2012,09,09, Sunday
交響曲大好きだが、日常の作業用BGMとしてフルオーケストラの曲を聴くのは疲れるというわけで、ピアノ編曲版を探して聴き渡っているという話は既に何度もしているけれども、最近もいくつかCDを買ってみました。
まずは、ショスタコーヴィチ:交響曲第5番(4手ピアノ版)、シューベルト:グラン・デュオ グラウ・シューマッハー・ピアノ・デュオ いかにもピアノ風といいますか、優雅すぎて迫力に欠けるような。他の曲ならいざしらず、ショスタコーヴィチの5番だとこれじゃない感が漂います。 つぎに、ニコライ・ペトロフの芸術(ムソルグスキー:展覧会の絵、ベルリオーズ:幻想交響曲(ピアノ版)、他)(3CD) 3枚組CDで、いろんな曲が入っているのですが、注目はベルリオーズの幻想交響曲。交響曲というジャンルなら大概の曲が好きなんだけど、苦手なものもあって、有名どころではベルリオーズの幻想交響曲あたりがいまいちよく分からない。交響曲というジャンルが好きというよりは、むしろ標題音楽が苦手ということだったのかもしれない。ただ、いい演奏に巡り会ってないだけかもしれないので、いろんな角度から聴いてみるといいんじゃなかなということで。第5楽章などはピアノの方が好きかもしれない。 シベリウス、ジャン(1865-1957)交響曲第2番、第5番(ピアノ版) ヘンリ・シーグフリードソン これは、今回買ったCDの中ではダントツで良かった。交響曲のピアノ編曲演奏は、プロのピアニストの演奏だと、上品で優雅になりすぎてつまらなくなってしまうことが多いのだけれども、シベリウスは繊細さも問われるわけで、そういうのがうまくはまったりするように思える。特に5番の第一楽章が素晴らしい。できれば7番のピアノ版も発見したい。 |
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