英語『ファイブ・デイズ・ウォー』と『ザ・トレンチ<塹壕>』を観る。
第一次大戦の西部戦線を描いた映画2本『ファイブ・デイズ・ウォー(2001年、アメリカ) 』と『ザ・トレンチ<塹壕>(1999年、イギリス)』を観る。何故だか、最近は同じ主題の映画を続けてみる癖がついてしまった。『ファイブ・デイズ・ウォー』は作戦の戦闘場面を、『ザ・トレンチ<塹壕>』の方は塹壕の中の様子を描いている。映画としては『ファイブ・デイズ・ウォー』が圧倒的に出来がよい。ただ、あまりにも映画的な作りで、ちょっと嫌みな感じがするんだが。。。最後のシーンに感動したという意見も多いが、あんな、映画作りのセオリーみたいなシーンで感動するのかね、とひねくれた意見をしたくなった。全編で悲惨な戦闘シーンが続くが、あまりにも作品がうまく出来過ぎていて、戦争映画マニアが喜びそうな感じなのが、個人的な倫理観に疑問をなげかけてしまった。いや、べつに露骨な反戦映画とか好きじゃないけど。というか戦争映画好きだけど、最近の戦争映画は感動させてやるぜ!という意欲に溢れすぎていて逆に感動しないというか、TBSの八百長ボクシング観せられてるみたいで嫌なのだ(TBSのは失敗作だが)。それと、第一次大戦の塹壕戦だけは娯楽に出来んというか、様々な戦場のドキュメンタリー映像を見た上で、最も行きたくない戦場だと思ったのが、あの塹壕戦だ。あれほどの無駄死にもないだろう。あれだけ犠牲を出したのに、戦線が全くといっていいほど動かないし。それはともかく、もう一方の『ザ・トレンチ<塹壕>』は、有名なソンムの戦い直前の塹壕の様子を描いた作品で、戦闘シーンは本当に最後にちょっと出てくるだけだが、地味な密室劇みたいな感じがよかった。つまらんと評する人もいるが、ハリウッド風のドラマが入ってたら、逆にうっとおしいと思う。セットが安っぽくて、演技も脚本も映像もまだまだという意見が多いし、実際そうだと思うが、やたら感動を煽るような映画よりは、こっちの方がいいと思うけど、でもこれは個人的な好みの問題かもしれない。と、ここまで書いてなんだが、やはり『西部戦線異状なし』の方がずっといいですな。いや、映画なんかよりポリグラム制作『戦争の世紀 第3巻 血と泥~西部戦線の塹壕戦』の方がはるかに衝撃的だったけど。


| 映画 | 10:17 PM | comments (0) | trackback (0) |










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