完璧な赤 「欲望の色」をめぐる帝国と密偵と大航海の物語
エイミー・B・グリーンフィールド(著)『完璧な赤 「欲望の色」をめぐる帝国と密偵と大航海の物語』早川書房 (2006/10)

コチニールひとつでここまで壮大な物語になってしまうとは驚きである。思わず寝食を忘れて読みふけってしまった。

情報として印象に残ったのは、まず、コチニールはスペイン人の到達よりずっと昔から南米で品種改良が進められていて、それで染料として優れたものになっていたという点。野生種を捕まえて移植しても、いい色材にはならなかったそうである。

ヨーロッパでは、コチニールが動物なのか植物なのか、世紀を隔てても議論が続き、そもそも南米から輸出しているスペイン人ですら、当初はわからなかったという点。確かに、コチニールカイガラムシの雌は足が退化してしまうので、何かの実のようにも見える。乳鉢と乳棒で磨り潰そうすると、けっこう硬いので、虫の死骸というより、何かの実じゃないかと思ってしまうそうである、知らなければ。

ついつい感化されてしまって、思わず下記を注文。
http://www.sankichi.com/SHOP/01-00349.html

ところで、最近、電子書籍を読むためのデバイスをいろいろ探りつつ、T91MTなんか買ったりしてもみたけれど、マンガとかラノベはいいとして、こんな感じの本を液晶画面で読みふけったら、死ぬと思いますな。絶対無理。ただし、KindleDXなら、もしかしたらいけるかも的な期待はしつつ、でも機能が中途半端で迷い中。

| 絵画材料 | 12:40 PM | comments (0) | trackback (0) |










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