スクリーンメッシュで顔料の粒子分け
先日は水簸に使えそうな身近な道具類に関して考えてみたが、今回はフィルターを濾過による粒子分けを考えることにして、その道具にスクリーン系版画用のメッシュを利用してみた。化繊のメッシュはいろんなところで売られているけれども、スクリーン版画用なら画材店で注文できるということで、ある意味身近な道具と言えるかと。
ちなみにスクリーン版画とは、絹などの薄い布を糊なんかで目を塞いだりして、塞いでいないところだけ塗料を通過させて版画を行なうやつでして、学生の頃にシルクスクリーンの授業とかありましたなぁ。

で、スクリーン生地(テトロン)を購入。
顔料粒子分け
これは200メッシュだが、これより粗いものもあれば、細かいものもある。

枠は持ってないので、キャンバス用木枠を流用。
顔料粒子分け
ガンタッカーでスクリーンを張る。

そこに乳鉢で砕いただけの粗制顔料を置き、樹脂製スクレイパーで顔料を動かして下に落としていく。
顔料粒子分け
フルイのように揺すって落とそうとすると、細かい顔料が宙に舞ってちょっと嫌である。
スクレイパーで押しつけるから、化繊の柔らかい繊維だと、メッシュの規格よりやや大きな顔料も落ちてしまうのかもしれない。特に強く濾し出すと大きな顔料も出てしまうかもしれないから、やさしくやったほうがいいのかも。200メッシュというのはインチ毎に200メッシュという意味であろうけれども、それにしてはすらすらと顔料が通過していく印象があるから、剛性のメッシュとの違いも考えてみたいところである。でもまぁ特に厳密な大きさを気にせず、実用レベルのサイズに振り分けらればいいというか、絵具の展性の差し支えになりそうなものが取り除ければいいというレベルであれば、それほど気にしなくていいか。布で濾して細かい顔料を得るという原始的な方法を採用しているという感覚で。

メッシュの下に置いたコピー用紙上に、メッシュを通過した顔料が貯まる。
顔料粒子分け

それを集めて完成。
顔料粒子分け

現代の絵具に使われている顔料から比較するとまだ粗いような感触である。もっと細かいメッシュのスクリーンもまだまだあるので、あとはお好み次第ということで。ちなみに、スクリーンは一回買えば、当分使えるほどの大きさがあるだろうから、顔料毎に使い捨てできるかと。

| 絵画材料 | 08:55 PM | comments (0) | trackback (0) |










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