2008,02,29, Friday
わかんない人には全然意味の通じない作品らしいが、個人的にはものすごい衝撃を受けた。久々に漫画読んで面白いと感じ、書店に行っていっきに残りの巻を買ってきた。というか、中古品探すのも面倒で、さらにAmazonからの到着も待てないという感じで、車で最寄りの書店まで行ってきたが、普通に新品をまとめ買いというのは自分にとってはかなり珍しい。それに、よく考えると、最近読んでる漫画って歴史物ばかりで、歴史の勉強になるかな、という動機で読み始めてるわけで、ただの普通の少年誌の漫画を読むこと自体が、自分には珍しいことであり、それだけ純粋に内容が面白いということだろう。
それにしても、普段、書籍のほとんどをネットで購入しているので気にしてなかったが、リアルの書店で漫画本を両手に抱えてレジに持っていくというのは、やはり恥ずかしいものがあって、自分がどうしようもない駄目人間に思えてくるのが不思議。暇つぶしに漫画本を1、2冊買うのは大人って感じだが、10冊買うと不審者っぽい。ところが、なぜかブックオフで買うときは、それが普通の行為っぽく、さらに、ネットではまとめ買いがむしろ正しい作法である。ネットなかったら田舎では生けてゆけない理由のひとつである。 |
2008,02,24, Sunday
CASIO PX-720
送料込みで約55,500だった。ネットでも評判だが、このクラスの電子ピアノとしてはかなりの完成度に達している。全体的に構造がしっかりしており、特にペダルがちゃんとしている。鍵盤のタッチが本物のピアノにかなり近い(電子ピアノとしては少々重すぎるかもしれないが)。音もけっこう良い。これが5万円台とは恐ろしい時代になったものである。テレビなんかでは毎日にように物価上昇で庶民の生活を圧迫などと連呼されてるが、個人的にはどこを向いても、むしろあまりにも安すぎて恐ろしいって気がするのだが。 それにしても、電器屋で見てるときは感じなかったけど、部屋に置くと大きいっすね。何より梱包された状態の巨大さと重さのせいで、届いたときは一瞬後悔の念におそわれた。まあ、奥行きが短いので、大したものでもないけど。 |
2008,02,24, Sunday
ペーター・ラウトマン(著)『フリードリヒ【氷海】 死を通過して、新しい生命へ』三元社 (2000/12)
これはなんというか、完全に美術史の方法によって書かれているというか、どういったらいいか分からないが、美術史家以外の者には共有できないのではないか、と思うような文字列である。 |
2008,02,21, Thursday
神津琢自(著)『洋画家 神津港人の絵』ほおずき書籍 (2004/03)
本書は私の大学時代のドイツ語の先生に頂いたもの。神津港人は先生の祖父に当たるそうである。 私自身の血縁には、文化的に名を残した人物というのが皆無で、その点では、なんとも羨ましい話である。 黒田清輝の弟子の世代、萬鉄五郎と同級生で、各作品にその時代の状況を伺わせるテキストが添えられている。 |
2008,02,12, Tuesday
『ジョルジュ・ド・ラ・トゥール 再発見された神秘の画家』「知の再発見」双書
再発見の過程について書かれており、画家や作品について語られている点がどうしても少ない。最初はなるほどと感心しつつ読んでいたが、途中からちょっと飽きてきたかも。 |