テンシュテットEMI録音ボックス(CD14枚組)を聴く。
4月から勤め先が変わって、自家用車で片道55分かかるようになったので、その間に、買いためていたBOX CDセットなどを順次聴いていくことにしました。何しろ往復2時間ですから。仙台の町中は常日頃から渋滞しており、私がこどもの頃からずっと渋滞で、その後数々の道路ができてもやっぱり渋滞しているということは、きっとそれだけ繁栄しているということで、まぁ、東北の他都市の状況から考えたらきっといいことなんでしょう。ちょっと疲れますが。それはともかくとして、ここ数年、紙ケースに入った輸入盤ボックスセットが大変安価に売られているので、思わずぽんぽん買ってしまうけれども実際にはほとんどケースから出しもせずに積まれてゆくという状況であって、これもなんとかしたいとは思っているところで。私が学生の頃はクラシックのCDもめっちゃ高くて種類も少なくて、3000円くらい出して買った1枚のCDをひたすら熱心に聴き込んだものですが、最近は3000円で10枚以上入ったBOXが買えて、そして、ヘタすると開封もせずに積み上げられていくという嘆かわしい状況ですが、昔に戻りたいと思ったことは一度もないです。

まずは、指揮者クラウス・テンシュテットのEMI録音ボックス(CD14枚組) Klaus Tennstedt - The Great Recordingsというのを聴き通してみましたので、印象に残ったものをコメントしておきたいと思います。
CD1:ベートーヴェンのエロイカ、第3楽章がよかったです。ふつうスケルツォはそれほど重要視されることはなさそうな感じですが、これはなかなか立派なスケルツォであり、個人的は初めてこの楽章の素晴らしさを実感した感があります。
CD2:ベートーヴェンの田園ですが、これは素晴らしい。私は初めて田園の素晴らしさを知った、という感じがします。特に4、5楽章がとても良い。ドラマチックな中にも交響曲的な美しさもありで、数多ある田園の録音の中でも一押しと言えるでしょう。
CD5:ブルックナーの交響曲第4番ですが、第1~第2楽章は私が聴いた中ではベストと言える演奏かと思いました。3楽章以降はケルテスの方がいいかなぁと思いますが。
CD6:ブルックナーの8番。これは以前から聴いており、個人的にこの曲で最もよく聴く録音であって、けっこう万人にお薦めと言えます。
CD9:これはR・シュトラウスの交響詩ツァラトゥストラかく語りき、及び死と変容などが収められていますが、いずれもいい演奏です。死と変容はけっこう感動的でした。
CD11:ワーグナーの管弦楽曲集、主に各オペラの序曲ですが、中でもローエングリンが気に入っています。トリスタンとイゾルデの序曲がなかったの残念です。なお、指輪のハイライト管弦楽曲集もありましたが、これは個人的には期待が大きすぎたせいもあり、ちょっとガッカリでした。テンシュテットのテンションで全曲演奏など聴いてみたかったところですが、存在するのでしょうか。
CD12:メンデスゾーンの交響曲第4番イタリアですが、この曲はもともとあんまり好みではなかったのですが、この録音を聴いてちょっといいなと思いました。
実はテンシュテット自体を知ったのが数年前であり、そんなに詳しくないのですが、まだ知らない方がおりましたら、このBOXは大変お買い得と言えるでしょう。テンシュテットはマーラー指揮者として知られているようですが、私はマーラーはあまり聴いてこなかったので、この機会にテンシュテット指揮のマーラーのBOXの方も買ってみようかと考えております。


| 音楽 | 10:58 PM | comments (0) | trackback (0) |










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