小学館 西洋美術館の「ギリシア・ローマ」読了
小学館『西洋美術館』全1199ページはふつう通読するようなタイプの本ではないかもしれませんが、最初のギリシアから順に読み進めております。ギリシアとローマの箇所を読み終わり、現在はヴィザンチンあたりをうろうろしています。ギリシアはなかなか面白かった。ギリシア美術史通史を一通り充分に紹介しつつも、普通の美術史では素通りしてしまいそうなところもしっかり取り上げており勉強になりました。それに比べてローマは寄せ集め的でまとまりに欠けるような気がしたのですが、これはローマ美術では仕方のないことかもしれませんが、美術史というよりは世界史的な説明になって、世界史図録を見ている感じになってしまったのはやや不満がありますが、でもいずれにしても読み物として大変面白いと言えるでしょう。しかし、これは初心者用のような体をしておりますが、各項目の様々な本を読んでいたら面白いかもしれませんが、いきなり読んでも意味不明かもしれないという心配はなきにしもあらずという心配はあります。まぁ、しょうがないところですが。しかし私は小学館の世界美術大全集全28巻を入手済みなので、そちらも通読しなければと思っているのです、何年かかるのかわかりませんが。ギリシアの2巻はちょっと見てるだけでも素晴らしい出来映えですが、ロマネスク、ゴシックも充実しているし、ロココに関するものはそもそも真剣に取り扱った単行本の少ないので、貴重な情報源でありましょう。ところで時間の空きをみて、一部営業再開された県図書館に行ってきましたが、鶴岡真弓(著)『「装飾」の美術文明史』を読んでから北方叙事詩への関心が再燃してとりあえず手始めにベオウルフの翻訳を一通り借りてきてみました。ベオウルフはサトクリフか何かの翻案版しか読んだことがなかったわけで、もうちょっと真剣に読んでみたいかな、と。どの訳がいいかなという感じでさらっと確認したかっただけではありますが、だいたいベオウルフの訳など開架には置いてないわけで、書庫からリクエストするわけですが、閲覧席が閉鎖中なので出してもらったら自動的に貸出みたいな状況なのであります。とりあえず借りてくるしかないわけですが、いろいろ見てみてはみるものの、どうも叙事詩の日本語の訳というのが、古そうな言い回しに訳しているわけですが、「それがし」はなんちゃらとかいう武士・侍みたいな語りがどうも洋物の訳に合ってないような気がして苦手でして、西洋叙事詩のほとんどの翻訳に馴染めないところがあり悩みの種ですが、ベオウルフもどれを買ったらいいかは保留中です。一応トールキンによる散文訳途中みたいなものは注文してあります。

| 書籍・雑誌・漫画・アニメ | 03:17 AM | comments (0) | trackback (0) |










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