映画『レジェンド・オブ・サンダー』前・後編を観る。
原題: Gunpowder,Treason and Plot
製作年:2004年
製作国:イギリス
スコットランド女王メアリー・ステュワート1542-1587とその息子ジェームズ1566-1625(後にイギリス国王ジェームズ1世となる)の生涯を描く。前編はメアリー、後編はジェームズが主役となっている。メアリーの生涯はなかなか波乱である。前王の死により、生後6日でスコットランド王位を継ぐが、英国の攻撃を逃れるためにフランスのアンリ2世の元に逃れ、皇太子と結婚。皇太子は王位に就き、メアリーもフランス王妃になるが王は16歳で病死し、まだ子がなかったメアリーはスコットランドに帰る。メアリーは熱心なカトリック教徒だったが、スコットランドの貴族は既にプロテスタント派が大勢だった。カトリック派も残っていたがメアリーは両派をまとめなければならなかった。従兄弟のダーンリ卿と再婚し、後編の主人公ジェームズが誕生。メアリーには秘書兼音楽家のイタリア人リッチョという愛人?がいたが、夫に残忍な殺され方をしたようである。メアリーは愛人?ボスウェルと共謀してダーンリを殺害、ボスウェルと再婚するが、人々の反感を買い、スコットランド女王を退位する。その後もメアリーはエリザベス暗殺を企てるなど、さまざまな活動を行なっているが、映画は退位までを描いて後編へ続く。後編はメアリーの処刑から始まる。エリザベス女王とメアリーは常に対立していたが、生涯結婚しなかった英国女王エリザベスには跡継ぎがなく、ジェームズを後継者に指名して亡くなる。ジェームズは、ジェームズ1世として英国王に即位。母メアリーはカトリック教徒だったが、英国王になったジェームズはカトリックを弾圧する。追いつめられたカトリック教徒の一部が王の暗殺を計画する。議会が行なわれるウェストミンスター宮殿の地下に大量の爆薬を仕掛け、国王、及び議員等の要人を一網打尽にする計画である。後編の大部分はこの事件の叙述に割かれている。ガイ・フォークス、トーマス・パーシー等の首謀者、及び計画が漏洩する原因となったモントイーグル卿等が登場。計画は順調に進むが、議会に出席しているカトリック派の議員を救うべきかどうかで意見が分かれる。結局、首謀者の一人が義兄を爆破から助けようとして出した意味不明な手紙が原因となって、計画が漏れる。当日、宮殿の地下室でガイ・フォークスが捕まる。他の者も逃亡するが、追っ手よって殺害される。爆破計画は未遂に終わったが、ジェームズはこの事件を利用して議会を掌握し、映画も幕を閉じる。なお、このときの議会は11月5日だったが、これが「ガイ・フォークス・デイ」の由来である。それにしても『レジェンド・オブ・サンダー』とか『キング・オブ・ファイヤー』とか『キング・フォー・バーニング』とか、この手の邦題はなんとかならんものだろうか。最近観たDVDの題名が似たものばっかりでわけがわからなくなってきた。



| 映画 | 03:54 PM | comments (0) | trackback (0) |
SOLITAIRE'S JOURNEY 入手
Windows3.1用のゲームソフトSOLITAIRE'S JOURNEYを入手。「Windows収録ゲーム”ソリティア”の仲間が、大結集。古今東西のトランプ一人遊び名作・傑作105選(パッケージより)」。あの大戦略で有名なシステムソフトからのリリースだが、オリジナルはQuantum Quality Productions(QQP)というところが作ったらしい。日本版は1994年、オリジナルはWebで検索した感じでは1992年だと思われるが、正確なところはよくわからん。システムソフトも今はαというべつの会社になってしまったし。昔遊んで面白かった記憶があり、先日たまたまヤフオクで見つけて思わず落札。¥200也。Win3.1用のゲームなので、今のPCで動くとは期待しておらず、いかなる必殺技でインストールしようかと考えていたが、Win2000にあっさりとインストールできてしまった。ちなみに、メディアは懐かしい3.5'-2DDだったりする。2DDってのは、おそらくPC-9801とAT互換機両用にするためなのだろう。2HDだとフォーマットの問題があるので。今プレイしてみると、べつにそれほど面白くない。というか、105のソリティアのルールをいちいち学習するのが面倒だ。MIDI音源を付けてると派手な音が鳴って、あの頃はFM音源のゲームしかやったことがなかったんで、すごい音が出るなと関心したが、今聴くとなんでもない音だった。



| ゲーム | 05:03 PM | comments (0) | trackback (0) |
DVD『キング・オブ・ファイアー』を観る。
2003/英
原題:Henry VIII
イギリスのTV映画。前後編合わせて訳200分。ヘンリー8世の生涯を一通り描いている。ものすごく面白い映画というわけではないが、安心して観ることができる無難な出来映えで、個人的には派手な演出の映画よりこの方がずっといい。ヘンリー8世だけあって、大部分は結婚、離婚、処刑の繰り返しであるが、どれの話がメインということもなく、満遍なく平均的に描かれているといった感じで、教材としてとても良さそうだ。トマス・モアは名画『わが命つきるとも(1966年)』と全然違う。宮廷画家ホルバインが見合い相手の肖像画を描く際に美化し過ぎてしまい、現実と違うということで、後に問題となるという事件もちゃんと出てくる。大臣トマス・クロムウェル(有名なオリバー・クロムウェルとは別の人)はこの件で処刑されるが、ホルバインは処刑を免れた。肖像画は羊皮紙に水彩で描かれており、現在はルーブルにあるようだ。肖像画は普通、美化しないといけないもんだが、美化しすぎるのも怖いものですね。そういう意味では故人を描く場合はかなり気楽である。



| 映画 | 09:35 PM | comments (0) | trackback (0) |
映画『日本海大海戦』を観る。
1969年/日本
円谷英二特技監督の海戦映像が凄い。同時代のハリウッド製史劇映画の海戦と比べても全く遜色ないどころか、むしろ凌駕している。旗艦三笠を初めとする当時の艦船が動いているだけでも感動ものだ。バルチック艦隊の名前の憶え方もいい。全体の話の進み具合も淡々としていて、最近の戦争映画のようにプロパガンダ色がなくて、安心して観られる。日露戦争を描いた3部作の1作らしいので、他も観ておきたいところだ。



| 映画 | 09:43 PM | comments (0) | trackback (0) |
映画『キング・アーサー』を観る。
2004年/米
原題: KING ARTHUR
世間の評判がいまひとつ良くなかったので、さほど期待してなかったが、実際観たところ、とても良かった。というより自分の嗜好に合っていた。アーサー王伝説はモデルとなる人物は居たと思われるが、全体としては空想の物語である。アーサー王文学の代表作は15世紀にトマス・マロリーが書いた『アーサー王の死』であり、アーサー王の映画等はおおかたこの本にみられる中世ファンタジーが多い。今回の映画『キング・アーサー』は中世ファンタジーの部分を完全に取り除き、史実のアーサーの一説という感じで描いている。ローマ帝政末期を舞台に、ハドリアン防壁を挟んで物語が展開する。

アーサー王を読む場合の最も簡単な本としては、英国の歴史小説家サトクリフが書いた児童文学『アーサー王と円卓の騎士』、『アーサー王と聖杯の物語』、『アーサー王最後の戦い』がいいかもしんない。



| 映画 | 08:37 PM | comments (0) | trackback (0) |

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