ウェルドに施肥するべきかどうか
染料系の赤では、コチニールが気に入っており、コチニールがあればもはや他の赤染料は要らないくらいに思っているのだけれども、黄色の染料系顔料も欲しくて、それがいまいちまだ手探り状態です。今年、自宅のキハダを使ったら素晴らしい黄色っぷりだったけれども、キハダを油絵に使えるかどうかというのが未知数である。そのうち使いますが。来年は顔料化したい。でも、今はギリシア読書に気を取られてなかなか進まないのですが。

それはさておき、西洋の黄色植物染料の代表格ウェルドを植えているのだけれども、聞くところによると施肥すると色素が少なく育つようなので、肥料をやらずに植えていたのですが、あんまり大きくならない。春から大きさが変わらない。むしろ弱々しくなってゆく。
ウェルド

野菜畑にしているところにも植えていたのだけれども、そっちは肥料やら対比やらいっぱいやっているわけで、気が付いたらすっごい大きくなっていた。
ウェルド
ここからどのように伸びて成長するのか楽しみである。最悪、植物の写真資料が手に入ればいいか。施肥すると色があまり貯まらないというのは、根が張りにくいとか、養分を頑張って吸収しなくていいとか、そういう理由なのであろうから、理にかなっていてたぶんそうなのだろうけれども、自分で試して確認するべきですな。モチーフにしようと思って植えているザクロも施肥すると実が成らないというので、肥料やってないのだけれども、妙に成長が遅い。木がある程度大きくなるまでは肥料やった方がいいのであろうか。

| 絵画材料 | 11:40 PM | comments (0) | trackback (0) |
自宅のキハダから染料を取ってみる その2
自宅に植えていたキハダの木から黄色の染料を採って染めみる話のその2です。実際に染めに入ります。

さて、集めたキハダの樹皮であるけれども、前にも書きましたが、表皮と黄色層の間に緑の層があって、木から剥がした時点では緑の層が密着してるんですが、これってふつうどうするんですかね。
私は一応、手短にできる範囲で取り除いておきました。
キハダ
放っていても、やがて薄茶色になるだけで、染料としてそれほど大きな影響はなさそうですが。もし取り除くならば、まだ樹皮が木についている状態のときに刮いでしまった方が楽であろうかと思います。

そして、こちらが数日乾燥させた状態。
キハダ
もっと乾燥させたらどうなるのか見たいところですが、早く試してみたいので、今回はこの程度で。

染めるのは、Amazonで買った小サイズ木綿ハンカチ10枚入りの2枚。
キハダ

キハダ樹皮を煮出してみる。
キハダ
すぐに黄色い汁が出てくる。

キハダ
20分ほど煮たところで、樹皮を取り出して木綿ハンカチを入れてみたところ。

素晴らしい。立派な黄色に染まりました。
キハダ
黄土っぽい黄色とかじゃなくて、レモンイエローのような鮮やかな黄色。これはすごい。黄色と言われている色でも実は茶色っぽかったり、あるいは少量の染料しか採れなかったりとかいろいろガッカリすることがありますが、キハダは文句なくイエロー色であり、そこそこの量を染めることができるということで、大変立派な黄色です。
なお、2枚染めた布のうち、1枚は明礬で媒染しておいたのだけど、媒染なしとで見た目の色の変化はほとんどなかった。耐久性は変わるかもしれないけど。

キハダ
数日経って、皮を剥いたキハダ樹木を見たら、白く生々しかった樹幹が緑色になっていました。

さらに3週間ほど経ったところ、すでに樹皮と黄色の層っぽいものが形成されはじめており、すごい回復力だと関心。
キハダ
いや、これなら毎年取れるのではないか。

ちなみに、樹液も大量に出てきたのでのだけれども、どうも水溶性っぽいので、次はこれでアラビアゴム的な使い方ができるか試してみたいと思います。

| 絵画材料 | 07:56 PM | comments (0) | trackback (0) |
自宅のキハダから染料を取ってみる その1
2014年の3月、今から5年半ほど前ですが、自宅にキハダの苗を植えたのだけれども、だいぶ大きくなってきました。
キハダ
購入当時の記事は↓を参照ください。
http://www.cad-red.com/blog/jpn/index.php?e=1179

そのキハダですが、樹皮を少々削ってみたら、黄色いものが見えたので、これはもう染料が採れるのではないか、ちょっと試してみようとやってみました。画材店で染料用のキハダチップを買って使ったことはあるけれど、生きてる木から取るのは初めてです。ちょっと調べてからやろうかなと思ったが、予備知識は無しでいってみることにしました。攻略本読みながらゲームやるとつまんないのと同じで、あまり調べすぎると感動がいまいちであるし、全く失敗しないと得る知識も少なかったりするものなので、じっくり調べているとついつい先延ばしになって何もしないで終わるパターンになりがちなもので。

というわけで、家にあった包丁で木の表皮を削ってみました。
キハダ
写真をご覧の通り、表面の茶色い表皮を削ると緑の層が出てきて、その下の黄色の樹皮の層があるようです。

キハダ
緑の層は、染色の時に余計な色素として邪魔になりそうなので、包丁で削り落としてみました。今は緑ですが、乾燥すると茶色になると思います。これは後で削り取った方がいいのか、それともこの状態で取った方がいいのか、あるいは放置したままで染色にほとんど影響ないのかわかりませんが、まぁ、あとで考えましょう。

キハダ
そして、包丁で黄色い部分を剥き取っていこう、と思ったのですが、黄色の層はそれほど厚くもなく、すぐ白い中身が現れてきました。まぁ、キハダという名前の意味が黄色い肌ということなんでしょうね。

キハダ
切込みを入れれば手でも剥がせるみたいです。生の木から取ると、なんかパパイヤを切っているみたいです。美味しそうですが、ちょっとないくらい非常に苦いです。昔は胃薬として嚼んでたとも聞きますが、ちょっと嚼んだだけで気持ち悪くなりました。

黄色層を剥かれてしまった状態です。
キハダ
ちょっと気の毒ですね。昔は皆、山に行ってこうやって樹皮を取ってきたらしいですが。

外側から、茶色い表皮、緑の層、黄色層、本体?となっています。
キハダ

というわけで、集めてみたキハダ染料、次回はこれで染色を試みてみたいと思います。
キハダ

| 絵画材料 | 12:40 AM | comments (0) | trackback (0) |
鉛白(シルバーホワイト)動画シリーズ第2弾


イースト菌製法による鉛白の紹介です。馬糞を使用した鉛白製法と同様な効果を得られるということで、同様の品を以前にも何種か手に入れてはいますが、今回は品質も良く、そして現実的な価格で入手できそうな予感がして、今までの、とりあえず手に入れてみました的な動画とは違うといえるでしょう。なんと言ってもみどころは、鉛白製造中の写真です。自製しようと考えている人には参考になることこの上ない写真かと思います。
後半は件の鉛白を練ったものをいじって感想を述べております。動画中で脱泡処理というのが出てきますが、チューブ絵具を在庫する為には必要な処理であって、これがないとチューブの中で乾性油が酸化、いずれは固化して、固くなってしまう為、消費期限は半年くらいになってしまうかと思います。たぶん、鳥越さんの求めている手練り風のチューブ絵具は可能ではありますが、何年経っても使えるような現在のチューブ絵具と違って、早めに使ってしまわねばならぬことでしょう。

| 絵画材料 | 10:17 PM | comments (3) | trackback (0) |
ウェルドが発芽しました。
9月末あたりにウェルドの種を秋植えしてみたのですが、無事に発芽したので、これを越冬させて育てたいと思っています。
ウェルド

今まで何度種を撒いても発芽しなかったのですが、8時間水に浸けてから撒いたからか、あるいは春ではなくて秋に撒いたのが良かったのか、どちらかはわかりませんが、ようやく発芽してくれました。
お寄せ頂いた情報によりますと、秋撒きしたものを暖かいところで越冬させると良く育つそうです。しかし、経験上、厳しい冬を雪の下で過ごした芽も翌シーズンによく育つということもあるので、野ざらしにして越冬させるものと、室内で越冬させる組みに分けておくことにしました。

↓こちらが、室内用の鉢です。
ウェルド

とりあえずは、目標はウェルドの写真を撮影することと、種を収穫することです。

| 絵画材料 | 11:57 PM | comments (0) | trackback (0) |

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