『求道の画家 岸田劉生と椿貞雄』展(宮城県美術館)
『求道の画家 岸田劉生と椿貞雄』展(宮城県美術館)行ってきました。

岸田劉生
油彩画だけでもかなりの点数で、麗子像も著名なものが並んでおり、オーラ放ちまくりでありました。

岸田劉生
劉生作「古屋君の肖像」は人間の皮膚の生々しさどころか皮脂の滑りと臭いまでも感じさせる存在感。これは国立近代美術館で毎度見ておりますが、宮城県民はこの機会にご覧になっておくべきでありましょう。

劉生の自画像は多いけれども、「椿君に贈る自画像」は、黒い帽子の自画像と並んで良い出来だなと思います。
劉生
自画像を贈るという行為自体が生々しいと言えなくもないところですが。

岸田劉生は個人的に日本の洋画家の中では最も尊敬している人物なのですが、特に静物画には特別な関心があります。
岸田劉生
劉生の語る存在神秘が形而上学的なものかどうか、それはともかくとして、「物が在る」という存在の驚異を感じさせる静物画というのはそうあるものではありません。存在の驚異と静けさが同居している美しい絵ですが、存在について考えると非常に恐ろしいとも言える絵です。

今日日のグラフィカルな絵画と違って本物を目にしなければ伝わらない絵画であり、これこそ美術館に足を運ぶべき展覧会と言えるでしょう。椿貞雄についても言及したい作品が多々あったのですが、画像がなかなか見つからず。しかし、椿の生き方というか、劉生への傾倒もよくわかる感じで、とても良い構成の企画であると思いました。これは会期中に改めてまた行きたいところです。

※ちなみに非常勤講師をやってる高校の美術部員と行ったのですが、高校生は興味持たないかもしれないと心配してたのですが、すっごい見てたのでほっとしました。

| その他 | 09:10 PM | comments (0) | trackback (0) |










http://www.cad-red.com/blog/jpn/tb.php/1437

↑上に戻る↑ <<新しい記事 : 古い記事>>
累計
本日、昨日 集計結果
  
■NEW ENTRIES■
■RECENT COMMENTS■
■RECENT TRACKBACK■
  • 昔のキャンバスの木枠は意外とシンプルだったのか?
■CATEGORIES■
■ARCHIVES■
■PROFILE■
■POWERED BY■
BLOGN(ぶろぐん)
BLOGNPLUS(ぶろぐん+)
■OTHER■
■LOGIN■
現在のモード: ゲストモード
USER ID:
PASSWORD: