染色:五倍子(ヌルデの虫こぶ)と鉄媒染剤
普段は錆びた鉄釘をお酢と水で浸す感じで鉄媒染剤を作っていたけれども、この前、農文協の『草木染めの絵本』を読んだら、錆び釘とお酢を鍋で煮て作っていたので、そっちの方が立派な媒染剤ができそうだと思ってさっそくやってみた、ということのご報告。

で、以前にも五倍子染色の工程を載せたことがあったけど(http://www.cad-red.com/blog/jpn/index.php?e=470)、改めてもう一度、鉄媒染剤づくりから、染色までの工程を記述してみたい。

というわけで、鉄釘を買ってきて、熱湯をかけた後に、屋外に放置。
しばらくすると、表面にびっしりと錆が出る。
鉄媒染剤
熱湯をかけるだけでなくて、鍋でぐらぐら煮た方がより効果的かもしれない。

ステンレスボールに錆びた鉄釘を入れ、米酢を注いで入れてぐつぐつ煮る。
鉄媒染剤

それを1~2週間放置すると鉄媒染剤ができる。
鉄媒染剤
まぁ、今回は、いろいろ慌ただしくて半年くらい過ぎてしまったが。。

で、取り出したのは五倍子(ヌルデの虫こぶ)
五倍子(フシ)染め
ここから先は、自己流ですので、他の方々とはちょっと違ってるかもしれませんが、まぁ、そのつもりで。

瓶の底などで細かく潰したあと、お湯で煮出す。
五倍子(フシ)染め

30分ぐらい煮出したあと、ガーゼで濾して、染液を得る。
五倍子(フシ)染め
この段階では、ほうじ茶みたいな薄茶色なのであるが、写真のケースでは、鍋のホウロウが剥がれているために鉄と反応したのか、ちょっと黒くなってますね。

ここで鉄媒染剤登場。
五倍子(フシ)染め

鉄媒染剤を入れると、こんなふうに黒くなる。
五倍子(フシ)染め
普通は染める布を入れてから、媒染剤を入れるか、あるいは染める布の方を媒染剤入りの水に浸すなどするのだけれども、五倍子の場合は、染液に媒染剤入れて、そこに次々と、染める対象物を入れては出してという感じでやっております。

五倍子は綿と相性がいいようで、布をぽちゃっと浸すだけで、こんなふうに色が付く。
五倍子(フシ)染め

なんか、ずいぶん染まりますな。
五倍子(フシ)染め
布を入れれば、さらに染められそうだったけど、キリがないので、この辺で。

干して完了。
五倍子(フシ)染め

| 絵画材料 | 12:41 AM | comments (0) | trackback (0) |










http://www.cad-red.com/blog/jpn/tb.php/929

↑上に戻る↑ <<新しい記事 : 古い記事>>
累計
本日、昨日 集計結果
  
■NEW ENTRIES■
■RECENT COMMENTS■
■RECENT TRACKBACK■
  • 昔のキャンバスの木枠は意外とシンプルだったのか?
■CATEGORIES■
■ARCHIVES■
■PROFILE■
■POWERED BY■
BLOGN(ぶろぐん)
BLOGNPLUS(ぶろぐん+)
■OTHER■
■LOGIN■
現在のモード: ゲストモード
USER ID:
PASSWORD: