メガドライブ版アドバンスド大戦略をプレイする。
大戦略の歴史に燦然と輝く名作であるところのメガドライブ版アドバンスド大戦略であるが、発売当時はメガドライブ持ってなかったのでプレイできず、ここ2、3年でハードオフのジャンクコーナーでソフトやらマニュアルやらを入手、さらにヤフオクで公式ガイドブックを落札などして、どうにかプレイする環境は整えたが、時間がなくてじっくり遊んでいなかった。でも、久々に『ぷよぷよ通』なんかを遊んだついでに、なんとなくアドバンスド大戦略も始めてみたら、やっぱスゲー面白れぇと感動しつつ、3日間ぶっつづけて遊んでしまい、あっという間に時間が経ってしまうことに恐怖したわけである。Windows版のアドバンスド大戦略98は既に体験済みで、グラフィックや操作性ではWindows版の方がずっといいだろうと思っていたが、そんなことはない。MD版の方がドット絵としてシンプルで視認性が良く尚かつ美しい。家庭用ゲームのコントローラーでありながら操作性も良い。もしかしたら、マウスより楽かも。思考時間の長さが指摘されるが、8801版のキャンペーン大戦略をプレイした身にとっては、1時間や2時間の思考時間に違和感はない。ともかく、遊び始めた瞬間にこれは一生これ一本だけ遊んでも充分した人生となりえる奥深さを持ったゲームだと悟った。しかし仕事も溜まり読まねばならぬ本も溜まり制作も行なわなければならない身で、もはやそれも叶わぬ。よって1回のキャンペーンでも、できるだけ多くのことを吸収するべく、できるだけ多くのシナリオを通過するように、公式ガイドを目を皿のようにして見つめながらプレイすることとなった。

キャンペーンの最初のシナリオは、ポーランド進攻計画だ。「ケースホワイト」、ドイツ語でファル・ヴァイス。歩兵や戦車の動かし方を覚えるためのマップのようだ。独軍側にはPzkwIA(ドイツ1号戦車A型)及びPzkw35t(チェコ製LT-35戦車)が配備されている。対するポーランドは騎兵と軽戦車である。ドイツの1号戦車と言えば、ベルサイユ条約の制限下において農業用トラクターという名目のもとに開発された練習用という位置づけの軽戦車であったが、電撃戦の主力になるはずの3号、4号戦車の生産が遅れたために、実戦で使用されることとなったとかいう経緯を本で読んだ。1号戦車では戦車相手にはあまり役に立たないから、騎兵の相手をさせた方がよい(経験を積めば軽戦車も倒せるが)。このときに実際に主力と言ってよい役割を果たしたのは併合したチェコが開発していた35tや38tであり、敵の戦車の相手はこの35t戦車(Pzkw35t)にさせることになった。という感じで妙に史実が再現されている。実際、3号および4号戦車の不在を補って初期の主力の役割を果たしたのは35t戦車、38t戦車であったというし。初期のシナリオでは、あまり兵器が進化しないうちにクリアしてしまうと、次のマップで苦戦するそうなので、じっくり時間をかけて敵を潰していった。ビョートルクフ、ラドムホウイモウなどのシナリオを通過してゆくうちに、航空機なども登場するようになり、順番に兵器の使い方を覚えてゆけるあたりは、家庭用ゲーム機のシミュレーションゲームとして良く考えられていて好感度が高い。シナリオ「ワルシャワ」あたりでは、戦闘が本格的になってくる。とにかく、航空機での索敵が非常に重要で、それを怠って迂闊に陸上兵器を進行させると痛い返り討ちに遭う。まずは制空権というあたりがリアルである。また天候が悪いと陸上兵器の足が極めて遅くなり、航空機での爆撃もできなくなる。全く進めないこのジレンマも、現実と同様だったことだろう。とにかく、本で読んだ第二次大戦の様々な要素が再現されているのが凄いわけであるが、しかし、思わず索敵を「初級」、天候を「OFF」にしてしまった。なんというか、敵のコマの進め方を見つめるのも、大戦略の楽しみのひとつのような気がして。ともかくも、戦闘機、爆撃機が揃い、1号戦車は2号戦車へ、そして3号戦車も生産可能となり、「ワルシャワ」マップを攻略したあたりで、夜も明けてきたので、いったん寝ることにする。
で、最初の難関と言われる「ノルウェー」のシナリオに入ったわけだが、フィヨルドの沿岸を進むのに手間取りつつも、なんとか制限ターン内に攻略して次のシナリオ「フランスソンム」へと進む。ようやくヨーロッパの全体像が垣間見えるマップになった。ソンム河畔での戦いと言えば第一次大戦の塹壕戦が有名である。膠着状態と化した塹壕戦で大規模な戦闘が行なわれ、英仏独軍それぞれを合わせた損害は100万人を越えたというが、塹壕戦の膠着状態にはほとんど変化は無かったという、第一次大戦の西部戦線を象徴するような戦いだった。第一次大戦の塹壕戦で辛酸を舐めたフランスは戦後、ドイツとの国境沿いにマジノ防衛戦という防衛ラインを構築する。ドイツ国境沿いに強力な要塞を多数設置するが、ベルギー国境にはこの要塞は作られなかった。第一次大戦で、独軍はベルギー経由でも攻めてきたというのに。結局、次の大戦が始まるとベルギー側から侵入され、マジノ要塞は有効に機能しなかった。それはともかく、このマップをプレイしている間に、公式ガイドを読んでいて気が付いたのだが、「ソンム」のマップをやっている時点で、どうも「バトルブリテン(バトル・オブ・ブリテン)」にはゆけないらしい。バトル・オブ・ブリテンがなかったら、第二次大戦の意味半ば無しではないか。「ワルシャワ」マップで通常勝利、あるいは「ノルウェー」で大勝して「テイチショコク」というベルギー・オランダのシナリオへ行き、そこからマジノ要塞に突っ込むマップやらないとバトルブリテンに行かないようだ。とりあえず、この時点で、いったんゲームは一休みにすることにした。このまま進むか、最初からやりなおしてみるか、とりあえずどう考えても1回のプレーでは極められん。3回はやらんとな。


| ゲーム | 10:05 PM | comments (0) | trackback (0) |










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