青木健(著)『アーリア人』(講談社選書メチエ)
青木健(著)『アーリア人』(講談社選書メチエ)

白人優位主義のアーリガン学説ではなくて、歴史上実在したアーリア人、特にイラン系アーリア人が中央アジアから出発して、各方面に分岐していった各集団をを定住民、遊牧民含めて網羅的に解説した本です。我々は世界史、特に古代史について読むときは、古代ギリシャ・ローマ視点で追ってしまいがちですが、あるいは同じユーラシア大陸でも真逆側の中国文明視点から見るような感じになってしまうかどちらかと思いますが、それはたぶん歴史を記述するという文字資料が両者に豊富だからなのでしょうけれども、まぁ、中近東でも今のイラクあたりまでは粘土板の文字資料が多いわけではありますが、イランあたりから中国にかけてはやはり少ないんでしょうか。世界を勉強するときに、中央に謎の地帯があるような感じはしていたものです。知ったような気分になっていただけで、まだまだ知らないことが多々あるものだと、改めて思い知りました。読後感としては、あまりにも多数の固有名詞が出てきて、ほとんどは覚えられないか、間もなく忘れてしまいそうですが、なんとなくの流れなどはわかたような気がします。あと、世界美術全集のグレコ・バクトアの巻とか、あんまり気にしてなかったのですが、そういうことだったのかと知ってみると、なかなか興味深いものに思えてきて関心が深まりました。

| 書籍・雑誌・漫画・アニメ | 10:23 PM | comments (0) | trackback (0) |










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