ウェルドが発芽しました。
9月末あたりにウェルドの種を秋植えしてみたのですが、無事に発芽したので、これを越冬させて育てたいと思っています。
ウェルド

今まで何度種を撒いても発芽しなかったのですが、8時間水に浸けてから撒いたからか、あるいは春ではなくて秋に撒いたのが良かったのか、どちらかはわかりませんが、ようやく発芽してくれました。
お寄せ頂いた情報によりますと、秋撒きしたものを暖かいところで越冬させると良く育つそうです。しかし、経験上、厳しい冬を雪の下で過ごした芽も翌シーズンによく育つということもあるので、野ざらしにして越冬させるものと、室内で越冬させる組みに分けておくことにしました。

↓こちらが、室内用の鉢です。
ウェルド

とりあえずは、目標はウェルドの写真を撮影することと、種を収穫することです。

| 絵画材料 | 11:57 PM | comments (0) | trackback (0) |
画家鳥越一穂氏の作品届く
画家鳥越一穂氏の作品が届きました。
鳥越一穂氏、および作品等について詳細は下記を参照ください。
http://torigoeart.wixsite.com/medici

今回はM10ということで、これまでのたぶん巡回している作品の中では大きなサイズかと思われます。
さっそく設置してみました。
鳥越一穂作品

いろいろと聞きたいことも多かったので、せっかくですから、作者に語ってもらいつつ動画にしてみようということになり、以下の動画を作成するに至りました。よかったらご覧ください。
まずはモチーフについてです。

非常にモチーフの多い作品で、西洋絵画、とくにバロック期あたりの静物画を見慣れていると、けっこう馴染みのあるモチーフが多々出てきます。テーブル中央には蟹、これはやはり西洋の静物画にはよく見かけるモチーフでもっと大きくデカデカと描かれていることもあります。蟹、魚などは私も取り組んでみたいモチーフです。もっとも、一般的日本人、というか別に西洋人でも、現代ではどれくらい共感を得られるか、言い換えれば、売上に繋がるか、という点は心配なところがありますが、作者本人に聞いたところでは、やはり売りにくい要素だとのころでした。その他、各モチーフについて語って頂いております。

次は技法面です。

作品の表面はとても綺麗です。おそらくはきちんと油、樹脂等のメディウムを追加しつつ描画し、仕上げニスも塗布してあり、油絵らしい艶やかな画面となっています。キャンバスから制作工程などについて語って頂きました。

| 絵画材料 | 10:00 PM | comments (0) | trackback (0) |
天然染料系の顔料について語る動画 その1 赤
今年は染料系顔料について、とくに天然染料について追求してゆきたいかなと思っております。いろいろ思うところありまして。まずは赤系の染料について動画を撮ってみました、鳥越さんと。
まずは赤編の第1弾ですが、とりあえずは、色材を紹介しつつ、それとなく、染料の使い方を述べたりしています。

本動画では主にマダーについて述べています。これも育て安い植物なので、いつかは再び植えてみたいところです。ニホンアカネ、セイヨウアカネなどを植えてみたことがありますが、試しに植えてみた程度であり、まだまだ人に語るほどではないなというところではあるのですが。

さて、ここで染料系の色材について語りますが、そもそも合成、天然問わず、レーキ顔料というのは褪せやすかったり、ブリード現象を起すなどして、機能的にはあまり優れておらず、派手な色などで高価な無機顔料が使えない場合に使用する的なネガティブなイメージを、かつての私は抱いておりまして、それに私が読み始めた頃の材料書などにも、そのように解説されていることが多かったと思います。実際やや年数の経った技法書を見るとその辺の注意が書かれてあると思います。また、実際、安い絵具には褪せやすいものが多くありました。合成染料については、現在は耐光性はかなり改善されていて、時代が変わった感がありますが、天然のものしかなかった昔の画家はなおさら苦労したのでは。選択肢がなくて仕方なく使っていたのでは、というふうに思っていたわけです。けれども、Daniel V. Thompson の The Materials and Techniques of Medieval Painting こちらを読んでいるうちに、天然染料についての奥深い世界をチラッと垣間見て、強い関心を持つようになり、しばらくは草木染めなどにはまっていたこともあったのですが、その辺はずっと当ブログに書いてきた通りです。

赤色編 第2弾

主に蘇芳について紹介しています。蘇芳といいますが、赤い染料の採れる木についてなのですが、厳密にはいろいろ種類があるようで、そのうち確認する時間があったらいいのですが、今はまだ時間がありません。木の種類や色の名称、歴史的経緯などについて確認したいところなのですが、マダーやコチニールと比較すると褪せやすいという欠点があり、現代の絵画に使うには難在りということもあって、ここは冷静にスルーするべきであるかと。というわけで、少々粗のある解説動画になってしましたが、いろいろ課題が見えてきたような気はします。オマケ的にドラゴンズブラッドも紹介しています。絵画用途に向いているかどうかはわかりませんが、これは触れずにおれないところです。数年前、絵具メーカークサカベさんの工場見学に行ったときも、なぜかドラゴンズブラッドを見せてもらいましたので、やはりこれは見せないといけないものなのかと思います。

赤色編 第3弾

全編コチニールについて語っています。実は動画の方はかなりあっさり触れているだけで、本当は語り出したら切りがないわけですが、それは実際の使用や、染料の顔料化などについて触れる際に再び詳しく述べてみたいところです。実は顔料化等についても動画化してゆきたいのですが、なかなか体力が。どこまでできるかわかりませんが、よろしくお願い致します。

| 絵画材料 | 12:00 AM | comments (0) | trackback (0) |
コーパルに関する動画#3
様々の種類のコーパル樹脂についてマニアックに語っている動画の第3弾を公開しました。

実はずっと前に鳥越さんが編集を終えていたのですが、ここまでくると誰も興味ないだろうと思って公開を控えてもらっていました。が、そのままにしておくのももったいないので、年末年始のあまり人が居なそうな隙に公開しようという話になりました。まだ続きがありまして、3日連続で公開していく模様です。

ちょっと補足たい事項があります。ザンジバル島はかつてオマーン国が支配していた時期があり、それどころがザンジバルを首都に定めて、奴隷貿易、その他の貿易を行なっていたということですが、樹脂も大量に出荷されたことでしょう。ザンジバルは比較的小さな島です。興味深いのはマダガスカル島かもしれません。マダガスカル島はけっこう大きな島です。最近、生物進化についての本を読んだらそこでちょっとマダガスカル島に触れられていたのですが、マダガスカル島の森林の歴史は是非とも詳しく読んでみたいところです。そして、最近気になっているのは大陸の大移動です。超大陸パンゲアがバラバラになる当初の地図を見ていると、アフリカと中南米大陸はぴったりとくっついていたし、バルト海も近かったかもしれない。コーパルを出す樹木の進化に関係あるかもしれません。東南アジアはあんまり近くなったけど、あっちのコーパル樹木は属が違うし別ものなのでしょう。などと適当に考えたことを書いてみましたが、しかし、これらについて調べるような時間はたぶんないですね。



| 絵画材料 | 12:03 PM | comments (2) | trackback (0) |
ウェルドの種
海外で販売されているウェルドの種を入手しました。
ウェルド
国内のショップで販売されている種は何度か購入したのですが、どうしても発芽しなかったので、鳥越さんが、海外で買い物をするついでにということで、ウェルドの種も買ってもらいました。それが今届いたところです。これで発芽するかどうかは、試してみないとわかりませんが・・・。

ウェルドは日本ではほとんど知られていませんが、黄色い染料となる植物で、ヨーロッパで昔から使われていました。私はDaniel V. Thompsonの”The Materials and Techniques of Medieval Painting”を読んで以来、染料系の顔料について非常な関心を持つようになり、いろいろと試してきたのですが、まぁ、以前は、植物染料から作った顔料はあせやすいので、昔は丈夫な無機顔料が得られなかった色で仕方なく使っていたのだろうと思っていたのですが、この本を読んでからは、絵画で使用する植物染料(あるいは動物性の染料も含めてですが)、その世界の広大さに感銘を受けつつ、実際植物染料を使ってみたその色の魅力はひとくちでは語り尽くせないものがあるのですが、それはともかく、とりあえず、来年はこれを植えてみたいと思います。あと、植物染料の顔料について多大なアドバイスも頂いておりますので、顔料作りも試してみたいと思います。

| 絵画材料 | 11:55 PM | comments (6) | trackback (0) |

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