『ヴェネツィア・コード』なる映画を観る。
映画『ヴェネツィア・コード』2004

「ダ・ヴィンチ・コード」につられて観たわけではなくて、絵画が出てくる映画を探しているうちに発見して観たという次第。
美術品が出てくる映画を観ると、絵を描きたくなってくるような気分になるので、ときどきそういうのを観るわけです。

邦題は営業上の都合か、「ヴェネツィア・コード」なってしまったが、原題は"TEMPESTA"で、ヴェネツィアのアカデミア美術館に所蔵されるジョルジョーネ作『嵐』(テンペスタ)が盗難されるとか、贋作だったとか、そういうサスペンスである。鑑定士が登場し、顔料などのサンプルを採取して、真贋判定をするシーンが多々あり、興味深そうな感じであるが、その件に関してはいろいろとツッコミどころがなきにしもあらずで、そんなにリアリティは期待しない方がいいかも。

ところで、ジョルジョーネの「テンペスタ」は美術史家にとっては頗る重要な作品だけれど、絵画の技法面に興味がある人にとっては、それほど重要とは思われていないかもしれない。いや、ジョルジョーネは技法上でもけっこう重要であろうけど、世にいくつも出ている、テンペスタに関する本を開いても、個人的にはいまいち関心が持続しないというのが(飽くまで個人的には)本音っぽいところである。と言ったら怒られるかもしれない。しかしそれでも、映画の方はテンペスタの主題に絡む展開が全く無くて、そうなると、それはそれで物足りなかったりする。

| 映画 | 01:49 AM | comments (0) | trackback (0) |
映画『コンクラーベ 天使と悪魔』
1458年のローマ教皇選出選挙(いわゆるコンクラーヴェ)の様子を淡々と描いただけであるが、非常に面白い。後のアレクサンデル6世など、歴史上の蒼々たるメンバーが登場しており、なかなか歴史の勉強にもなる。屋外風景のCGなど見る限りではそれほど予算が多そうにも見えないが、全般的に色彩のセンスがよい。派手なシーンよりシナリオの勝利といった感じで、こういう映画は好きである。

| 映画 | 03:06 AM | comments (0) | trackback (0) |
『三大怪獣 地球最大の決戦』1964を観る。
セットを破壊しつつ突き進むキングギドラ、凄まじい迫力である。画面がシネスコなんで、ワイドモニタで観るとけっこう強烈である。惜しむらくはゴジラの動きがコミカル過ぎて、スケール感がないのが残念。キングギドラのシーンを除くと全体的に馬鹿っぽさが漂っている。東宝の大作『日本誕生』1959も、特撮は目を引くが、シナリオとかいろいろ残念な部分が多かった。

| 映画 | 10:11 PM | comments (0) | trackback (0) |
映画『クリスチナ女王』
クリスチナ女王 1933、米

17世紀スウェーデンの女王クリスティーナ(在位1632-1654)の映画ということで、歴史の勉強になるかと思い、借りてみた。
妙な感じの恋愛劇が主軸で、歴史の動きとみたいなものはほとんど感じられないけど、まぁ、いいんじゃないでしょうか。

| 映画 | 10:31 PM | comments (0) | trackback (0) |
DVD 映画『覇王伝アッティラ』を観る。
アッティラ王の映画が制作されるとは。。。しかも、わりと良く出来ている。フン族はモンゴロイドの方がよかったのでは?ってのはあるけど。

参考:フン族のアッティラ
http://ja.wikipedia.org/wiki/アッティラ

wikipediaを読んでいたら、西ローマ帝国側のアエティウスの方は、ヘンデル等がオペラを作曲しているらしい。HMVで検索したら、CDもちゃんと出ている。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/3539597

| 映画 | 09:28 PM | comments (0) | trackback (0) |
映画『ロスト・キングダム スルタンの暦』を観る。
映画『ロスト・キングダム スルタンの暦』
制作年:2005年  制作国:アメリカ
http://nttxstore.jp/_II_D112704732

ウマル・ハイヤームの物語。原題は The Keeper:The Legend of Omar Khayyam なのだが、「ロスト・キングダム スルタンの暦」ってヒドい邦題っすなぁ。映画自体はちょっと微妙だが、珍しい題材だし、世界史好きなので、最後まで観てしまった。11世紀と現代の物語が交互に進んでいくが、現代のストーリーとからめるというのは、『サマルカンド年代記』なる本からの影響があるようである。そのうち読んでみたい。

ちなみに、ウマル・ハイヤームの「ルバイヤート」は学生時代に古本屋で買って読んだ記憶があるが、印象に残っているのはまえがき部分だけだったりする。いつも思うのだが、外国の詩を翻訳したものは、妙に格調が高すぎて、意味がよくわからないことが多い。
青空文庫に全文が載っていた。
http://www.aozora.gr.jp/cards/000288/card1760.html

| 映画 | 09:55 PM | comments (0) | trackback (0) |
映画『カストラート』を観る。
映画『カストラート』1994年、ジェラール・コルビオ監督。

バロックオペラに欠かせないカストラート(去勢された男性歌手)について知る上でたいへん参考になると、岡山暁生(著)『オペラの運命』同『西洋音楽史』にて繰り返し紹介されていたので、これは観ておきたいと思っていた。
しかし、DVDは廃盤らしく、中古市場もプレミア価格となっている。レンタルサービスも検索してみたが、取り扱っているところは皆無に近い。唯一、楽天レンタルに在ったので、さっそく利用登録。うまくいけば無料体験期間中に視聴して、そのまますかさず休会とかで済ませられるかも・・・、などとこっそり目論んでいたが、競争率が高いのか在庫が少ないのか、なかなか手元に届かず、いつの間にか半年が過ぎていた。観たいのか観たくないのかいまいち自分でも分からないようなアニメを多数借りて過ごしているうちに、オペラとかどうでもいいや的気分になってきて、映画のこともほとんど忘れかけた頃に、ふいに届いた。興味が失せてるときに映画一本観るのって億劫だが、でも、実際確かにその当時の時代背景とかに興味があると、なかなか面白い映画ではある。純粋に映画としての出来映えは(『王は踊る』なんかにと比べると)、そんなにいいもんでもないとは思うが。

| 映画 | 12:33 AM | comments (0) | trackback (0) |
映画『女優マルキーズ』を観る。
女優マルキーズ
仏伊西、1997年

『王は踊る』同様、モリエール、リュリ、ルイ14世など、フランスバロック宮廷メンバー総出演で、当時の舞台芸術の様子を忍ばせる。ルイ14世のウンコ受けが出てくるなど、『王は踊る』に比べて登場人物があまり美化されておらず、画作りの再現性という面では、かなりレベルが高い感じがするが、逆にストーリィがちょっとそれはあり得ないんじゃないかなぁ、いかにも映画だなぁって気がしたんだが。時代の再現に力点を置きすぎて、脚本の練りが甘かったのかもしれない。でも、個人的には、映画を楽しもうとか最近あまり思わなくなったので、当時の劇場の様子などが再現性の高い映像で観られるという点で、なかなか良かったかな、と。

| 映画 | 03:44 PM | comments (0) | trackback (0) |
映画『トリスタンとイゾルデ あの日に誓う物語』 2006、米
http://movies.foxjapan.com/tristanandisolde/

冒頭にちょっとだけ媚薬みたいなのが出てきて、ああ、これが後に悲劇を生むあの媚薬か、って思ったら結局媚薬は使われずに、普通に恋愛感情が進行する話になってた。その他、話の筋は現代人向けに変更されてて、ベースとなっている中世の悲恋物語とは異なる部分も多いけど、しかしまぁ、実写映画で竜退治とか、媚薬で恋愛とかやっても、かえって不自然に映るだけなので、制作側としては真っ当な判断か。それにしても、プロットというか物語の進行の仕方が実に素直で、話の筋がとてもわかりやすい映画だった。

| 映画 | 07:57 PM | comments (0) | trackback (0) |
映画『王は踊る』を観る。
映画『王は踊る』
ベルギー・フランス・ドイツ合作、2000年制作
http://www.tv-tokyo.co.jp/telecine/cinema/ou/index.html

リュリが主役ということで以前から観たいと思っていた映画だけれども、レンタル屋になかったのでDVDを購入。
皆川達夫(著)『バロック音楽』及び岡田暁生(著)『西洋音楽史』などを読んでから観るべし。
そして、DVD 歌劇『ペルセ(ペルセウス)』とかも観るべし。

| 映画 | 10:00 PM | comments (0) | trackback (0) |

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