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2007,07,20, Friday
レクイエムK.626 ベーム & VSO、ウィーン国立歌劇場合唱団
この前ベームのモーツァルト交響曲集DVDを購入したのだが、自然とレクイエムの方も欲しくなるというもので、早速、買い求める。個人的にCD時代に愛聴していたウィーンフィルとの録音とはかなり違う気がして、思わず昔のCDをひっぱり出して聴いてみる。確かにちょっと違う。 |
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2007,07,18, Wednesday
コミック世界の名作文庫 里中満智子『赤と黒 哀しき野望』(スタンダール原作)双葉社
ちょっと感動してしまった。 他にも、双葉社のコミック世界の名作シリーズを買い集めて、いくつか読んでみたが、他の漫画家が手がけた作品は数段劣る。かなりの大御所も筆をふるっている本シリーズだが、中にはかなり酷い出来映えのものもあった。古典文学を漫画化となれば、もはや里中満智子の右に出る者は居ないだろう。自分にとっては、横山光輝に並ぶ巨匠的存在なのだが、しかしながら私の周囲の人たちの意見に耳を傾けると、里中作品の評判はいまいちである。愛をテーマにした重い展開と、何より作中に表わされている生死感が、ヌルい読者を遠ざけているのだろう。人それぞれ漫画という媒体に求めているものが違うのだろうと思う。 |
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2007,07,16, Monday
プロコフィエフ『ロミオとジュリエット』ワーナーミュージック・ジャパン
ルドルフ・ヌレエフ振付・演出 パリ・オペラ座バレエ 1995年、7月 Amazonで購入。 あまり楽しめなかった。冒頭にスキンヘッドに半裸、黒いマントを付け死神のような4人が踊るのだが、その時点で引いてしまうというか(実はパリオペラ座バスティーユの現代的な建物が映った時点で気分が萎えているのだが)。 全体的にかなり説明的な振付になっており、マイムというかジェスチャーみたいな動作が、台詞並に状況を説明している。筋が分かりやすいという意見もあるが、自分的にはバレエとしての美しさに欠ける気がする。とにかく人の動きとか配置とか、全てにおいて作り物っぽいのだ。例えば、演劇なんかだと、いかにも演技してるっぽいのが好まれるようなのだが、できれば観ている者に演技であることを忘れさせるような自然な演技の方がいいなぁと思っている自分にとっては、この振付は少々キツイ。 こんなこと言ってはなんだが、少々バランスが悪くないだろうか。例えば、冒頭の死神?の例のように悲劇性が強調されているが、むしろマクミランやクランコ版のようにある程度の陽気さが混在している方が、なんとも言えない悲しみを誘うものであり、この陽気さと悲劇の混在こそがプロコフィエフの『ロミオとジュリエット』の醍醐味ではなかろうか。陽気さと悲劇の混在は人生そのものでもあり、その意味では「マキューシオの死」こそが全曲中の個人的最大のクライマックス場面なのだが、その場面はクランコ版が最高、マクミラン版が次点。ヌレエフ版はアイディアのみが全面に出過ぎていている。 なお、念のため断っておくと、以上は個人的な趣味に基づいているので、同じ作品からも人それぞれ観ている部分が全く異なるわけで、Amazonその他のレビューを観るとすこぶる評価高いなぁと感心するし、実際、シェイクスピアの時代の風俗や生死感について考えれば、やたらとドクロが出てきたり、少々下ネタ的な振付なのも、当然と言える。というわけで、結論としては、初めて観る場合はヌレエフ版よりマクミラン版の方が無難じゃないだろうか、というぐらいに留めておくべきか。 |
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2007,07,15, Sunday
カミロ シェーファー(著)『ハプスブルクの音楽家たち』音楽之友社 (1997/07)
大作曲家や超大作の曲名が怒濤の如く紹介されているのだが、特にバロックの音楽家、作品群は耳慣れない名前ばかりで、ひとくちにバロック音楽と言っても、今日愛好されている作品は、極めて限られたほんの一部に過ぎないのだな。空前絶後の超大作が次々登場し、その数にも、内容にも圧倒される。これほど物量を感じさせる本も珍しい。なお、渡辺護(著)『ハプスブルク家と音楽』という、これよりは多少易しめの本を読んでいたので、全体の流れにおいて、激しく戸惑うということはなかった。それにしても、自分がある程度詳しいと思っていたジャンルにしても、実際に知っていることなど1%にも満たないに違いないと自戒の念をこめつつ、HMVで注文ボタンを押しまくる。 |
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2007,07,14, Saturday
DVD ドン・ジョヴァンニ
リッカルド・ムーティ(指揮) ジョルジョ・ストレーレル演出 ライヴ収録:1987年、ミラノ・スカラ座 HMVで輸入盤を購入。 オーソドックスな舞台演出で、なかなか悪くないのだが、騎士長の石像が、着ぐるみじゃなくて、ただの像だったのが、少々残念。 |
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2007,07,13, Friday
ベートーヴェン及びブラームスのヴァイオリン協奏曲
ヴァイオリンはイツァーク・パールマン、バレンボイム指揮、ベルリンフィル http://www.hmv.co.jp/product/detail/1091831 ベートーヴェンとブラームスのヴァイオリン協奏曲が収録されているという単にそれだけの理由で注文。取り寄せ中とかで、2ヶ月以上経ってすっかり忘れたころに到着。しかし、その間一応探し回っているような感じであるところがHMVの良いところか。 バレンボイムとベルリンフィルの演奏が、大交響曲でも演奏しているのかというほど壮大重厚で、迫力の点でなかなかのものだが、ヴァイオリン独奏部分とのバランスが悪くないだろうか。そのせいか、シゲティやメニューインなどの渋めの演奏が好きな自分には、このディスクはいまいち精神性が感じられなかった。いや、ヴァイオリン独奏じゃなくて、主にオケの方の話だけど。 |
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2007,07,13, Friday
旧漢字、旧かなづかいで書かれているために少々読みづらかったが、その点を除けば文章自体は非常にわかりやすい。最近の出版物を読んでわからなかった部分や、省略されて書かれていない部分が、明快に書かれてあって、大変参考になった。
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2007,07,12, Thursday
ミラノ・スカラ座バレエ団「ロミオとジュリエット」(マクミラン版)全幕
バレエ全般は、そんなに好きなジャンルではないのだが、プロコフィエフの『ロミオとジュリエット』だけは別格。熱烈に好きな作品であり、どれぐらい好きかというと、魔笛と同じくらい、あるいはこっちの方が好きかもしれないというぐらい思い入れの深い作品である。なんと言っても、曲が素晴らしい。前奏曲が始まった瞬間に作品の世界に没入できる。 というわけで、最近、DVDを何枚か入手してみて、比較的気に入ったのが、スカラ座バレエ団(マクミラン演出・振付)のディスクである。まあ、この作品を好きになったきっかけがクランコ版だったので、クランコ版を入手できればと思ったが、残念ながら映像は見付けることができなかった。でも、マクミラン版は、これはこれでいいというか、部分的にはクランコ版よりいいところも多いかもしれないとか思った。他の演出・振付に比べると不自然なところが少ないというか、わざとらしくないというか、自然というか、嫌味なところがないというか。いずれにせよ、他のディスクは観賞後に売り払ってしまったが、このスカラ座マクミラン版は手元に置いてある。 |
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2007,07,05, Thursday
海野弘(著)『ハプスブルク美の帝国 バロックから世紀末へ』集英社 (1998/04)
ハプスブルク家と芸術に関する本を最近になって立て続けに読んでいるのだが、ダントツで面白いのは、やはりローパーの『ハプスブルク家と芸術家たち』だったか。あれは、様式のことに関してほとんど書かれておらず、歴史書みたいなものだった。逆に、美術の様式などついて書かれた本は、読書意欲を持続させるのが極めて困難。 |
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