることなく継続的に8801のプログラムが掲載され続けていました。X1もまだ現役。しかし、FM-7は脱落し始めていました。誤解のないように念のため書いておくと、この当時、私がメインで使用していたパソコンは東芝のDynaBook EZ486で、PC88はもっぱらゲーム用でした。EZ486はROMに一太郎dashとLotus1-2-3が入っていたため、実用面では大活躍してくれましたが、趣味方面では大阪の日本橋などで、PC88用の中古ソフト買ってきて遊ぶって感じでした。ちなみにPC-286を持っていたこともありましたが、何故か98文化に馴染めず、知人に安く譲って、結局PC88で遊んでました。

なお、このゲームも中高生の頃に作ったゲームを手直しして採用を狙ったものです。内容には全く目新しさはありません。苔に包まれた緑の画面はなかなかに美しく、眼の保養になるのではないでしょうか。


SuperLv825

1996年4月号に掲載 PC-8801mkIISR以降 N88-BASIC(V2)

宇宙暦0297年4月2日0024時、資源惑星N88において大規模な土砂崩れ発生。地下炭坑で作業員が多数生き埋めとなった。同0820時、救助隊到着。救出作戦には最新型のレスキュー・アーマー「スーパーLv825」が投入された。要するに、作業員を救出するのが君の任務である。

特設ページを用意してあります。SuperLv825の詳細へどうぞ。


ReturN to GreeNWooD

1996年11月号に掲載 PC-8801mkIISR以降 N88-BASIC(V2)

放浪の旅の日を、夜に道もなく1人さまよい続けたあなたは、再びGreeNWooDにたどり着きました。しかし森では3匹のウォータードラゴンがあらわれて、森じゅうの水を枯らしていたのです。このままでは森の木はみんなひからびてしまうでしょう。そういうわけで、あなたはまたもドラゴンと戦う決意をしたのです。これは小さな細菌たちのお話です。

題名からもわかるとおり、93年8月号に掲載された「WelComeToGreeNWooD」の続編です。基本的な構成は前作と同じで、画面切換え型のアドベンチャー・ゲームです。見た目は前作と大差ありませんが、前作のマップが9画面だったのに対し、今回は100画面の大迷路で、緑の森(GreeNWooD)以外にも枯れた森(BrowNWooD)、氷の森(WhiteWooD)などが存在し、ワープゲートを使って行き来します。

プログラムをRUNして1分ぐらい待つと、ゲームが始まります。主人公は[8][2][4][6]で上下左右に移動。話しかけるときや宝箱を開けるとき、ワープゲートに入るときなどは、ぶつかっていきます。扉は鍵を持っていないと開けられません。途中、デカキャラが登場しますが、そのときはスペースキーで攻撃(ただしその前に武器を手に入れておかねばなりません。右側にしか攻撃できませんが、敵はいつも右側に出てくるのです)。デカキャラの攻撃に当たったり、水に落ちたりすると死んでしまい、ペナルティとして、そのとき持っていた水晶がなくなります。水晶の数は限られているので、あまりたくさん失うとクリアできなくなる場合もありますが、前作ほどシビアではありません。ハマったな、と思ったときには、[ESC]キーを押すと自殺します。死んだ場合、このまま続けるか、最初からやり直すか聞いてくるので、[Y][N]キーで答えます。続ける場合、最後にワープした地点からスタートします。その他、質問にはすべて[Y][N]キーで答えます。3匹のウォータードラゴンを倒すとクリア。ただし最後のドラゴンは氷の森にいるのでホワイトドラゴン(氷竜)になっています。

特設ページを用意してあります。RetunN to GreeNWooD!へどうぞ。


HELL TOWER

1997年7月号に掲載 PC-8801mkIISR以降 N88-BASIC(V2)

なんと、あなたは地獄に落ちてしまいました。心の慰めに一輪の花を探し求めてさまようのです。

移動はテンキーの[8][2][4][6]。ジャンプもできます。武器を入手したら、[Z][X]キーで左右に攻撃。扉は鍵がないと開きません。迷路を動き回る虫のようなキャラクタに当たったり、針山に触れると死んでしまいます。一定回数以上死ぬとゲームオーバー。[G]キーで自殺します。質問には[Y][N]キーで答えてください。迷路のどこかにある花を見つけるとクリアー。全部で4つの迷路があります。迷路の総画面数は64画面。地図を見つけると、[M]キーを押すことによって、そのステージの全体マップを見ることができます。8MHzモード推奨。

■コメント
とくに目新しい部分もなく、ワンパターン化現象が始まっているような気がしないでもないです。正直、あんまり面白くないです。


以上で全てです。

BASIC言語なんて、役に立たないだろうなぁと思いつつ投稿していましたが、今でもVBAでマクロを作成したり、同じインタプリタ言語であるperlなどを触る機会も増えたので、意外と役に立ってるかもしれません。

年数を経るに従い、実機の動態保存も難しくなってきており、フロッピーディスクや掲載誌の劣化など進んでいるので、いまのうちに劣化しないデータとして保存しておこうかと思い、取り急ぎまとめてみました。自分用のアーカイブとして用意したページでもありますので、お見苦しい点あるかもしれませんが、ご容赦ください。

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