2022,09,08, Thursday
こちらの風景画、細部の枝葉を描き始めたところです。
![]() 細部の描写ということもあって、ここから大変なのですが、0~2号の筆を買い集めて最適なものはないか試してみることにしました。 ![]() 油彩筆は笹部洋画材料店が良心的な価格設定なので、注文できるものを全て全種買ってみました。ちなみにラウンドだけです。基本的にラウンド派です。たまにフィルバートも使いますが、概ねラウンドです。 しかし油彩画筆というのは、先端が細くて、中央部は太くなっている構造の筆先が通例でして、細い枝を描いたりするときに向いてないような気がして、そこがちょっと不満です。アクリル画用の筆とかなら、先から根元までシュッと細くなってるのが多いのですが。しかし私はプラモデル用の筆を使ってみることにしました。 ![]() こちらは田宮模型のモデリングブラシHF 面相筆 細 Item No 87049、軸は短いものの、画用筆と比べるとリーズナブルです。今のところ気に入って使っております。 細部の描写の際には、少量の絵具しか使わないことが多いので、一番小さなペーパーパレットを用意してみました。 ![]() 狭いスペースに絵具を配置し、そのすぐそばにメディウムを置いてありまして、調色やバインダー添加の際には、ほぼ片手の指先の動きだけで済むようになっております。中央のメディウムは、しばらく前の記事で紹介した調合画用液です。制作の後半戦においてほとんどテレピンを使わず描いているのですが、それは現代ではあり得ないかもしれませんが、私はこれが正しいと思っています。でも、テレピンを加えたい場面もそれなりにありますので、その為に少々のテレピン、またはペトロールを御猪口に入れてあります。 筆洗器はこのような小さなプラスチック容器入りのものを使っています。 ![]() かっこいい筆洗器を使っていたこともありますが、以前、ひっくり返してしまったときに後片付けが大変な思いをしまして、それ以降、こんなのを使っているのですが、この手の筆洗液容器は、底部の構造がけこうよく考えられており、意外と長く使うことができます。またブリキ製のものと違って、透明なので筆洗液の様子がよくわかるという点もなかなか便利であります。 |
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