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2007,02,23, Friday
アンドリュー ロス (著)『琥珀-永遠のタイムカプセル』文一総合出版 (2004/09)
琥珀に入っている昆虫の種類を同定するためのガイドブックなのだが、前半が琥珀全般の解説となっており、やさしい言葉でわかりやく書かれてあって、知らないことをたんさん知った。やさしい言葉で書かれている本のほとんどは、内容のレベルまで下げてしまいがちだが、この本は知りたいと思っていた基礎中の基礎をしっかり書いてあって、話を逸らされたような気分にならない。ナショナルギャラリーのポケットガイドでも思ったが、イギリス人はこういうのが得意なのかもしれない。博物館の資産を的確に活用しているし。翻訳も良かったのだろう。 言うまでもなく私が最も興味があるのはニスとしての琥珀の利用方法に関する情報であるが、絵画材料の本だけを参考にしていると少々妄想じみた感じ内容にたどり着きがちだが、絵画以外の用途に関する本や琥珀全般に関する本を開くと、自分が非常に狭い情報の中をさまよっていたことに気がつく。もっとも、琥珀だけじゃなくて、あらゆる色材に関して言えることであり、今は絵画技術以外の本を多く読んで知識の抜け部分を補おうと努めている最中。 |
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2007,02,22, Thursday
DVD ベートーヴェン:交響曲第3番 英雄 18世紀オーケストラ
古楽器での演奏を特色としている「18世紀オーケストラ」演奏のベートーヴェン/交響曲第3番『英雄』のDVDを購入。 古楽器かっこぇぇ! CDで聴くより百倍素晴らしい。いや、もちろん、CDでも充分素晴らしいが、この映像があるのとないのとでは、かなり違う。クラシック音楽の映像でここまでいいのを観たのは初めて、というか今のところベスト1である。欠点と言えば、ブリュッヘンが鼻水を垂らしていることぐらいだが、これは仕方ないだろう。 第一楽章、第二楽章も良いが、第三楽章がなんとなく気に入っている。「英雄」と言ったら、まずは第一、第二楽章が聴き所で、第三楽章はあまり話題にならないというか、自分も普段はあまり気にかける楽章ではないのだが、このDVDの第三楽章は聴き応えもあるし見応えもある。ただ、音の強弱の差がつきすぎていて、近接視聴用スピーカーBOSE Mediamate IIで聴いたときは全然問題なかったのだが、居間のテレビで再生しみたら、全然聞こえない音があって、ちょっと残念だったが。古楽器の実演を大ホールで聴くと全く魅力がないのに、小ホールで演奏してるのを聴くとすごくいいということがあるが、古楽器DVDはもしかしたら、PCで再生してBOSEで聴くと最高かもしれない。 |
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2007,02,21, Wednesday
ヤフオクで輸入盤を落札したのだが、失敗した。
リージョンコードはALLなので問題ないのだが、信号形式がPALなために、国内のDVDプレイヤーでは再生できなんだ。PCでの再生は可能なんで、全く観れないというわけではないけど。 商品説明をよく読まなかった自分も悪いが、リージョン2、NTSC方式のカテゴリにPALのDVDを出品するのは反則だろう。というわけで、ヤフオクで輸入盤を入手する際は、リージョンコードだけではなくて、信号方式(PALかNTSCか)もよく確認しておくべであるということを学んだ。 さらにHMVで探したら、NTSC方式の輸入盤がけっこう安い値段で買えることに気がついて、二重にダメージを受けるが、しかし、こんなことは大したことではない。それより、最近、HMVがお気に入りで、DVDを検索しまくっている。輸入盤がほとんどだが、国内版はあいかわらず倍近い価格設定で、いったいどうなんだろうと。 |
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2007,02,21, Wednesday
DVDレンタルで全話(全9巻)を見終わる。
「キャラクターのデザインや作画のクオリティはすこぶる高いが、話の展開がスローで、登場人物のセリフが意味不明、全体的に雰囲気が暗い」という評判をさんざん目にした後で観たのだが、個人的にはけっこう好きかもしれない。物語は田舎編と都会編に分かれているが、一般的に前半の田舎編の方が好まれているようで、自分もそれに同意である。この田舎編は非常に良かった。様々な要因から物事が順調に進まなくてイライラしていることが通常となっている生活から解放される感じがして、なんとなく憧れるものがある。実は田舎編だけもう1回レンタルして観ようかな、と思っているくらいである。 それに続く都会編は賛否両論だが、ネット上のレビューでも特に手厳しいことを書いているのは、TV放送時に都会編から観た人たちである。これはわかる気がする。都会編だけを観たら悲劇だろう。都会編はなんというか、登場人物がみなそれぞれの立場から自分の考えを述べるのだが、なんとなく相手を説教しているような感じになっており、しかも独自の思考や価値観によるものなので、聞いていて不愉快になってくる。振り返れば、会話のほとんどが説教で成り立っていたような。残念ながらこれに耐えながら視聴するような具合になってしまい、内容に関してどうこういう感想にまで至らなかった。 |
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2007,02,16, Friday
ここ最近、ブラームス交響曲第2番に執心しているのだが、新たにイスラエルフィル演奏のDVDも買ってみた。輸入盤を安く入手したのだが、国内版はAmazonで売っている「コンサート・フォー・ピース・シリーズ~シノーポリの芸術 シノーポリ&クレーメル」に該当するものだと思われる。ブラームスの第2番の他にも「ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲」と、ソリストがクレーメルだけあって、冒頭に現代音楽がエントリーされている。
このDVDはなかなか悪くない。メインのブラームス第2だが、第一楽章あたりは息が揃っていない感じがするが、第二楽章あたりからは、非常にいい感じである。以前のエントリーで書いたスイス・イタリア語放送管弦楽団の超格安DVDと甲乙付けがたい。ブラームスの第2番のみを比較すれば、やはりスイス・イタリア語放送管弦楽団の方がやや自分の好みに合っているような気がする。しかし、シノーポリのDVDには「ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲」も収録されている。協奏曲というジャンルの中では最も好きな曲であるからして、総合的にはこちらがいいかなあとも思う。もし無人島に1枚だけDVDを持っていけるとしたら、両方入っている方を選ぶだろう。まあ、それ以前に1枚だけだとしたら小松彩夏のDVDを持って行きそうな気がするが、仮にクラシック音楽のDVDを1枚選べというなら、大好きな曲が2つ入っているのだから、このDVDあたりが無難な選択だ。無人島でDVDを再生できるかどうかはわからんが、何回繰り返して聴いても飽きないだろう。しかし、難点は国内版の価格が¥4800というあたりか。個人的にはかなり気に入っているDVDではあるが、世間一般に5千円近い価格で販売できるほどのものでもない気がするような。。。 |
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2007,02,14, Wednesday
スイス・イタリア語放送管弦楽団の、いい意味でショボい映像を気に入った私は、豪華派の決定版であるカラヤンも観てみたくなったので、さっそく図書館に行って借りてきた。『カラヤン指揮 ベルリンフィルハーモニー管弦楽団 ブラームス第1番/第2番』。1973年1-3月に制作ということで、たぶんDVDだと「これ」と同等品だと思われる。
べつにカラヤンの映像を初めて見たというわけではないし、というより、いろんなところで目にする機会は多いのだが、前出のスイス・イタリア語放送管弦楽団を見た直後だと、カラヤン&ベルリンフィルはそのあまりの揃いっぷりに、お前らCGかよ!って突っ込みたくなるぐらいに見事な映像美だが、しかし、音楽の内容に関しては、ちょっと自分の好みとはかけ離れているかなという気がしないでもない。第1番はともかくとして、第2番は特に。。。 私などがカラヤンの音楽の優劣をどうこう言う資格はないので、以下は飽くまで自分の好みの問題について語るわけだが、正直、スイス・イタリア管弦楽団の方が遙かに聴き応えがある。どうも、あまりにも上手すぎて、かえって第2番の曲の良さが損なわれてしまったような気がする。あと、家庭で視聴するには、音量の強弱が強すぎて、曲の全体を楽しめない。コンサートホールでやるならいいけど、ビデオとしてはちょっとどうか。よく知り合いからクラシックを聴きたくない理由として挙げられる問題点は、音の強弱が多きすぎて部屋でかけられない、というのが意外に多いのだが、ほとんど聞えなくなったりしたかと思えば、急に大音響になったりする。しかも、テンポが急激に上がって、何が起こったのかと思ってビックリする。ひどいときにはビックリさせようと思って演奏しているとしか思えないやつもいるのだが、このビデオもその一派のひとつであると思う。 また、個人的には、音符と音符の間を流れるようにスムーズに奏でるという演奏方法があまり好みではない。できれば、ひとつひとつの音符をしっかりはっきり、ゆっくりと鳴らしていくような演奏がいい。まるでベートーヴェンやブラームスの楽譜に書かれている音符が見えてくるような感じがいい。音量やテンポを過度に上下する必要はなく、ただ平坦にはっきりと弾いてくれるとそれだけ曲の魅力が浮かび上がる。ブラームを流れるように演奏したら、哀愁が全くなくなりただのムード音楽になってしまう。しかし、これは人によって大きく意見の分かれるところだろう。 もう一点だが、私は正直にいうと、カラヤンビデオのコンサートホールの雰囲気が好きでない。オケどころか、聴衆を含めた会場そのものが演出された作り物であることに並々ならぬ嫌悪感を感じるからである。カラヤンもベルリンフィルも会場も聴衆も実はコンピュータグラフィックスでした、と言われても全然驚かないぞ。いや1973年に作ったなら別の意味で驚きだが。それはともかく、客席に空席が目立っているぐらいの、スイス・イタリア語放送管弦楽団の方が、よっぽど見ていて気持ちがよい。ただし、この件に関しては、自分もつくづく性格が悪いなあと思わずにいられない。演出の意図が見えすぎる作品は楽しめないのだ。ここ数年、めっきりTV番組を見なくなったし、最近のハリウッド映画の感動演出にも嫌気がさして、古い映画しか観ていない。カラヤンのビデオを楽しむには、やはりそういう演出されたものを素直に楽しむ心の広さが必要だろう。私にはちょっと無理がある。今回のビデオの様な偽ライブ風ではなくて、完全にスタジオ化されたベートーヴェンのシリーズがあるが、あそこまでやるとある意味、潔い感じがして、それはそれでよいか、という気分になったりするが。 ネット上のレビューとか読むと、まだまだ世間的には、カラヤンの映像美への評価は凄く高いというのを感じるが、しかし、例えば、スポーツ番組では、昔はある程度の演出があってショーが成り立っていたと思うのだが、今はガチンコ勝負でないと、すさまじい勢いで視聴者から叩かれるような現象が発生しているので、時代は今や、カラヤンの過度に演出された映像や音楽より、いかにも素を撮ったような映像が今後好まれるのではないか、という気もする。 |
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2007,02,07, Wednesday
Orchestra della Svizzera Italiana(スイス・イタリア語放送管弦楽団)というオケの演奏を中心にしたDVD。ライナーノーツみたいな余計なものがついていないので、詳細はよくわからないが、実売2000円の価格にもかかわらず、DVDが10枚も入っていて、総時間数はどれくらいはわからないけど、たぶん非常に長いと思うが、細かいことは気にせずにざっと10枚を視聴した。と言っても、ところどころ飛ばしながらだが。管弦楽だけでなく、オケゲムのミサ曲もあったりと、意外とバラエティに富んでいて、かなりお得なセットである。しかも、リージョンフリーなので、輸入盤にも関わらずどの国のDVDデッキでも再生できるという、素晴らしい営業方針である。実は最初に見つけたのは、ヤフオクだったのだが、この値段なら新品を買うだろう。ということで、@TOWER.JPでさっそく注文したわけであるが。ここまで激安じゃなくても、そこそこ良心的な価格ならどんどん買うんだけどね。なお、HMVの方を見ると、多少詳しく詳細が載っているが、タワーの方がちょっと安い。スイスのイタリア語圏の都市ルガーノの放送局か何かのオケかと思うが、改めて確認したところ、私も持っているシェルヘンの有名なベートーヴェン第8番の演奏はこの楽団だった。さて、DVDの内容であるが、会場も聴衆もあまり豪華さがないというか、地味な感じなところが逆に好感度が高い(放送局のスタジオか?)。どう見ても普段着だし、観に来たんじゃなくて聴きに来たって感じである。TVではウィーンの学友協会みたいな豪華な会場での演奏を観る機会が多いが、正直あの会場の雰囲気が少々苦手である。あれを見るたび、自分は一生桟敷でいいよ、と思う。それはさておき、かつて超絶名盤のCDを山ほど聴きすぎたせいか、最近は高級なものよりも地味で月並みなものを聴きたがってしまう傾向がある(名盤について何十年も語り続ける評論家の方々には感服する)。いや、並と言ってもモーツァルトやベートーヴェンの時代に比べたら、遙かに上手いんだろうが。とは言いつつ、このセットの中には、フランス・ブリュッヘン指揮の演奏もあったりして、なかなか聴き応えがあるものもあるけれど。個人的には7枚目のブラームス交響曲第2番が最も気に入った。お気に入りの曲だから、これまで様々なCDを入手してきたが、これが文句なく一番いい。名演というほどのものではないと思うけど、今の自分の気持ち的には、これぐらいが丁度いいなあと。 ブラームス交響曲第2番って、1、3、4番に比べると地味な存在で、かつてはほとんど気にしていなかった存在だったのだが、バービカンホールで実演に接して初めてじっくり聴いたところ、めちゃめちゃいい曲であることに気が付き、べつにそれが特別すごい演奏だったというわけではなくて、とにかく曲が良かったんだと思うが、それ依頼、あの時の演奏に近いCDを探し続けていたのである。名演と呼ばれるCDは名演過ぎてダメだったし、その他もなんか違うなあと思いつつ過ごしていたのだが、このDVDを観て、ようやく調度良い加減の演奏に出会ったという感じである。まあ、映像付きってところで昔の気分を思い出しただけかもしれないが。あと、曲の映像だけ妙にカメラワークが自然な感じで、なんの違和感もなく眺めていられる。正直、他は、なんかアングルの切り替えやクローズアップに、微妙な下手さ加減が見え隠れしているが、このブラームスの第2だけは、例外的に非常に良い。なお、1枚目のディスクにはブラームスの第3番も収録されているが、これは1997年とセットの中では最も新しい映像で、画質は鮮明なのだが、カメラワークに品がないというか嫌らしい感じのクローズアップが多くて、正直あまり見たいと思う映像ではなかった。鮮明なせいでかえって下品になったかもしれない。 他には・モーツァルトのピアノ協奏曲第20番、ベートーヴェンの英雄、ブリュッヘン指揮のハフナーなんかが良かった。あと、2、3年前に、オケゲムのCDをやたら買った記憶があるが、映像で見たのは始めてだったので、ちょっと新鮮だった。というわけで、このDVDセットはがんがん買われてよい商品な気がする。 |
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2007,02,06, Tuesday
坂上桂子(著)『ベルト・モリゾ-ある女性画家の生きた近代』小学館,2006年
そして、ベルト・モリゾの画集が欲しくなったのだが、選択肢は少ない。 というわけで、『西洋絵画の巨匠 モリゾ』か、「パリ・マルモッタン美術館展 - モネとモリゾ日本初公開ルアール・コレクション(2004年)」の図録かどっちか、迷い中。とりあえず、図録の方を古書店で物色中。 |
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2007,02,01, Thursday
シネスコサイズの非常に横長な画面に若き日の加賀まりこが。。。ところで、シネスコサイズを5:4の17インチ液晶画面で観ると、画面上に帯みたいに細長く表示されるので、それだけでなんともシュールな光景なのだが、さらに自分はPhotoShopで作業しながら映画を観ているので、画面の左側にアプリケーションのウィンドウと表示し、右側にシネスコ映画を表示させるわけで、ほとんどヒモ状の細い線みたいになってしまう。しかし、私は気が付いたのだ! 左右ではなく、上下に分ければいいのだと。シネスコ映画を下に表示させれば、映画をフルサイズで鑑賞しつつ、画面の上2/3以上を作業スペースに仕事が出来るのである。
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Orchestra della Svizzera Italiana(スイス・イタリア語放送管弦楽団)というオケの演奏を中心にしたDVD。ライナーノーツみたいな余計なものがついていないので、詳細はよくわからないが、実売2000円の価格にもかかわらず、DVDが10枚も入っていて、総時間数はどれくらいはわからないけど、たぶん非常に長いと思うが、細かいことは気にせずにざっと10枚を視聴した。と言っても、ところどころ飛ばしながらだが。管弦楽だけでなく、オケゲムのミサ曲もあったりと、意外とバラエティに富んでいて、かなりお得なセットである。しかも、リージョンフリーなので、輸入盤にも関わらずどの国のDVDデッキでも再生できるという、素晴らしい営業方針である。実は最初に見つけたのは、ヤフオクだったのだが、この値段なら新品を買うだろう。ということで、

