アンドリュー ロス (著)『琥珀-永遠のタイムカプセル』を読む。
アンドリュー ロス (著)『琥珀-永遠のタイムカプセル』文一総合出版 (2004/09)

琥珀に入っている昆虫の種類を同定するためのガイドブックなのだが、前半が琥珀全般の解説となっており、やさしい言葉でわかりやく書かれてあって、知らないことをたんさん知った。やさしい言葉で書かれている本のほとんどは、内容のレベルまで下げてしまいがちだが、この本は知りたいと思っていた基礎中の基礎をしっかり書いてあって、話を逸らされたような気分にならない。ナショナルギャラリーのポケットガイドでも思ったが、イギリス人はこういうのが得意なのかもしれない。博物館の資産を的確に活用しているし。翻訳も良かったのだろう。

言うまでもなく私が最も興味があるのはニスとしての琥珀の利用方法に関する情報であるが、絵画材料の本だけを参考にしていると少々妄想じみた感じ内容にたどり着きがちだが、絵画以外の用途に関する本や琥珀全般に関する本を開くと、自分が非常に狭い情報の中をさまよっていたことに気がつく。もっとも、琥珀だけじゃなくて、あらゆる色材に関して言えることであり、今は絵画技術以外の本を多く読んで知識の抜け部分を補おうと努めている最中。


| 書籍・雑誌・漫画・アニメ::理系・工学 | 11:24 PM | comments (0) | trackback (0) |
DVD『ベートーヴェン:交響曲第3番 英雄 18世紀オーケストラ』を購入。
DVD ベートーヴェン:交響曲第3番 英雄 18世紀オーケストラ

古楽器での演奏を特色としている「18世紀オーケストラ」演奏のベートーヴェン/交響曲第3番『英雄』のDVDを購入。

古楽器かっこぇぇ!

CDで聴くより百倍素晴らしい。いや、もちろん、CDでも充分素晴らしいが、この映像があるのとないのとでは、かなり違う。クラシック音楽の映像でここまでいいのを観たのは初めて、というか今のところベスト1である。欠点と言えば、ブリュッヘンが鼻水を垂らしていることぐらいだが、これは仕方ないだろう。

第一楽章、第二楽章も良いが、第三楽章がなんとなく気に入っている。「英雄」と言ったら、まずは第一、第二楽章が聴き所で、第三楽章はあまり話題にならないというか、自分も普段はあまり気にかける楽章ではないのだが、このDVDの第三楽章は聴き応えもあるし見応えもある。ただ、音の強弱の差がつきすぎていて、近接視聴用スピーカーBOSE Mediamate IIで聴いたときは全然問題なかったのだが、居間のテレビで再生しみたら、全然聞こえない音があって、ちょっと残念だったが。古楽器の実演を大ホールで聴くと全く魅力がないのに、小ホールで演奏してるのを聴くとすごくいいということがあるが、古楽器DVDはもしかしたら、PCで再生してBOSEで聴くと最高かもしれない。


| 音楽 | 05:28 PM | comments (0) | trackback (0) |
DVD『交響曲第8番 ブーレーズ&ウィーン・フィル』を購入。
ヤフオクで輸入盤を落札したのだが、失敗した。

リージョンコードはALLなので問題ないのだが、信号形式がPALなために、国内のDVDプレイヤーでは再生できなんだ。PCでの再生は可能なんで、全く観れないというわけではないけど。

商品説明をよく読まなかった自分も悪いが、リージョン2、NTSC方式のカテゴリにPALのDVDを出品するのは反則だろう。というわけで、ヤフオクで輸入盤を入手する際は、リージョンコードだけではなくて、信号方式(PALかNTSCか)もよく確認しておくべであるということを学んだ。

さらにHMVで探したら、NTSC方式の輸入盤がけっこう安い値段で買えることに気がついて、二重にダメージを受けるが、しかし、こんなことは大したことではない。それより、最近、HMVがお気に入りで、DVDを検索しまくっている。輸入盤がほとんどだが、国内版はあいかわらず倍近い価格設定で、いったいどうなんだろうと。


| 音楽 | 11:38 PM | comments (0) | trackback (0) |
シノーポリ指揮/イスラエル・フィルのブラームス交響曲第2番のDVD購入。
ここ最近、ブラームス交響曲第2番に執心しているのだが、新たにイスラエルフィル演奏のDVDも買ってみた。輸入盤を安く入手したのだが、国内版はAmazonで売っている「コンサート・フォー・ピース・シリーズ~シノーポリの芸術 シノーポリ&クレーメル」に該当するものだと思われる。ブラームスの第2番の他にも「ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲」と、ソリストがクレーメルだけあって、冒頭に現代音楽がエントリーされている。

このDVDはなかなか悪くない。メインのブラームス第2だが、第一楽章あたりは息が揃っていない感じがするが、第二楽章あたりからは、非常にいい感じである。以前のエントリーで書いたスイス・イタリア語放送管弦楽団の超格安DVDと甲乙付けがたい。ブラームスの第2番のみを比較すれば、やはりスイス・イタリア語放送管弦楽団の方がやや自分の好みに合っているような気がする。しかし、シノーポリのDVDには「ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲」も収録されている。協奏曲というジャンルの中では最も好きな曲であるからして、総合的にはこちらがいいかなあとも思う。もし無人島に1枚だけDVDを持っていけるとしたら、両方入っている方を選ぶだろう。まあ、それ以前に1枚だけだとしたら小松彩夏のDVDを持って行きそうな気がするが、仮にクラシック音楽のDVDを1枚選べというなら、大好きな曲が2つ入っているのだから、このDVDあたりが無難な選択だ。無人島でDVDを再生できるかどうかはわからんが、何回繰り返して聴いても飽きないだろう。しかし、難点は国内版の価格が¥4800というあたりか。個人的にはかなり気に入っているDVDではあるが、世間一般に5千円近い価格で販売できるほどのものでもない気がするような。。。


| 音楽 | 10:00 PM | comments (0) | trackback (0) |
カラヤンのビデオを借りてくる。
スイス・イタリア語放送管弦楽団の、いい意味でショボい映像を気に入った私は、豪華派の決定版であるカラヤンも観てみたくなったので、さっそく図書館に行って借りてきた。『カラヤン指揮 ベルリンフィルハーモニー管弦楽団 ブラームス第1番/第2番』。1973年1-3月に制作ということで、たぶんDVDだと「これ」と同等品だと思われる。

べつにカラヤンの映像を初めて見たというわけではないし、というより、いろんなところで目にする機会は多いのだが、前出のスイス・イタリア語放送管弦楽団を見た直後だと、カラヤン&ベルリンフィルはそのあまりの揃いっぷりに、お前らCGかよ!って突っ込みたくなるぐらいに見事な映像美だが、しかし、音楽の内容に関しては、ちょっと自分の好みとはかけ離れているかなという気がしないでもない。第1番はともかくとして、第2番は特に。。。

私などがカラヤンの音楽の優劣をどうこう言う資格はないので、以下は飽くまで自分の好みの問題について語るわけだが、正直、スイス・イタリア管弦楽団の方が遙かに聴き応えがある。どうも、あまりにも上手すぎて、かえって第2番の曲の良さが損なわれてしまったような気がする。あと、家庭で視聴するには、音量の強弱が強すぎて、曲の全体を楽しめない。コンサートホールでやるならいいけど、ビデオとしてはちょっとどうか。よく知り合いからクラシックを聴きたくない理由として挙げられる問題点は、音の強弱が多きすぎて部屋でかけられない、というのが意外に多いのだが、ほとんど聞えなくなったりしたかと思えば、急に大音響になったりする。しかも、テンポが急激に上がって、何が起こったのかと思ってビックリする。ひどいときにはビックリさせようと思って演奏しているとしか思えないやつもいるのだが、このビデオもその一派のひとつであると思う。

また、個人的には、音符と音符の間を流れるようにスムーズに奏でるという演奏方法があまり好みではない。できれば、ひとつひとつの音符をしっかりはっきり、ゆっくりと鳴らしていくような演奏がいい。まるでベートーヴェンやブラームスの楽譜に書かれている音符が見えてくるような感じがいい。音量やテンポを過度に上下する必要はなく、ただ平坦にはっきりと弾いてくれるとそれだけ曲の魅力が浮かび上がる。ブラームを流れるように演奏したら、哀愁が全くなくなりただのムード音楽になってしまう。しかし、これは人によって大きく意見の分かれるところだろう。

もう一点だが、私は正直にいうと、カラヤンビデオのコンサートホールの雰囲気が好きでない。オケどころか、聴衆を含めた会場そのものが演出された作り物であることに並々ならぬ嫌悪感を感じるからである。カラヤンもベルリンフィルも会場も聴衆も実はコンピュータグラフィックスでした、と言われても全然驚かないぞ。いや1973年に作ったなら別の意味で驚きだが。それはともかく、客席に空席が目立っているぐらいの、スイス・イタリア語放送管弦楽団の方が、よっぽど見ていて気持ちがよい。ただし、この件に関しては、自分もつくづく性格が悪いなあと思わずにいられない。演出の意図が見えすぎる作品は楽しめないのだ。ここ数年、めっきりTV番組を見なくなったし、最近のハリウッド映画の感動演出にも嫌気がさして、古い映画しか観ていない。カラヤンのビデオを楽しむには、やはりそういう演出されたものを素直に楽しむ心の広さが必要だろう。私にはちょっと無理がある。今回のビデオの様な偽ライブ風ではなくて、完全にスタジオ化されたベートーヴェンのシリーズがあるが、あそこまでやるとある意味、潔い感じがして、それはそれでよいか、という気分になったりするが。

ネット上のレビューとか読むと、まだまだ世間的には、カラヤンの映像美への評価は凄く高いというのを感じるが、しかし、例えば、スポーツ番組では、昔はある程度の演出があってショーが成り立っていたと思うのだが、今はガチンコ勝負でないと、すさまじい勢いで視聴者から叩かれるような現象が発生しているので、時代は今や、カラヤンの過度に演出された映像や音楽より、いかにも素を撮ったような映像が今後好まれるのではないか、という気もする。


| 音楽 | 10:34 PM | comments (0) | trackback (0) |

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