JISハンドブック 購入
用語を正しく使用したり、試験方法についての知識を得たりするために、JISハンドブックの「塗料」を通読するとよいのではないか。

などと考えまして、JISハンドブック 塗料 2009年版を買ってみました。

JISハンドブック30 塗料 2009年版

最新は2012年版だけれど、普通に買うとちょっとお高いので(1万円くらい)、古本で探して新品同様のものを千円強で入手。
新品同様というか、完全に未使用品の模様であるけれども、こんな状態のJISハンドブックが世の中に無数に埋もれていそうな予感。

一見退屈そうだけが、改めて中を見てみると、いろいろと勉強になって面白い。というか、拾い読みすればするほど、どんな材料解説書よりも真っ先に読んでおかなければならなかったのではないかと思ったりするのだが。なんだかんだで通読するのは、大半の部分は苦痛であろうけど、通読したら何かいろいろ基礎力みたいなものが付きそうな気がしないでもない。

できれば、「JISハンドブック 接着」も購入したいのだけど、安いのが見つからない。

| 書籍・雑誌・漫画・アニメ::美術 | 01:16 AM | comments (0) | trackback (0) |
ヴァイオリン制作に関する本を読む
絵画で使用する天然樹脂を、楽器制作用のお店で購入したりする人も居るのではないかと思われますが、私も何かしら買ってみたことがあったりしていながらも、しかし、ヴァイオリン製作のニスの用法自体については、それほど意識して知ろうとしていなかったので、ほとんど無知識状態であって、それもどうかと思うので、改めて億劫がらずに手に入る書物などに一通り目を通しておこうかなとふと思い立って、何冊か読んでみました。なお、絵画に活用できるかという視点、特にニスの材料に関する興味が先走りつつ読んでしまっているので、本に対するコメントはかなり斜めからの感想と言えるでしょう。失礼があるかと思うのでその点は予めお詫び申し上げます。

まずは、ヘロン・アレン著、尾久れも奈訳『バイオリン製作 今と昔』
http://shop.fstrings.com/etc.asp?id=951VM011
原書 Violin making as it was,and is は三部構成で、翻訳は第2部の部分だそうであるけども、ニスの部分は含まれているとのこと。

洋書ではJuliet Barker(著) Violin Making: A Practical Guideという本が、写真が多くてよさげだったので購入してみたけれど、ニスに関しては、塗り方を中心に解説されており、素材や処方に関して深くは書いてなかった。期待した物とは違ったけれども、実技書としては、ニスについて琥珀がどうこう言い出すような書物よりずっといいし、むしろ信用できると言えるのではないかと思う。実際、ストラディヴァリ等は当時の標準的なニスを買ってきて塗っていたという話の方がされることが多くなってきたように思うし。洋書はあまりにもたくさんありすぎて、資金的に全チェックは難しい。

川上昭一郎(著)『新技法シリーズ ヴァイオリンをつくる』美術出版社(1989/02)は、上記と同じく素材や処方よりは塗り方について説明が中心であるけれども、塗り方についてたいへん参考になるのでニスの部分は絵画関係者にも価値あるかもしれません。また、膠の部分も参考になるかと。

ところで、そもそもヴァイオリンという楽器自体に詳しくないので、まず手掛かりとして「ストラディヴァリ」という文字が含まれる本は手当たり次第に注文してみました。

横山進一(著)『ストラディヴァリウス』アスキー新書は、新書だけあってさらりと読めて、ストラディヴァリについて知ることができます。ストラディバリに関しては、これを最初に読んだのですが、これが最初でよかったです。トビー・フェイバー(著)『ストラディヴァリウス 5挺のヴァイオリンと1挺のチェロと天才の物語』白揚社 (2008/10)は、言い回しに少々仰々しいところがあって、ちょっと読み疲れそうな面がなきにしもあらずだけれども、様々なストラディヴァリウスについて知ることができてよろしいかも。無量塔蔵六(著)『ヴァイオリン』(1975年、岩波新書)という、やや古めの本も読んでみましたが、これはとてもいい本かと。ヴァイオリンに限らず、弦楽器全般について、あるいはヨーロッパの歴史全般についても勉強になります。

映像では『レッドヴァイオリン』という映画も観てみた。伊制映画の『ストラディヴァリ』という映画もあるらしいが、レンタルに無かったし、国内向けDVDが販売されている様子もなかった。

ヴァイオリン独奏が含まれる曲をこれまで幾度も聴いてきたけれども、演奏家が使っている楽器が何かということをこれまで意識してなかったから、今後はそういうのもちょっと意識して聴けるかもしれない。あと、ウィーンの古楽器コレクションを初め、これまで何度と無く訪れた各国の博物館で、名楽器が展示されてはずなんだけれども、知らないものは通り過ぎてしまうということで、ほとんど素通りしてしまっていたのが、残念であるが、また機会があったときは楽しみである。




| 書籍・雑誌・漫画・アニメ::美術 | 11:21 AM | comments (0) | trackback (0) |
『ルネサンスの演出家 ヴァザーリ』白水社
『ルネサンスの演出家 ヴァザーリ』白水社(2011/4/23)

ヴァザーリの列伝は非常に有名だけれども、著述以外の仕事について、個人的にそれほど詳しくは知らなかったので、何かそのことに関して書かれた本を読みたいとずいぶん前から思っており、しかしヴァザーリ自身について書かれた本というのは意外と少なくて、なかなかその機会がなかった。最近またネットをチェックしたら、2011年4月にヴァザーリに関する非常に分厚い本が出ていたようなので、さっそく注文。そしてざっと目を通してみた。字数が凄まじく、なかなか全部きっちり通読というわけにはいかなかったけど、論文集のようになっているので、興味のある部分を選択しつつ2/3ほどを読んだが、個人的には積年の欲求が満たされた感じで、大変満足でした。歴史の勉強にもなったし。お勧めです。

| 書籍・雑誌・漫画・アニメ::美術 | 11:43 PM | comments (0) | trackback (0) |
おはなし名画シリーズがなかなか良い件
■おはなし名画シリーズ
http://www.hakugado.co.jp/meiga.htm

今のところ、『ゴッホとゴーギャン』『クレー』『セザンヌとスーラ』『ミレーとコロー』『フェルメールとレンブラント』に目を通したところだけど、いずれもテキストが素晴らしく、読んでいると絵を描かずにいれれない気分になってくる。図書館の子供用図書室から借りてきたのだけど、地震で図書館が閉館しているため、続きは当面借りられない。図書館にアジャストされたような感じの本で、けっこうデカイので個人で買うのは躊躇われる。

| 書籍・雑誌・漫画・アニメ::美術 | 12:53 AM | comments (0) | trackback (0) |
アンヌ・ヴァリション(著)『色 世界の染料・顔料・画材 民族と色の文化史』
アンヌ・ヴァリション(著)『色 世界の染料・顔料・画材 民族と色の文化史』

この本は、地域や時代と色との関わりがメインテーマなのだけれども、素材の解説も差し込まれており、さらにその中に「調合法」なる欄があって、顔料・染料の作り方、使い方が書かれているのだが、そこがなんとも好奇心を刺激させられるものがあり、試してみたいと思ってしまうネタの宝庫であったりする。

実は3分の1くらいはすでにやったことがあるのだけど、多少切り口がちがっていたりして、いろいろ勉強になる。

まずは、虫こぶ(タンニン)と鉄のインク作りなどやってみたいかと。
色 世界の染料・顔料・画材 民族と色の文化史

「・・・耐久性に優れたこのインクのおかげで、古代末期以来の西洋の文書の大半がわれわれの時代まで残っているのです・・・」とあります。

個人的には五倍子(ヌルデの虫こぶ)を使って染色するのが好きで、年に3回くらいはやっているのだけれど、インクにして筆写材料にして使ってみるというのも、なかなか興味深い。


| 書籍・雑誌・漫画・アニメ::美術 | 10:18 AM | comments (0) | trackback (0) |

↑上に戻る↑  : 古い記事>>
累計
本日、昨日 集計結果
  
■NEW ENTRIES■
■RECENT COMMENTS■
■RECENT TRACKBACK■
  • 昔のキャンバスの木枠は意外とシンプルだったのか?
■CATEGORIES■
■ARCHIVES■
■PROFILE■
■POWERED BY■
BLOGN(ぶろぐん)
BLOGNPLUS(ぶろぐん+)
■OTHER■
■LOGIN■
現在のモード: ゲストモード
USER ID:
PASSWORD: