スオウ(蘇枋)で染色
今回は「すおう」。
スオウ蘇枋すおう
アークオアシス仙台泉店にて購入した藍熊染料(株)のすおう(チップ)100g。

スオウは、西洋絵画材料に関する専門書にも時々登場するブラジルウッドの近縁である。本来はインド産のスオウから得る赤をブラジルと呼んでいたようだが、南米大陸を発見した際、すおうによく似た赤い染料を得られる木を見つけ、ブラジルがたくさんあるということで、それがブラジルという国名の由来になったという。

茜、コチニールなどと比較すると、非常に退色しやすい。National Gallery Technical Bulletin Vol.15に掲載されていた染料の耐久性に関する試験では、ブラジルウッドは惨憺たる結果であった。しかし、スオウおよびブラジルウッドはかつて西洋世界の主要な赤の一つだったわけで、一度触っておきたいかな、と。まぁ、画業とはほとんどなんの関連性がないのだけれども。。。

というわけで、スオウをごっそり鍋に入れる。
スオウ蘇枋すおう

煮出し作業に入るが、薪だとやはり火加減が難しい。
スオウ蘇枋すおう
ふつう、煮出しは30分ぐらいなのだと思うが、火が安定していなかったので、1時間ほどかかった。

充分煮出したら、布で濾しながら別容器に染液を移して、さっそく布(綿のレース)を浸してみる。
スオウ蘇枋すおう
おお、スゲー濃いな。

染液に浸けた直後は、だいたいこんな色っすね。
スオウ蘇枋すおう

さて、媒染しようかと、先日作っておいた、灰汁媒染液を含めた水に入れてみるが、、、
なんじゃこりゃー。
スオウ蘇枋すおう
せっかく染めた色が、すごい勢いで媒染液に放出されてしまったではないか。もったいない。

なお、灰汁のようなアルカリ系の媒染では、スオウは紫っぽい色になる。
スオウ蘇枋すおう

乾燥するに従い、ますます色が薄くなるとともに、渋めの色調へと変化していった。これはこれで悪くないが。
スオウ蘇枋すおう

染液につけた直後の濃さを保てなかったのが残念であるが、布が綿だったからかもしれない。

| 絵画材料 | 03:34 AM | comments (0) | trackback (0) |
DVD ヴェルディ レクイエム
DVD ヴェルディ レクイエム カラヤン&ミラノ・スカラ座管弦楽団
収録:1967年1月14&15日 ミラノ・スカラ座

ヴェルディのレクイエムは解りづらいっすね。モーツァルトのレクイエムは、クラシック聴き始めの頃にハマる曲の定番だが、他の作曲者のレクイエムも聴いてみたいぞと思って、モーツァルト作と並んで三大レクイエムの一角とされるヴェルディのレクイエムを聴いたときのガッカリ度は半端じゃないというか。あるいは期待していたイメージとかなり違うというか。

まずCDで挫折し、その後、実演でも聴いたけれど、やっぱりなんだかわからんというか、そもそもヴェルディのオペラもあんまり好きじゃないので、その時点でハジかれているような気がするが。そして今、3度目の挑戦ということで、図書館にあったカラヤンのDVDを借りてきたのだが、心の中での期待度がわりと低かったせいか、これは意外とイイ曲なのかもしれないと思ってしまった。

| 音楽 | 10:17 PM | comments (0) | trackback (0) |
俵屋工房より「練り棒」届く
俵屋工房の新製品、練り棒2種のサンプルを受け取る。
俵屋工房 NEW練り棒 2種
縦長タイプ(写真右)は両手で持って使用する練り棒。意欲的な製品で、すでに意匠登録も済まされている模様。

底広型は片手で持つタイプで、形状としては一般的なものであるが、実際に握ってみると実に絶妙な形状でとても握りやすい。握っただけでこれはイイと思った。
俵屋工房 NEW練り棒
俵屋工房談「最初の原型を設計して模型を作るに至るまで、かなり大変な思いをしました」とのこと。

当初、安価で実用的な製品を目指していたが、高温焼成による理化学磁器の技術的困難さから、コスト高になってしまったというお話を伺っているけれど、現在市販されている練り棒の中では標準より若干安くなる模様。

高温焼成の理化学磁器、強度はガラス製品の十数倍とか。
俵屋工房 NEW練り棒
鉱物を砕いた顔料の扱いに手間取っていたので、これはいけるかも。

というわけで、今週はいろいろ使ってみて、使用感などレポートしようかと。


| 絵画材料 | 01:36 PM | comments (0) | trackback (0) |
木灰で灰汁媒染液を作ってみる。
灰汁というのは、植物の灰を水に混ぜたときの上澄み液で、灰中の水溶性成分が溶けた水溶液。主成分は炭酸カリウム。アルカリ性で、染色用途ではアルカリ媒染剤となる。染料系の色材をいろいろ試してみている今日この頃なんだけど、まだ灰汁での媒染というものをやってみたことがないので、今回はそれを試してみることに。

昔の人は薪やら炭やらを日常の燃料としていたので、木灰、および灰汁は豊富にあり且つ非常に多用途な材料として使われていたようだが、現代ではあんまり身近ではないっすね。家にも火鉢のようなものがあるので、灰がないわけではないけれど、あまりたくさんはないので、藍熊染料(株)の木灰(樫)を使用。500gを630円で買ってくるのはどうなんだろうと疑問に思いつつも、だからと言って大量にまとめ買いしても使い道ないし、まぁ、しょうがないということで。
灰汁媒染剤

この記事では、木村光雄(著)『自然の色と染め』P.68の手順に従って行なうことに。具体的には「・・・灰の10倍の量の水(たとえば、灰1㍑なら水10㍑を加えて、時々かき混ぜながら1週間ほど置き、上澄みを取る方法で・・・」という、たったそれだけの一文であるが。しかし、その他にも灰汁の性質についていろいろ書かれてあるので参照されたし。

では、さっそくバケツに木灰を入れ、容積比にて10倍の水を注ぐ(本の処方が重量でなく体積比だっただめ、計り損ねて結局てきとうな感じで水を入れてしまったが)。
灰汁媒染剤

で、よくかき混ぜる。
灰汁媒染剤

フタをする。
灰汁媒染剤

1週間ほど、時々かき混ぜながら観察。一部の灰が水の表面に浮かんで、綺麗に上澄みが取れるか心配だったが、何度もかき混ぜる行為を繰り返しているうちに、全部下に降りていき、一週間後には実に綺麗な上澄みが取れそうな様子に。
灰汁媒染剤

というわけで、できあがった上澄みをすくい上げる。
灰汁媒染剤

さっそく実験ということで、スオウ(蘇芳)で染めたシルク(未媒染)を、灰汁に付けてみると、オレンジ色が鮮やかな赤へと変化。
灰汁媒染剤

シルクのスオウ染め、左が未媒染、右が灰汁媒染(乾燥したら紫色に)。
灰汁媒染剤

| 絵画材料 | 11:55 PM | comments (0) | trackback (0) |
CPUクーラー SHURIKEN(手裏剣)SCSK-1000 購入
暑い日に負荷の高い作業を行なうと時々PCが止まってしまうのは、やっぱりCPUが冷えてないからだろうか。

というわけで購入した(株)サイズのSHURIKEN SCSK-1000
約3000円と、けっこう安いわりに、そこその評判である。

Athlon64に付属のCPUファンと比べると、非常に大きい(写真左がCPU付属ファン、右側が手裏剣)。
939A8X-MにSCSK-1000
クロックアップなどせず、これまで真面目に定格動作で生きてきた自分にとって、こんなデカイFANを付けるのは生涯初めてである(定格動作でもこんな大きなファンが必要という時点で、何かおかしくないだろうか)。

こちらは裏返した状態。ヒートシンクのパイプがかっこいい。
939A8X-MにSCSK-1000

しかし、MicroATX仕様のマザーボード(ASRock 939A8X-M)を使用しているので、大きなクーラーが装着できるかどうか、その点が非常に心配である(小さいマザーだと他の部品に干渉して取り付けられないってことはよくある)。特に、939A8X-Mは電源コネクタの位置で、常に頭を悩まされるのだが。

では、さっそくSHURIKENを939A8X-Mへと。
939A8X-MにSCSK-1000

これは非常に厳しい。ケーブルが邪魔、というかケーブルをうまくまとめるだけでも、筐体内温度下がりそうな気がする。
939A8X-MにSCSK-1000

お、これはいけるかも。
939A8X-MにSCSK-1000

よいしょ。
939A8X-MにSCSK-1000

ハマった。
939A8X-MにSCSK-1000

というわけで、939A8X-MにSCSK-1000はOKっぽいです。

| 家電・パソコン | 12:42 AM | comments (0) | trackback (0) |

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