2007,04,22, Sunday
ヒュー・トレヴァー=ローパー(著)『ハプスブルク家と芸術家』朝日選書(1995/02)
カール5世、フェリペ2世、ルドルフ2世、アルブレヒト大公夫妻の4つの宮廷を取り上げて、ハプスブルク家と芸術家の関係を描く。4章に分けた構成もいいし、文章もとても読みやすかった。美術史家ではなく歴史家が書いた本だから、様式や芸術よりも歴史的事実に関する記述が多い。正直に言うと美術史家が書いた本は、その内容の半分ぐらいしか理解できない自分にとってはかなり苦痛な読書なのだが、歴史家が書いた本はどれもめちゃめちゃ面白い。 |
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