カラムシから繊維を取る、その2
カラムシの話の続きです。コウゾと手順が似ていて、頭のなかがごっちゃになりそうですが、太めの茎の植物から繊維を得る方法は似てくるのかもしれないし、応用でその他の植物もいける可能性があるともいえるのでしょう。さて、前回はカラムシの皮を剥いで、水に浸したところまでゆきましたが、今回は一晩水に浸けたものを取りだしたところから記することになります。

こちらが一晩水に浸したカラムシの外皮です。

まるで昆布のように見えますが。

この状態で、金属板などを使って、緑の部分をそぎ落とします。

手頃な道具がなかったので、私は包丁でやることにしました。本来もっと相応しい道具があるかと思います。

包丁の刃だけでなくて、あちこちをうまくつかって刮ぎ落としてゆきます。

どこまで剥がせばよいのか今の私にはわからぬところですが、できるだけ白く綺麗な繊維質だけ残るように努めました。しかし、この個体はなんかちょっと赤い染みみたいなのが多くて、ちょっと汚い感じになっておりますが、そういうものかもしれません。

そして、干しておきます。

真ん中の個体は色が綺麗ですね。太い茎の方が皮を剥がしやすいのですが、あまり年取り過ぎた茎の皮は染みや節が多くなるということもあるかもしれません。まぁ、製糸などしてみないとわかりませんが。

| 絵画材料 | 12:45 AM | comments (0) | trackback (0) |










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