2010,04,26, Monday
以前、色材の勉強にと思って手当たり次第に買った染料がまだたくさん残っており、死蔵させておくのも何なので、順次使っていってみようか。しかし、藍、コチニール、スオウなどメジャーなところを試し終わると、残りはわりと淡い色合いの染料がほとんどで、西洋絵画系を専攻した者にとっては、ちょっと馴染み難いものが無きにしもあらずである。
そんなことも言ってられないので、今回は「よもぎ」とやらを。 ![]() とりあえず、染料を煮出す為の火を用意するのだが、枯れてしまった庭の木を燃料としてとってあったりする。 ![]() さらに新兵器として、現代火打ち石、ライトマイファイアー ファイヤースチールスカウトも用意。 ベア先生がよく使っているやつである(17:45あたりから使い方を紹介している)。 というわけで、少量のティッシュと新聞紙を火口に着火を試みる。 ![]() 雨が降っていることもあって、燃えやすいという松葉も加えたが、それでも、なかなか薪が燃えてくれない。 この薪であるが、どうもナナカマドだったらしい。名前の由来が「七回竈に入れても燃え残る」というくらいに火付きが悪いそうだ。 この天候でナナカマドは無理だろうと判断し、建材用の木材に変更。 ![]() あっという間に火が着いた。 ガンガン煮出す。けっこう濃い色が出るものですな。 ![]() 生地を入れると、やはり淡い色だが、そこがいいのだろう。 ![]() 日本の伝統色名にまだまだ疎い、というか、色名と色が全然頭に入らないので、体験しつつ憶えていかなければ。 |
2010,04,03, Saturday
たまたま桜の咲く時期に東京に出てきたので、等々力渓谷と多摩川台古墳群で桜を観賞しようかと思い立つ(世間一般では等々力不動尊と多摩川台公園っていうのかもしれんけど)。
等々力駅到着。 ![]() 駅のすぐ近くに渓谷の入口が。 ![]() 普通の街の中に、こんな渓谷があるというのが、何度観ても不思議な感じで良い。 ![]() ![]() ついでなので、前回、訪れたとき見逃してしまった野毛大塚古墳を訪れた。 ![]() 埴輪などが並べられていて、なかなか悪くない雰囲気だが、円分頂上はカラーアスファルトだったりする。 ![]() 等々力不動尊にてようやく桜を観る。 ![]() そのまま歩いて多摩川台古墳群を目指す。 ![]() 途中にたくさんの古墳があって面白い。地図は『武蔵野の遺跡を歩く 都心編』に掲載のものを参考にした。その他にも、あちこちでこの周辺の古墳やら遺跡が載った地図があるのだけど、大部分は住宅の下となっているので、いくら探しても見付からないから、あまり気にせずに通過した方が良い。 けっこう距離があって大変であるが、ようやく宝来山古墳にたどり着く。 ![]() 1~8号まである古墳群のひとつ。 ![]() 多摩川が見えますな。 ![]() それにしても、すごい人である。 ![]() メインである亀甲山古墳の写真もこんな感じになってしまった。 ![]() |
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