ポプラの成長が非常に早い件
染料や支持体等、絵画に使われた植物を植えまくっていたわけですが、ポプラが成長が異様に早くて困ってます。

2014年3月頃に苗を購入したときの写真です。
ポプラ

2014年6月頃、無事根付いて葉も出てきたようなところです。
ポプラ

2014年9月頃、どんどん伸びてくるなぁと思ってた頃ですが。
ポプラ

現在(2015年8月)、前の写真から1年でこれくらいになりました。
ポプラ

非常に小さい苗を買ってから、1年半くらいでこんなになるんですね。
これはちょっと、このままにするか、どこか別の場所に植え直すか、それとも処分してしまおうか、検討せねばなりません。


| 絵画材料 | 12:40 AM | comments (6) | trackback (0) |
早っ!!
ポプラ材ってあんまり見かけないので支持体としてどんなものか検討したことがありませんが、このブログを拝見してウィキで見たら、緻密さや強度が劣るってことですが、昔はなんでポプラにも描いてたんですかね。
手に入りやすいとか軽いとかでしょうか?
| 古吉  | EMAIL | URL | 2015/08/10 07:42 AM | 5rgfkfy. |

こんにちは。

中世~ルネサンス期のイタリアの板絵はみんなポプラを使っているようですが、確かになぜポプラばかりつかっていたのでしょうね。
機械類や物流が現代とは全然違う条件だったと思うので、ちょっと簡単には想像しにくいところです。これだけ早く育つと、成長の早さも利点のひとつだったかもしれないと思えてきます。ちなみに、和紙の原料の楮もすごい早さで成長してます。
| まつかわ | EMAIL | URL | 2015/08/10 07:34 PM | ucriX/2o |

推測ではありますが、古吉先生と松川先生が記されていることに同感です。
ヨーロッパは日本ほど森林資源に恵まれていなかったと思われます。
そのような中でもポプラは成長も早く、木材としても加工しやすいため、使われたものなのでしょう。
手に入りやすく、加工しやすく、軽いことが芸術家工房でも使いやすかったのだと推測されます。

蛇足までに
現在のキャンバス用木枠に多い桐材も、成長が早く、加工しやすく、軽いことが使われる利点です。
渋が多いため、渋抜きをする必要もありますが、渋の成分のおかげで腐りにくいようです。
| Bambook | EMAIL | URL | 2015/08/10 10:39 PM | tag6kEg2 |

松川様 Bambook様

レス有難うございました。
そんなに成長が早いと材木にした時に反りとかもひどいんじゃないかと想像しましたが、ポプラ材について「乾燥は容易で問題なく行う事ができます。また、乾燥後の狂いも殆ど見られません。」との記事がありましたので、やはり木材の少ないヨーロッパでは、これほど成長の早い木は重宝したんでしょうね。
北方だとオークとかよく使ってるかんじですが、イタリアではポプラが手に入りやすいんですかねえ。
| 古吉  | EMAIL | URL | 2015/08/10 11:26 PM | 5rgfkfy. |

古吉様、bambook様

こんにちは。話が面白くなってきましたね。

ポプラは毎日はっきりわかるくらい伸びて、写真よりまた一回り大きくなり、ご近所にも迷惑そうに思えてきたので、ところどころ切っています。楮は生長も早いのですが、株分けして簡単に増やすことができます。枝を折って地面に挿すだけでもほとんど失敗無く根を張って木に成長します。ポプラも苗を植えて簡単に育ったので、やはり生産性というのは大事ですね。

ヨーロッパでもアルプスより北の方は、中世~ルネサンスぐらいの時代にはまだ比較的森林資源が豊富だったかと思います。古代にはアルプス以北はほとんど暗い森だったそうです。イギリスのストーンヘンジまわりは今は草原になっていますが、かつては深い森だったそうですね。中世盛期以降開墾が進み、あるいはガラス作りの燃料や、炭作りなどに消費されてどんどん減ってゆくのですが、その様子は『ドングリと文明』『ガラスの技術史』などでも読むことができます。古代からすでに森林を管理していい木材を得る知識もあったようですが、やはり森林は減ってゆき、キャンバスから板絵に切り替わる頃にはやはりいい木材が減っているということもあったかもしれません。絵画との絡みで木材を論じた本は呼んだことがないので推測ですが。

イタリアはもともと北ヨーロッパよりは木材には恵まれていなかったようです。ジェッソを塗る前に板に布を貼ったり、節を金属板で塞いだりなど、平らな支持体に加工するのも大変だったようですが、その様子は確か、Italian Painting Before 1400という本に写真付きで載っていたように思います。成長の早さや軽さ、柔らかさと、反りなどの問題は我々が想像するのとはちょっと違うかもしれません。オークでもやっぱり反るようですし、オーク独特の木目の水平方向の伸縮で出てくる油絵のヒビは、イタリアの板絵と比べても見た目にずいぶん影響しているかなと思うこともあります。
| まつかわ | EMAIL | URL | 2015/08/12 01:43 PM | ucriX/2o |

そういえば板の種類で入るヒビが違うって、意識した事無かったですが、
板選びには重要ですね。
松川さんみたいに実際に素材を手に入れたり育てたりすると、色々気付かされて面白いですね。
Bambookさんの研究のように、絵画技術や画材を当時の経済や環境から
詳しく説明された本を読みたくなりました。
| 古吉  | EMAIL | URL | 2015/08/14 08:09 AM | 5rgfkfy. |











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