西洋随筆大家、プルタルコス、セネカ、モンテーニュ、パスカルについて読む
たまたま図書館で見つけまして、鷲田小弥太(著)『ローマ人の処世術 人生の苦しみに負けない言葉』なる本を読みました。プルタルコスを中心にローマの哲人達の言葉を紹介しつつ著者の人生訓が述べらるという、内容的には軽めの人生訓随筆書のような本です。内容は共感するものもあれば、それはどうだろうかという箇所もありますが、それは各人の環境や経験によって違うかとは思います。マルクス・アウレリウスについての評価が辛いのですが、あれは文字通りにとらえなくてもよくて、自己を奮い立たせる文言くらいに受け取って生きてゆくという活用方法でよろしんでないかな、とは思うのですが、しかしそのようなことは置いておくとして、個人的は本書の序文あたりで解説されている古代ローマからの西洋随筆文学の系譜のようなものがたいへん興味深かったのです。思わずモンテーニュやパスカル、セネカなどに関する諸々の本を注文してしまいました。その後よくよく確認してみると、本書で述べられていたことは特別なことでもなく、西洋随筆系譜としてはそれなりに常識だったようではありますが、私はこの辺に無学だったということで、今回勉強になったということなのでありましょう。プルタルコスについては列伝のイメージしかなかったので、その点においても、視野が広がりました。もっとも私はまだ列伝を読んだことがないので、そもそも勉強不足なのでありますが、だいぶ前から世界古典文学全集のプルタルコス巻を枕元においているのですが、優先順位がなかなか回ってきておりません。現在はヨハネ文書を読み進めているところですが、優先順を付けると、自分としては西洋美術にダイレクトに影響がありそうなものを優先しなければ、というような考えもなくはないので、後回しになってしまうところです。でもこの機会にちょっとだけ西洋随筆系譜をたどっておきたいなと思い、モンテーニュについて書かれた本、宮下志朗(著)『モンテーニュ 人生を旅するための7章』を購入、届いてすぐに目を通しました。形而上哲学書と違って素早く読み終えられるます。こちらはエセーを解説、紹介している本ですが大変面白いです。モンティーニュの頃の時代の情報源としても役立ちそうなところがあって、さらに買わなければならない文献が増えてきてしまいます。他にはパスカルとセネカも押さえておかねばならぬであろうと思いまして、山上浩嗣(著)『パスカル『パンセ』を楽しむ 名句案内40章』を読んでるところです。さらに中野孝次(著)『ローマの哲人 セネカの言葉』も購入しました。

| 絵画材料 | 11:55 PM | comments (0) | trackback (0) |










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