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2009,02,28, Saturday
![]() 付近のホームセンター3箇所にて、実際に座ってみたりしながら選んだ座椅子。ちなみに回転式する。 7千円弱也。 冬の日差しが斜めすぎて、制作に支障をきたすため、掃き出し窓に遮光カーテンを付けてみた。 ![]() 暗い色は光を吸収するのか、カーテンに近づくとセントラルヒーティングかと思わんくらいに暖かい。夏になったら窓側に白のカーテンしないといかんかも。 |
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2009,02,26, Thursday
今回は↓これ。
![]() http://naturalpigments.com/detail.asp?PRODUCT_ID=431-10S ![]() ショップの解説によると、キプロス島の褐鉄鉱より得た顔料とのこと。 リモナイトの標本を持っているけど、↓のようなものである。 ![]() ただし、先日のヘマタイト同様、鉱物のようなものではなく、土状のものから得たと思われる。そもそも、リモナイトは厳密な分類上では鉱物に該当しない。この場合、おそらく水和酸化鉄というぐらいの意味で使われているのかと思うけど。 しかし、まぁ、せっかくなので、手持ちの標本も顔料してみようかと、条痕色を確認してみる。 ![]() 実はこの標本、あまりリモナイトっぽくないかも・・・。普通もっと黄色なものなんだが、なんか赤い酸化鉄がずいぶん混ざっているような。。。 で、先日購入した”石の絵具”セットを使って研磨。 ![]() これ、赤くね? とりあえず、アラビアゴム水溶液で塗ってみる。 ![]() 詳しくはわからんけれど、今回購入したリモナイト顔料は、水和酸化鉄としてより純度の高いイエローオーカーって感じでしょうか。なんか、人工のイエローオーカーみたいな冷たさを感じるのだが。 |
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2009,02,20, Friday
先日、地球の鉱物コレクションを解約した替わりに注文した洋書、Ronald L. Bonewitz, "Rocks and Minerals: The Definitive Visual Guide"、安い割になかなか豪華な作りで、テキストも充実している。
![]() 同価格帯にも似たような本がたくさんあって他のも気になるけど、例えば、Chris Pellant, "Rocks and Minerals (Smithsonian Handbooks)"は『岩石と鉱物の写真図鑑』の名で日本語版があり、こっちはだいぶ前に入手していたが、それと比べても文章量、図版など総合的に2~3倍ぐらい増しの充実度。単に鉱物の写真が載っているというだけではなく、歴史上どのような用途に使用されたかなどの記述が多く、それに関する写真も多く掲載されているのがいい。顔料としての使い道や作例などいっぱい載っている。また、岩石、鉱石等の基礎部分の解説も、断然優れている。『岩石と鉱物の写真図鑑』は満足していたが、今になって改めて見返すと、まるで簡略化し過ぎではないか、と思えてきたりしちゃったり。 ↓は岩石部門の一例。大理石のページ。 ![]() ↓は鉱物部門の一例。辰砂のページ。 ![]() 英語の場合は市場が広いから、こんな安い値段で出版できるのですかね。 |
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2009,02,19, Thursday
↓これ。
http://naturalpigments.com/detail.asp?PRODUCT_ID=450-31S 酸化第二鉄を主な発色成分とする天然の酸化鉄赤。 ![]() 開けてみるとこんな感じ。 ![]() ちなみにヘマタイトの鉱物は下記の写真のようなものを持っている。 ![]() ただし、顔料の方は、鉱物を砕いたものではなくて、おそらく土状のものから採取されたかと。というか、顔料名にヘマタイトと言われても、酸化鉄赤ですというぐらいの意味しかなさそうな気もする。 試しに鉱物の条痕色をチェック。 ![]() 条痕色とは、素焼きの陶板など固い板に鉱物を擦りつけたときに付着する色で、鉱物を判別する情報のひとつとなる。それと、鉱物を顔料にしたときの色も分かる。写真を見ると、確かに鉄さびっぽい色のような気がしないでもない。でもちょっと暗いかも。 上記のサンプルを削るのは勿体ないので、もうちょっと扱いやすい形状のヘマタイトを用意。 ![]() 先日、購入した「石の絵具」のタイル上で、研磨材を使って顔料にしてみる。 ![]() 赤い色が広がるかと思いきや、ちょっと予想外の汚い紫色が。。。。 一応塗ってみた(アラビアゴム水溶液)。 ![]() 予定では、赤い色が出て、鉱物の見た目は黒いのに粉にすると赤なんですよ的なことを書こうかと思っていたけど、なんか違う結果に。しかし顔料を購入したショップで売ってる、チューブ絵具のヴァイオレット・ヘマタイトの色見本と似ているような。。。 |
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2009,02,16, Monday
松本弥(著)『図説 古代エジプト誌 古代エジプト美術手帳』弥呂久 (1996/03)
前半は歴史の流れと共に様式等について語る美術史的内容。古代エジプトと言っても数千年の長い歴史があって全体像を把握するのは大変だが、美術とからめてあると妙に覚えやすい気がして、個人的に良い復習になった。後半はいよいよ材料や技法についての解説。エジプト美術はどことなく我々とは異質なものという感じがしてならないけど、技法や材料について知ってみると、本当に身近なものであり、職人の作業というのはいつの時代も変わらないものだな、と感じる。エジプト美術の特異性をやたら強調するような本とか番組とかよりも、こういった具体的な技術について淡々と書いてある本の方ずっといい。 |
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2009,02,11, Wednesday
楽天にて「石の絵具」なる商品を発見。
![]() 研磨材、研磨台、定着液、鉱物などのセット。鉱物を研磨材で削ることにより、顔料を作り、それを塗って絵などを描いてみるという商品。 詳細は下記を参照。 http://item.rakuten.co.jp/undigital/18-1652/ 手持ちの材料でもできそう気がしないでもないけど、商品企画に敬意を表して(普及版を)買ってみた。 中身はこんな感じっす。 ![]() 研磨台はごく普通のタイル。定着液は合成アラビアゴム。原石はアズライト、マラカイト、碧玉、サハラ砂漠の砂の4種を同梱。 ちなみに、別売のヘマタイトも注文したのだが、なぜかラピスラズリが入ってましたぞ。面倒なので返品とかしなかったけど。 まずは手始めにマラカイトを。 ![]() 意外なほど簡単に色が出てくる。以前、乳鉢で顔料にしたことがあったけど、研磨材という手もあったか。まぁ、研磨材が混入するし、大きめの顔料にはならないなど制限はあるけど。 ![]() 定着液と混ぜたら、さっそく付属の私製ハガキに試し塗り。細かいマラカイトはやはり色が薄い。 砂のサンプルは、下記のようにやるらしい。 ![]() 次は「碧玉」 ![]() 碧玉って、あまり知らないのだけれど、酸化鉄赤か。すごい簡単に色が出てきて、しかも濃い。 ![]() 続いてアズライト。 ![]() 近縁のマラカイトと違って、とても色が濃い。ちょっと研磨すると、ぶわっと青い色彩が広がる。 ![]() 実際に塗ってみても、やっぱりマラカイトとは雲泥の差。というか、天然のウルトラマリンよりずっと濃いっすね。 せっかくなので、ラピスラズリも試す。 ![]() ラピスラズリは単に粉にしだけではしっかりした青にはならず、複雑な工程により青を取り出す技術が発達したが、これは研磨材で削っただけなので、予想はしていたけど、色はかなり弱い。 ![]() 写真はまだ濡れているうちに撮影したので、ちょっとショボく見えるが、乾いたものを肉眼で見ると、とても上品な青、ちょっと薄いが重ね塗りすれば、豪華彩色写本の青みたいな感じになりそう。 |
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2009,02,10, Tuesday
![]() 詳細は下記にて。 http://www.tawarayakobo.com/shop/newinformation.html せっかくなので、ラピスラズリを中心に、色見本を作ってみる。 ![]() 後日ちゃんとしたのを作ることにして、まずて適当に塗って比較してみたところ。 右上は人工のウルトラマリン。右下の薄いの単純に砕いただけのラピスラズリ。左下はアズライト。 |
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2009,02,07, Saturday
古典絵画の顔料というのはわりと以前からネットで注文できたのだけど、最近になって既にチューブ入りも増え始めており、いくつか購入したりしている。先日入手したのが、スマルトのチューブ絵具。
![]() スマルトはコバルトで青く着色したガラスを細かくした顔料で、絵画ではバロック時代ぐらいから非常に盛んに使用されたが、人工のウルトラマリンやアルミン酸コバルトの登場で役割を終え、現在はほとんど使用されることがない。『絵画材料事典』によると、ガラスであるために隠蔽力に乏しく、荒砕きのものが用いられていたそうで、下に沈む傾向、展性(のび)の悪さ、画面にしまが目立つ等々の欠点があったという。 ![]() それでまぁ、さっそくチューブ絵具届いたんだけど、これが力一杯絞ってもなかなか絵具が出てこない。最初に出てくるのは分離した展色材だけで、顔料が中で詰まってる感じ? 自製手練り絵具は中で固まったりすることが多いが、そういうのではなくてどちらかというと、岩絵具みたいな荒い顔料を練ったときに著しく展性が落ちる現象っぽいと思われる。おそらくスマルトを、チューブ絵具としてスムースに絞り出せるくらいの粒子に砕いたら、隠蔽力等がますます減退するのだろう。スマルトは使うときに顔料と展色材と混ぜるべきものなのでは?って、スマルト使用歴ゼロの自分が言っても説得力がないが、少なくともチューブに詰めて売れるような絵具ではなさろうな。 ![]() こういうのと比較すると、現代の絵具っていうのは非常に扱いやすい物を提供されているのだなと改めて実感。昔の絵具はそれぞれの色材ごとに使い方があって、その素材の美しさを引き出すために、それなりの知識と経験が必要だったのだろう。現代人にとっては、絵具はチューブは入っている色の付いたペーストぐらいの認識しかなさそうだけど。 |
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2009,02,04, Wednesday
女優マルキーズ
仏伊西、1997年 『王は踊る』同様、モリエール、リュリ、ルイ14世など、フランスバロック宮廷メンバー総出演で、当時の舞台芸術の様子を忍ばせる。ルイ14世のウンコ受けが出てくるなど、『王は踊る』に比べて登場人物があまり美化されておらず、画作りの再現性という面では、かなりレベルが高い感じがするが、逆にストーリィがちょっとそれはあり得ないんじゃないかなぁ、いかにも映画だなぁって気がしたんだが。時代の再現に力点を置きすぎて、脚本の練りが甘かったのかもしれない。でも、個人的には、映画を楽しもうとか最近あまり思わなくなったので、当時の劇場の様子などが再現性の高い映像で観られるという点で、なかなか良かったかな、と。 |
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2009,02,01, Sunday
下記URLの商品が届いたので、さっそく練ってみる。
http://naturalpigments.com/detail.asp?PRODUCT_ID=475-11S こんな感じの袋に入ってやってきぞ。 ![]() 中身はこんな感じである。 ![]() ちなみに、右横の小さな塊は、前に鉛板とビネガーで自作した鉛白。 で、練り板上にブツを配置。 ![]() ショップの説明では予め乳鉢と乳棒で砕いてからビヒクルで練った方がよいとあるが、面倒くさいので練り棒で潰すことに。 ![]() この作業は粉塵を吸い込みやすそうなので、念のためティッシュを丸めて鼻穴に詰めておいた。 砕いたところで展色材を投入。 ![]() 自製サンシックンド+ノーマルリンシード+樹脂と蜜蝋の混ざった自製メディウム。 ステンレスのヘラで混ぜ合わせる。金属のヘラだと大理石板に傷が付くことがあるが、しかしやっぱ弾力性とかの面で、金属ヘラがいいっす。 ![]() 練り棒で、顔料と展色材を混ぜ合わせる。 ![]() 砂のような大きさの粒が混ざっていて、ざらざらしてる。現在の鉛白より粒子の大きさにバラツキがあるというのはショップの説明にもあったがこういうことか、あるいは乳鉢で擦ってないから、こんな感じなのか。 全体が濡れるくらいに混ぜ合わせたら、少量ずつ分けて、じっくり練り合わせる。 ![]() 練っているうちに、ざらざらはなくなっていく。一般的に市販されている鉛白はいつまで練っても綺麗に練り上がらない、という話が以前掲示板に書き込まれていたことがあったけど、こちらはそんなことはなく、練れば練るほど報われると言った感じで滑らかになっていく。たいへん気持ちよく、徒労感みたいなものがない。 ![]() 購入したときの塊はそんなに密度が高くないので、油でよく練り合わせると体積としてはかなり小さくなって、まるで減っちゃったのか?とか思うかもしれないけど、空気だった部分が多いのだろう。 ![]() 3時間以上かかけて、ようやく練り上がったのが、たったこれだけ。 |
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