今年植えたい植物
ドラッグストアに行ったら消毒用アルコールはともかく、無水エタノールまで品切れになっておりました。それで親がウイルス対策用のアルコール消毒液が欲しいというので、手持ちの無水エタノールを希釈して作ってみました。無水エタノール使い切ったので、当分アルコールニスは作れません。まぁ、木工のときぐらいしか使わないですけど。それはともかく、気温の低い季節の方が得意なので、いろいろアクティヴな感じに出かけたりしようかと計画を考えていたのですが、新型コロナウイルスの話が急激に物騒になってきたし、実は2週間前から体調が芳しくなく、ほぼ回復したものの鼻水が止まらなくてずっと鼻声なので大人しくしていることにしました。

例年は色材を中心に植えていたわけですが、今年はアカンサスを植えてみたいと考えています。かのコリント式オーダーの柱頭の装飾の元となったという植物なので、なんとしても植えてみたいのですが、その他にも古典古代関連の植物を植えてみたいです。オリーブはもうあるのですが、だいぶ大きくなったので、鉢の植え替えをせねばなりません。あとはなんだろうかと調べてみようと思います。

そしてラベンダーオイルの抽出をしたいのですが、画材的にはスパイクラベンダー択一ですが、オイルが抽出しやすそうな気がするラバンジンをちと増やしたいかと思います。数年前、というか10年前から懸案になっている蒸留もせねばなりません。今年こそはなんとか。と考えております。

樹木から樹脂を取る知識をちょっとつけておきたいところです。前年はメタセコイヤから樹脂(コーパルかも?)を取り損ねたので。今回は再びPlant Resinsをよく読んで、自宅にある樹木から手当たり次第に樹脂を採ってみたいかと。小ぶりな松があるので、それから採っていこうかと。前にやってみましたが、松はガンガンで出てきますので、樹脂採取の練習にはちょうどよいでしょう。しかし、あまりデカくないので、いずれは森に入って樹脂を採ってみたいです。近年かなり温暖化してきており、今年の冬も暖冬であったので、もしかしたらピスタチオを植えてもいいんじゃないか、という考えもあります。マスチックに近い樹脂が取れるんではないしょうか?

ウェルドは発芽してから2年目になるので、いよいよ花が出てきて、種を取ったり、染料を採ったりできるかと思われます。染料に関してはこれ以上植えても実行しきれないので、この辺でいいかと思いますが、昨夏試したキハダを再び採取したいというところですか。

ところで、肺炎騒ぎですが、中国の企業活動停滞により経済活動に支障がでるであろうという話題はよく聞きますが、それより日本は食料自給率が低いので、食料難の方は心配な気がするんですが、サツマイモとかジャガイモを植えておいたら、カロリーも高くていいんじゃないかな、というのも考えてたります。まぁ、親戚からもらった玄米が大量にあるので、カロリーは1年分くらいはどうにかなりそうですが。

| 家庭園芸 | 11:47 PM | comments (0) | trackback (0) |
プラトン『プロタゴラス』中澤務訳読了
プラトン(著)『プロタゴラス あるソフィストとの対話』中澤務訳、光文社古典新訳文庫読了

若き日のソクラテスが、ソフィストと対話で対決するという、結論はあやふやに終わるものの、過程の展開はなかなかの物語です。プラトンは一度読んだら次々読まねばならぬような気分に陥って、なかなか止めることができません。30書ほどなので、いずれは尽きるかと思いますが。プラトンについて、あるいはプラトンの諸作品について解説した本も読みたいと思って集めていましたが、どうも、そういうのは読まずに予備知識を必要最低限にして読んだ方が面白いし、考えさせられるところもあるようだと考えなおしたところです。解説書ってばオチまですっかり書いてたりしますが、ふつうの名著に関してはそれでいいと思うのですが、プラトンではそれはいかんでしょう。対話と一緒になって体験したいところです。

プラトンとアリストテレスは、西洋の美術を理解する上では欠かせない存在といえるでしょう。中世からルネサンスにかけて、あるいはその後も、極めて重要だったはずですが、私自身は長年西洋絵画について考えてきたにも関わらず、その重要性に無頓着だったのは、まぁ、いい出会いがなかったのでありましょう。もちろん、プラトンについては講義でも書籍でも触れる機会が多かったはずですが。そもそもプラトンを解説するときに真っ先にイデア論を持ち出すというのがどうかという気もします。特にイデア論を図解して、解説代わりにするとか、功罪の罪しかないような気がします。後の新プラトン主義についてなら、それでもいいかもしれませんが。イデア論はむしろ忘れて、プラトンの対話篇の面白さとか魅力について語るべきでありましょう。メディチ家界隈が、ちょうど東ローマ帝国滅亡等により、本物のプラトンを入手できるようになって、そしてそれに触れたときの感動というのがちょっと解ったような気がしないでもない気分になりました。そして、ふと教科書に載っている「アテナイの学堂」を見てみると、猛烈に感動的な作品であり、ルネサンスを代表する傑作であったと今になって気づいたところです。イタリアに行って実物を目の前にしたときでさえ、さほどの関心は示さなかった自分なのですが、単に無知であっただけでしたなぁ。今ではアテナイの学堂について半日は語れそうな自信もありますが、それもまた迷惑なだけですが、それはともかくとして、プラトンはルネサンス現象の重要な原動力の一つであり、これを抜きにしてルネサンスについて語れないと言ってもいいかと思いますが、少なくとも私の個人的な経験では、洋画の教育機関において、プラトンへの感動みたいな話はついぞ聞かなかったので、聞いてないよ、そんなことは、という気分であります。今では誰でもわかっていることですが、専攻名に洋画とあっても、西洋文明とはあまり関係なかったのでありましょう。

西洋美術史が専門ならば、たぶん必読書として読んでいて、その魅力と重要性について語ることができるのでしょうが、単に美術教師であるとか、実技系の先生であるとかであったら、プラトンを一通り読んでいるという人は逆に非常に希であることでしょう。私もこの歳になってプラトン読んでるというのもどうかな、という気持ちもなきにしもあらずですが。しかしながら学生時代に読んでもピンとこなかったというもの確かです。実は実際に読んだはずなのですが、何を感じたのか記憶に残っていないものでして。というのも、ホメロスとヘシオドス、それから、ギリシア史の知識、できればヘロドトスやツィキュディデス、そから古典ギリシア悲劇の数々を読んでないと、何言ってるかわからない。註によってちゃんと解説はされていますが、誰それによって何年に書かれた作品、などという解説を読んだところで、あまり意味はありません。それだけでは、なんでそんなものにいちいち言及するか共感できないでしょう。そして登場人物の数々。プラトンには古代ギリシア史の登場する実在の人物が多数登場して対話に参加しますが、アルキビアデスが何をやらかした人か、とか、そのときのアテネの状況などを知ってないと面白さ半減でありましょう。ですから、それなりの分量の読書というか知識があってその魅力がわかってくるという性質はありますので、その辺の教養がやがてアカデミズムと言われるものになってゆくのでありましょう。

美術において、特に現代の画家にとってはアカデミズムと反アカデミズムというと、写実主義と印象派みたいに考えてしまいがちですが、それは本質的な違いではないですな。古代彫刻をどのようにデッサンするかということも、二次的なことであって(それは既に古代ギリシアのアリストテレスも詩学で述べていることですが)、そもそもなぜに古代彫刻を手本とするのか、収集するのか、石膏像にして展示するのか、という大きな問題がある点は念頭においておかねばと思うわけです。まぁ、正直、現代で絵を描くうえでは、どうでもいいことですが。しかしそのようなことはともかくとし、本書『プロタゴラス』はプラトン入門にも良い、と解説にありましたが、今のところは、個人的には『饗宴』が最もインパクトがあってお薦めかな、と思うので未読の方は是非読んで欲しいところです。が、たぶんホメロスとヘシオドスを読んでないと、ふたつのヴィーナスの違いとか、ヴィーナスへの思いとかピンとこないかもしれない。難しいですな。

| 書籍・雑誌・漫画・アニメ | 11:25 PM | comments (0) | trackback (0) |
加湿器購入
ここ最近、喉が痛くて、特に部屋に居ると悪化して、夜などはこのまま死ぬんじゃないかと思ったくらいだったのですが、いろいろ考えてみた末、乾燥しすぎてるのが原因じゃないかと考え、ヤマダ電機に行って小型の加湿器を買ってみたところ、1日使っただけでだいぶ症状が改善されました。二日後にはずいぶん快適になりました。小さい加湿器だけでもこんなに違うものかと驚いたのですが、ふと部屋の隅を見たらほぼ同じ型の加湿器が置いてあったので、そういえば3年前くらいにも同じことがあったなと思い出しました。それは仕方ないとして、通勤中の自家用車の中も乾燥しておりまして、特に今の季節は暖房を使いつつ片道1時間、いや雪降ると渋滞して1時間半くらいかかることも多いのですが、こちらの湿度対策も考えなければなりません。車用USB加湿器みたいなのが売られているが、大丈夫なんだろうか。しかし仙台の渋滞は最近ますます酷くなっているような。

このような通勤時間の間、かつて大量に購入したBOX CDなど聴いておったわけなのだけれども、Amazon Unlimitedなどのストリーミング配信にシフトしつつあるので、やがて未聴のCDが尽きそうな予感がしているのである。と言っても、まだけっこうあるのだけれども。まぁ、一回聴いただけで聴いたことになるかというと、何回も聴いてこそということもあるので、二巡目を繰り返して聴いていきたいと思っているところです。しかし多少は新しい出会いというか、未見のものに巡り会う機会も大事なので、ちょっとは買おう。何を買おうか。最近、EMIのベストオペラ100という6枚組のオムニバスCDを聴いていたわけですが、これは聴きどころだけ抜粋して聴いてもそんなにいいものではないな、と。やはり全体の中にあってこそなのだろうとは思うのですが、カラヤンとベルリンフィルによるトリスタンとイゾルデの終曲がたいへん感動的だったので、こちらを探して注文しておきました。

もうひとつ、以前買ったバロックのオムニバスCD ERATO 100 BEST BAROQUEの方はPCに取り込んで聴こうと思ったのですが、せっかくなので曲名、作曲者名等を日本語にしておこうと思って、チマチマ直しつつ取り込んでいたのですが、けっこうマイナーな作曲家、と言っても、バロック界で名が知られているのでしょうが、一般的には聞かない作曲者名がけっこう出てきて、自分がカバーしている範囲の狭さを痛感しました。このセットは地域毎にCD分けされているのですが、フランスはファンファーレと行進曲ばかりでさすが、絶対王政の時代であると感じました。後半2枚はバッハ関連であり、この収録時間の多さが影響力を物語っているかと思われます。そしてやはりバッハが出てくると、これこそバロックだなという気分になってしまうわけですが、でもピリオド的にはバッハはドイツの一部地方の音楽であって、もっといろいろ幅広く認識せねばとか考えてみたりするわけです。

| 家電・パソコン | 09:38 PM | comments (0) | trackback (0) |
画家鳥越一穂氏の作品届きました。
毎度の話で恐縮ですが、画家鳥越一穂氏の作品が届きました。

今回はキャンバス画であります。さっそく展示してみました。


個人的にはブルーベリーが魅力的でありました。


正面の切ったイチジクもさることながら、脇にある切ってないほうのイチジクの処理も仕方がなかなか熟れた技術を感じさせます。


現在、本牧絵画館で企画展、「鳥越一穂 銅板油彩画の制作」開催中(2/8から2/24)となっております。
詳細 → https://torilogy.net/13105

| 絵画材料 | 09:20 PM | comments (0) | trackback (0) |
アリストテレスの詩学について
webサイト更新はなんだかんだで後回しになってしまっているのですが、今週末から5連休的な余裕があるので、その間に奮起して改装だけでもやっておきたいという気持ちではありますが、そんなことより、私はようやくアリストテレスの詩学を読みはじめました。芸術について語るならば読んでおかねば話にならぬということもあるし、そもそも鳥越氏と薔薇の名前の動画を撮るときにどうかな、という後ろめたさもあったものの、しかし、これを読むにはアリストテレス以前の諸作品、叙事詩、悲劇、喜劇、プラトン、その他をだいたい読んでおかないとよくわからんだろうということもあり、後回しになっていましたが、今でもそれらの古典でまだまだ読んでないものは多いわけですが、それを待っていてもいつまでも終わりがないということもあり、あまり気にしすぎてもいけないのですが、それはともかくやはり読んでみると、中世以降のヨーロッパの文書でピンとこなかった部分が解消されてゆく、あるいはルーツはここだったのかと思うところが多々あるので、やはりなんだかんだ読まねば話にならなかったというところがあります。プラトンも一緒ですが。しかし、よくよく振り返ると美大というのはなんともアカデミックなところではなかったなぁと。経験と感性に偏重しすぎていたというか、あれだけ古典古代の石膏像を置いておきながら、皆がデッサンの技術的練習としか見ていなかったとは。まぁ、もちろん今の美術には必須とはされないことだし、知らなくてもいいし、知らない方がいいかもしれないといえるかもしれないけれども、少なくとも過去の美術を見るときには必須の条件ではあったろうに、接点が少な過ぎではなかったかと。日本では昔からたくさんの翻訳が出ているわりには、美術の教育とまるので無縁みたいなものだったのは、なんというか、美術史をやる人と制作をやる人が分離しすぎていたのかもしれないし、それは芸術をやる人と工業デザインをやる人が分離しすぎてる的な面と合わせて美術教育上の問題として考えてみたいような気はしないでもないです。

| 書籍・雑誌・漫画・アニメ | 11:56 PM | comments (0) | trackback (0) |

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