桜井俊彰(著)『イングランド王国前史 アングロサクソン七王国物語』
桜井俊彰(著)『イングランド王国前史 アングロサクソン七王国物語』2010/10

アルフレッド大王についての本はそこそこ見かけるものの、その前の七王国時代をメインにした本は少ないと思います。これはたいへん読みやすく書かれており、一般向けの書であることをしっかり意識して構成されているので、とにかくわかりやすかったです。取り扱う時代が非常に古いため、美術とはさほど関係なさそうに思われるかもしれませんが、初期中世美術の重要な品であるケルズの書や、リンディスファーンの福音書などが作られた時代のブリテン諸島の様相を窺い知ることができるという点では、大いに関係あるかと思います。これを読んだうえで、改めてリンディスファーンの福音書について見たり読んだりすると、すげぁなぁと感じます。

ついでと言ったら失礼ですが、思わず以下の2冊も立て続けに読んでしまいました。
・アッサー著『アルフレッド大王伝』(中公文庫)
・高橋博(著)『アルフレッド大王 英国知識人の原像』(朝日選書)
いずれもとても面白かったです。順番としては、最も親切に書かれている『イングランド王国前史 アングロサクソン七王国物語』から先に読むことをお薦めします。


| 書籍・雑誌・漫画・アニメ | 12:26 PM | comments (2) | trackback (0) |
この文献も古書でしか入手できないのですね。
興味深いのでAmazon経由で発注します。

市民革命や産業革命に至る歴史を学んでおります。
画材や色材の工業生産に至る過程や、英国における印象派絵画の受容過程などについて精査するためです。

以下のようなもの読む予定です。
E.J.ホブズボーム 「市民革命と産業革命―二重革命の時代 」
http://www.amazon.co.jp/dp/4000009923
| Bambook | EMAIL | URL | 2015/10/03 08:40 PM | Idb0V30w |

Bambook 様

ご研究進んでいるようで何よりです。
「画材や色材の工業生産に至る過程・・・」ですか。その方面ですと、衣類などにも使われるような合成染料の歴史も気になるところですね。世界初の合成染料はモーブかと思いますが、そのあたりは実験を体感してみたいところでもあります。

それから、ゴッホの伝記によく登場するタンギー爺さんという人が売っていた絵具がどんなものかというのが前から気になっております。もし、何か資料を見かけたときは教えて頂けると嬉しいです。

本はいろいろ読んでいるのですが、身の回りにはそれについて話をできるような相手もそうそう居ないので、まめにブログに書き込んでいこうかと思います。
| まつかわ | EMAIL | URL | 2015/10/06 12:52 AM | ucriX/2o |











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