鉛白顔料動画#1


油彩画の白について語る動画を公開してきましたが、ついに鉛白顔料(シルバーホワイト)についての話を始めました。プリニウス、ウィトルウィウスなどをベースにしつつ、古代から中世にかけての製法などについて語っております。鉛と酢をつかう製法ですが、思わず「酢」の製法まで語ってしまいそうになりましたが、そこは自重しております。プリニウスの博物誌は、全体的には奇っ怪な動物の話とか古代という時代を考慮しても眉唾な記述が多いのですが、しかし鉱物と顔料製法に関してはかなり具体的で再現率が高いのです。が、それはともかくとて、ウィトルウィスの方がさらに簡明に書かれており、今回はこちらを引用しましたが、なぜかカロリングルネサンスの話まで出てきました。なお、続編では、スタック法鉛白について語りたいところですが、実際に続くかどうか、ちょっとわかりません。

| 絵画材料 | 01:27 AM | comments (0) | trackback (0) |
ウェルドが発芽しました。
9月末あたりにウェルドの種を秋植えしてみたのですが、無事に発芽したので、これを越冬させて育てたいと思っています。
ウェルド

今まで何度種を撒いても発芽しなかったのですが、8時間水に浸けてから撒いたからか、あるいは春ではなくて秋に撒いたのが良かったのか、どちらかはわかりませんが、ようやく発芽してくれました。
お寄せ頂いた情報によりますと、秋撒きしたものを暖かいところで越冬させると良く育つそうです。しかし、経験上、厳しい冬を雪の下で過ごした芽も翌シーズンによく育つということもあるので、野ざらしにして越冬させるものと、室内で越冬させる組みに分けておくことにしました。

↓こちらが、室内用の鉢です。
ウェルド

とりあえずは、目標はウェルドの写真を撮影することと、種を収穫することです。

| 絵画材料 | 11:57 PM | comments (0) | trackback (0) |
油絵具の白についての動画
油絵具の白について鳥越さんと二人で大いに解説する動画を作成しました。
まず、第1弾は油彩画の代表的な白である、シルバーホワイト、ジンクホワイト、チタニウムホワイトなどの違いについて語っています。

ホワイト、特に鉛白については語り出すとキリがないのですが、2年ほど前に一度収録してみたものの、あまりにも取り留めのない感じなってしまったので、公開はしないことにした経緯がありましたが、今回はホワイトの基本を優しく説明しようと申し合わせて撮ったものの、ちょっと難しくなったので、リテイクして現状のようになりました。

そして続いて第2弾

国内絵具メーカーの油彩用ホワイトの中身(組成)を検証します。鳥越さん制作の一覧表を眺めつつ、各社のホワイト絵具がどのような顔料、及び展色材を試用しているか確認します。ただし、国内メーカーの絵具はほとんど絵具名と組成が一緒で有り、たいへんわかりやすい状況となっております。名称通りということを確認するかのような動画となっております。

第3弾

海外絵具メーカーのホワイトの中身について、鳥越さんが一覧表を見ながら解説します。海外メーカーのホワイト絵具の名前はほぼ慣例名となっており、もはや顔料とは何の関係もない状況なので、こちらの一覧表はたいへん有用かと思われます。シルバーホワイトという名称自体が日本独特のものらしく、欧州ではフレークホワイトやクレムニッツホワイトなどの名称が一般的なのですが、中身がなんであるかは全くわからないというか、ほとんど法則性もありません。また、今回の表も数年後には全く通用しなくなっているかもしれません。

もっとも、本ブログを閲覧の皆様方におかれましては、この辺の知識は既にお持ちの方も多々おられるかとは思いますが、本動画群はさらなる野望である、スタック法鉛白の製法についての動画の序章でもあり、この後にいろいろと続く予定なのですが、うまく続くかどうかはなかなか不安なところです。

| 絵画材料 | 10:57 PM | comments (0) | trackback (0) |
染料系顔料について語るシリーズ、黄色編
染料系顔料について語るシリーズですが、今回は黄色染料について語ってみました。

と言いたいところなのですが、なぜか途中で鉱物系の黄色顔料の話を長々としてしまっておりますが、それはまぁ、そんなもんだと思ってください。




| 絵画材料 | 10:18 PM | comments (0) | trackback (0) |
画家鳥越一穂氏の作品届く
画家鳥越一穂氏の作品が届きました。
鳥越一穂氏、および作品等について詳細は下記を参照ください。
http://torigoeart.wixsite.com/medici

今回はM10ということで、これまでのたぶん巡回している作品の中では大きなサイズかと思われます。
さっそく設置してみました。
鳥越一穂作品

いろいろと聞きたいことも多かったので、せっかくですから、作者に語ってもらいつつ動画にしてみようということになり、以下の動画を作成するに至りました。よかったらご覧ください。
まずはモチーフについてです。

非常にモチーフの多い作品で、西洋絵画、とくにバロック期あたりの静物画を見慣れていると、けっこう馴染みのあるモチーフが多々出てきます。テーブル中央には蟹、これはやはり西洋の静物画にはよく見かけるモチーフでもっと大きくデカデカと描かれていることもあります。蟹、魚などは私も取り組んでみたいモチーフです。もっとも、一般的日本人、というか別に西洋人でも、現代ではどれくらい共感を得られるか、言い換えれば、売上に繋がるか、という点は心配なところがありますが、作者本人に聞いたところでは、やはり売りにくい要素だとのころでした。その他、各モチーフについて語って頂いております。

次は技法面です。

作品の表面はとても綺麗です。おそらくはきちんと油、樹脂等のメディウムを追加しつつ描画し、仕上げニスも塗布してあり、油絵らしい艶やかな画面となっています。キャンバスから制作工程などについて語って頂きました。

| 絵画材料 | 10:00 PM | comments (0) | trackback (0) |

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