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2008,09,29, Monday
歌劇『ポッペアの戴冠』全曲 ミンコフスキ&ルーヴル宮音楽隊、オッター、ドゥランシュ、他
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1229823 モンテヴェルディの現存するオペラ作品、4作のうち、前回、処女作《オルフェオ》のDVDを購入したが、今度は《ポッペアの戴冠》。初めて観るので、無難そうな演出のものを選んだつもりだったが、ぱっと見た感じでは目の保養にはなりそうなものではなかったっす。画面が暗く、背景がほとんど見えない。見えるのは、登場人物の衣装とメイクぐらい。どうも、肌着を着て歌っているように見えてしまって。。。パジャマ公演みたいな。一見手抜きに見えるけれども、実は高度に計算された演出なのだそうだが、でもやっぱり手抜きに見えてしまう。自分、演出の細かいところとか全然見ていないというか、常に他のことをしながらチラチラ見てるだけ、さすがにオペラのDVDを3時間ガン見はできんなぁと思ったりしていたが、バロック時代の聴衆もほとんど舞台など見ていなかった様子なので、これはこれでいいのだと納得させてもらうことに。 |
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2008,09,26, Friday
歌劇『ペルセ(ペルセウス)』 ニケ&ターフェルムジーク
http://www.hmv.co.jp/product/detail/2657146 カナダ、トロント、エルジン劇場 2004年4月28日(ライヴ) バロック音楽、あるいは西洋音楽通史の本を読むとフランスの箇所で必ず名前が出てくるバロック中期の大家リュリであるけど、現代では滅多に聴く機会がない。しかし、音楽史の本を読んでいたら観てみたくなりもする、というわけで購入した、リュリの歌劇《ペルセ》のDVD(HMVで売っていたリュリのDVDはこれだけ)。 舞台セットは意外とシンプルで、幕が変わっても、どんなシーンでも背景とか変わる様子はないけど、映画『王は踊る』とか映像を観ると、そういう感じだったかもとか思う。ルイ16世の頃の舞台は、これとは比較にならないほど巨大で豪勢だったかもしれないけれど、雲に乗って降りてくる仕掛けなどいかにも当時っぽいところがあって、ああ、こんな感じだったかも、と思わせるところがある。で、本で読んでいた予備知識などと照合すると、フランスのオペラにはバレエが挿入されるっていうのは本でいつも読んでいて、ルイ16世も自ら踊ったとか、ワーグナーもフランスでの公演ではバレエを加えたとかあるけど、本DVDを観てみると確かにバレエっぽいところがある。というか、挿入されているとかそういうレベルじゃなくて、とにかくずっと踊り続けてるんですが。。。あるいは踊るというよりは、回ってるという方がいいか。実写版セーラームーンの戦闘シーンを思い出してしまった。他に気づいたことでは、全体で5幕もあるが、各々は短く、イタリアオペラに比べて話の進行が速い。これはフレンチ叙情悲劇の特徴らしい。また、イタリアオペラはアリアが聴き所でやたら長いが、本作はレチタティーヴォとアリアの境が曖昧で、これもフレンチ叙情悲劇の特徴らしい。歌合戦風のイタリアオペラに比べると、劇としては自然な流れで、踊りと相まって、ミュージカルっぽさがなきにしもあらず。もしかしたら、イタリアオペラより現代人向きかも。あと、叙情悲劇にジャンル分けされているけれども、べつに悲劇的結末になるとは限らないという特徴とも一致してますな。 |
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2008,09,26, Friday
簡単な映像記録を撮るのに便利かな、と思って購入。
![]() Youtubeなどの動画を見ていると、Webカメラで撮っていたりするのがあるけど、なかなか高画質だったりするので、ちょっと興味が出てきわけである。数年前、応募した憶えもない懸賞に当選して送られてきたWebカメラを使用したことがあって、なんとなく図像が映っているなぁ程度の代物だったが、それに比べると最近のwebカメラはすごい。特にHD画質で撮ると、人物の背後とか部屋の細かいところまで映っていてスゲー。しかし、一番多用したかった640×480サイズで撮影すると、なぜか映像にすごいノイズが乗ってしまう。いろいろ設定弄ったけど駄目。まぁ、しばらく使っていれば、だんだん性質がわかったくるかもしれない。 |
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2008,09,18, Thursday
銅系の色材についてまだまだ理解が足りないな、自分。と思ったので、素材をいろいろいじくりながら学んでいこうかと思い、まずは銅板を買ってきて、酢に浸けてみることに。
空瓶にワインビネガーを(瓶の1/3ぐらい)注ぎ、銅板を入れてフタをする。 ![]() 一晩経ってから、覗いたら緑色が噴いていた。酢に浸かっている部分は奇麗な状態で、酢の上記に触れている部分に緑青が噴いております。 ![]() さらに3日ほど経つうちに、ワインビネガーが緑色を帯びてくる。 ![]() そういえば、まだ染色で銅媒染剤を使用したことがなかったな、と思い立って、銅媒染剤作りもやってみることに。まぁ、先ほどの実験でできた緑液でも利用可能だと思うけれど、とりあえず銅媒染剤作りに一般的に使用されている銅線と氷酢酸を使ってみることに。同質量の場合、銅線の方が、銅板より表面積が大きいであろうし。 ![]() |
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2008,09,17, Wednesday
『パルジファル』(2004年8月、バーデン・バーデン) マイアー/ハンプソン/ナガノ/ベルリン・ドイツ交響楽団/他
パルジファルはCDでも実演でも聴いたことがなかったので、これがファースト・パルジファルである(少なくとも全曲通して聴くのは)。クナッパーツブッシュの録音が発掘される度に大いに話題になったりするが、蚊帳の外に居たわけで、いつかは参戦してみたいなぁと思っていたりもしたのである。で、ふとなんとなく、DVDでも買ってみるかと思ったのだけれど、近年のオペラは変わった演出のものが多くて、最初に観るのに適するソフトというのは少ないっすね。特にワーグナーはほとんど実験場と化しているような。シェンク演出の映像もあるけど、舞台はともかく指揮がレヴァインなので音楽的に好みでないし、国内製基盤が1万円もするしで、迷った末にケント・ナガノ指揮、レーンホフ演出のDVDをヤフオクで落札。一通り通して観たところ、全体的に渋い色調でなかなか悪くない舞台、特に第三幕はいい感じではないでしょうか。しかし、第二幕だけは小生の感性の許容範囲を超えてしまっている。この幕だけ浮いてるような気がするのだが。歌手の奇抜なメイクが演出のメインなのか、人の顔をものすごいアップで映し続けるのだが、これがまたとても気持ち悪い。 ↓第一幕。 |
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2008,09,12, Friday
タイムトラベル・ボックス
ヤフオクで安く出品されているところを落札。TOSからVOYまでタイムトラベル・エピソード12話を集めたDVDボックス(と言っても、トールケース程度の箱にDVD4枚入っているだけだけど)。スタートレックのタイムトラベルエピソードはけっこう面白いものが多いが、個人的にヴォイジャーのものだけはちょっと不満がある。他のシリーズは歴史の改変を避けるようなシナリオになっていることが多いので素直に楽しめるが、ヴォイジャーはあまりにも歴史を書き換えすぎていて、その時点までの話の流れや人間関係の積み重ねを一気に無為にしかねないようなエピソードが多々あり、微妙に後味が悪かったりする。そんな自由に時間を行き来できるなら、全部タイムトラベルで解決できるじゃんって。極めつけが最終話の「道は星雲の彼方に」で、個人的には当初の23年かかって帰還したケースの方が、たとえ一部のクルーに不幸があったとしても、筋の通ったまともな話のような気がするのだが。。。歴史を変えてアホみたいなハッピーエンドになってしまうというのが、なんとも興醒めである。 |
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2008,09,10, Wednesday
岡田暁生(著)『オペラの運命 - 十九世紀を魅了した「一夜の夢」』中央公論新社 (2001/04)
同著者の『西洋音楽史 「クラシック」の黄昏』が良かったので、こちらも読んでみる。これらを読むと、普通の楽曲解説書が実に些末なことばかり羅列しているような気分になってくる。 |
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2008,09,07, Sunday
三沢基地航空祭を見物にゆく。
三沢は初めて行くのだけれど、小生は宮城県在住なので、とりあえず朝の4時に出発。東北自動車道を下って、8時頃に三沢にたどり着く。車両で行ったときの入り口など、いろいろ決まっていて難しそうだったが、三沢駅あたりまで行ったら、学校の校庭とかが臨時駐車場になっていたりして、意外とすんなり駐められた。 天候が悪く、ほとんどのデモが滑走程度に変更されて、ちっとも見応えがなかった。F-4とかたまに飛んだりしたけれど、雲が低くて、すぐに見えなくなる。まぁ、今度来るときの下見になったかと思うことにしよう。 というわけで、装備品展示の写真を撮ったくらいで終わってしまった。 まずはF2 ![]() 後ろから見たF2 ![]() F-4ファントム ![]() 米軍の艦載機、ホーネット ![]() 松島の装備品展示と違って、米軍機が非常に多かったが、中でもF-16はたくさん並んでいた。 ![]() AIM-120 アムラーム ![]() ついでに奥入瀬渓流を撮影する。 ![]() ![]() ![]() ホームページを作ったりするときにアクセントになるかもと思って、マクロレンズで苔などを撮影してみる。 ![]() ![]() ![]() |
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2008,09,06, Saturday
映画『魔笛』 監督:ケネス・ブラナー
舞台が第一次大戦という演出。ぱすれんで借りて、予備知識なしで見始めたら、いきなり『西部戦線異状無し』みたいな塹壕戦から始まったので驚く。しかし、序曲の処理とか実にうまくて面白い。序曲で楽隊が行進するところとか、夜の女王の3人の侍女が従軍看護婦というのも笑かす。とはいえ、はじめは面白くても、こんな調子で3時間も続くと飽きてくるけど。それに、魔笛を知らない人が観たら、何が面白いのかさっぱりわからないような気も。と言っても、新演出のオペラってみんなそうだが。自分の場合、初めて観た《魔笛》の映像は、ベルイマン監督のTV用映画で、魔笛どころかオペラの映像を観るのも初めて、むろん生の舞台を観たこともないという感じだったのだけれど、今思うと、最初に観たビデオがあれでよかったなぁとか、しみじみ思ったりする。 |
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2008,09,03, Wednesday
最近、MAIMERIのウォルナットオイルが入手できるようになったので、これまでポピーオイルを使用していたような場面で、積極的にウォルナットオイルを使用しているのだけれど、これがまた非常に乾燥が遅いような気がして。。。少し多めに使うといつまで経っても皮膜が柔らかく、カラリと乾いてくれない。もしかしたらポピーオイルより遅いのではないか、などと思い始めたところで、実際どうなんだろうと思い、乾燥速度の試験をしてみることに。どうせなので、手元にある他のオイルもまとめて実施してみることに。
![]() アクリルジェッソを塗った板の上に、少量の絵具に各オイルを混ぜて塗布する、という方法で行なう。使用した絵具はホルベインのブライトレッド(乾燥日数3日)。各オイルが混ざるといけないので、パレットに16のサンプルと同じ数、少量ずつ絵具を絞り出し、筆にオイルをつけ、絵具に混ぜて塗布。一度使用した筆は筆洗器で洗ったのち、ホワイトスピリットで二重に洗浄、キッチンタオルで溶剤をよく拭う。できるだけ公平になるように、最初のサンプルを塗る際も筆洗器とホワイトスピリットで洗う行為を行なっている。と言っても、ブログにエントリーするレベルの実験なので、あまり精度の高い試験ではありませんから、その点ご留意の上で読んでください。問題点としては、全て新品のメディウムを使用したわけではなく、一度フタを開けて時間が経っているものもあるので、その場合、若干酸化している可能性があるのと、溶剤を混ぜていないので、粘度の高いオイルはどうしても厚めの皮膜になりがちで、不利な条件となってしまう。なお、乾性油に関しては、いずれも揮発性溶剤を使用しないで絵具に混ぜているので、通常の描画時に使用する状況よりも乾燥日数が多くなっているかと思われるので、実際に描画に使用したときにこれくらい時間がかかるというわけではないので。 乾性油以外にも、調合したメディウムとか、ワニス、合成樹脂などもサンプルに加えている。 以下が、試験結果を表にしたものであるが、指触乾燥のみの表示とした。指触乾燥とは指で触っても塗料が付かないという乾燥ぐあいで、内部はまだ柔らかったりする。その後の乾燥状況も表示したかったが、それぞれ実に微妙な進行具合だったし、厳密な塗料用語を使用せよとか言われると非常に困るので、表の上では省くことに。 ![]() まず、ワニスから。 ワニス系は揮発性の溶剤を多く含むので、乾性油だけのサンプルより遙かに速く乾燥するの当然と言えば当然。そもそも、塗布する際にどうしても薄目の膜になってしまうので有利。全サンプル中、最初に乾燥したのは、マスチックワニスであり、ダンマルワニスはけっこう遅かった。 ヴェネツィアテレピンは、テレピン精油等では薄めなかったので、他のワニスとは条件が異なる。しかし意外にもマスチックワニスと同程度のスピードで指触乾燥に到達。MAIMERIのヴェネツィアテレピンは他社製品よりも粘度が低く、テレピン精油を含む割合が多いのかもしれない。とはいえ、指触乾燥と言っても皮膜は非常に柔らかく、べたついた感じがいつまで経ってもなくならない(揮発性溶剤を加えれば別だと思うが)。 溶剤の多量に含まれたワニスを除外すると、最も速く乾燥したのが、コーパル・ペインティング・メディウム(クサカベ)とリクインファインディテール(W&N)。ブラックオイルも速かった。次は、サンシックンドオイルだが、特に自製のサンシックンドオイル(未ボイル)は、市販のサンシックンドオイルより速く乾燥した。と言っても、市販のサンシックンドオイルもかなり速いことに変わりはないが。 リンシードオイル、コールドプレスド・リンシードオイルはけっこう遅かった。スタンドオイルは普段からかなり遅いと思っていたが、今回の試験では、普通のリンシードオイルより若干速かった。不思議なのは、リンシードオイルが指触乾燥に至るまでの時間で、なんとポピーと同じくらいかかってしまった。コールドプレスドリンシードオイルは、全サンプル中でも最も遅かった。ただし、リンシードオイル全般は、たとえ初期の指触乾燥が遅かったとしても、その後の皮膜の固まり方などでは、ポピーなどリノール酸主体の油より、ずっとさっぱりとした乾燥具合になる。 リノール酸主体の油群(ポピーオイルなど、一般に黄変が少なく、乾燥が遅いと言われる乾性油)では、ヒマワリ油が最速、ついでウォルナット、3番目にポピー(と言ってもウォルナットオイルとの差は僅かでほとんど同時)となり、それらに比較するとサフラワーがやたら遅かった。ヒマワリ油は、指触乾燥までには、生のリンシードより速かった。 ■反省点 荏の油を加えるのを忘れていた。 なお、先に書いたとおり、厳密に条件を揃えられなかったので、参考程度にということで。 |
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