コーパルと琥珀の違い その2
コハクとコーパルはどんなところが違うのか、どのぐらいの差違あるのか、という点について、実際に素材に触れながら体験してみたいような気がしないでもないという話の続き(なんの脈絡もオチも結論もない点を予めご了承ください)。

その1はこちら↓
http://www.cad-red.com/blog/jpn/index.php?e=795

左が琥珀(たぶん)、右2点がコーパル。
コーパルと琥珀の違い

マダガスカルコーパルは、マニラコーパルのようにアルコールに容易には溶解しないけれども、徐々に軟化して一部は溶けているかと思われるぐらいになったのは過去に書いた通り。
http://www.cad-red.com/blog/jpn/index.php?e=800

コーパルと琥珀の違い
   ↓   ↓    ↓
コーパルと琥珀の違い
その後、樹脂の軟化はさらに進んで、こんなふうになっている。

溶けたと思われる部分だけ、実際に木材にニスとして塗ってみたりもした。
コーパルと琥珀の違い

実は同時に琥珀の方もアルコール(無水エタノール)に浸けておいたのだが、あれからずぶん日数が経ったにもかかわらず、見た目にはほとんど変化がないようである。
↓こんな感じ。
コーパルと琥珀の違い

やはり琥珀とコーパルは、別の段階として差別化するべきな感じの印象が強い。
でも、よく見ると、アルコールが少々赤く染まっているようにも見えるので、多少は何かが溶けているのか。それとも琥珀を赤く見せるために染料が塗ってあったのか。

試しに、アルコールから琥珀を取り出してみたら、層が捲れるような感じで、形が崩れていた。
コーパルと琥珀の違い

部分的に溶けやすいところと、そうでないところがあるのだろうか。いずれにしても、コーパルとは全然溶け方が違うのは確かだが。

そもそも、この琥珀が正真正銘の天然品かもちょっとわからないのだけど。

俵屋工房さんより頂いていたクレマーピグメントのアムバーがあったことを思い出したので、実験に参加させる。
コーパルと琥珀の違い

無水エタノールに漬けて数日。
コーパルと琥珀の違い
コーパルみたいに軟化したりはせず、溶けているようには見えないが、微妙に色は染み出すんですなぁ。
樹脂に対してアルコールの量が多いので、適正な比率ならニスの色成分として役立ちそうな感じがしないでもない。

クレマーの材料販売サイトの解説を参照しようかと思ったが、昔の本の抜粋がPDFで掲載されているだけみたいである。

一般的に琥珀というのは採取されたもののうちで、研磨等の単純加工で宝飾品として使えるものはごく一部で、ほとんどはそのようなグレードではなく、熱処理その他で再加工して再生琥珀やらアンブロイド、またはその他の用途に使用されるという。宝飾品用のものも、形を整えるときに切片が多く発生するであろうし、たぶん、そんな感じの細かい部分かと。

というわけで、引き続き観察してみることに。

| 絵画材料 | 01:00 AM | comments (2) | trackback (0) |
DVD ローエングリン全曲 アバド&ウィーン国立歌劇場
ちょっと高かったが、DVD『ローエングリン』全曲 ドミンゴ、ステューダー、アバド&ウィーン国立歌劇場(日本語字幕付)を買ってみた(現在は品切れ)。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/1826674

バイロイトのDVDも有名だが、やはりなんだかんだで序曲のときにオケが見えているのはいいものだなぁと。
映画やテレビのようなものが存在する現代では、オケは見えていた方が、気分的に盛り上がる。



しかし、序曲がいいと言っても、序曲だけ抜粋したものをコンサートで聴いたり、ワーグナー管弦楽曲集みたいなCDやらDVDで観たり聴いたりしてもさっぱり面白くない。やはりこれから本編があるのだという気持ち的な盛り上がりのもとで聴かないと駄目っすな。

ちなみに、バイロイトのDVDは、VHSの時代から定番化して山ほど流通していたものだけれども、廉価版が出ているようなので、まだの方はこの機会にどうぞ(普通に考えて、これぐらいがDVDの適正価格のような気もするが。。)。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/3534948


| 音楽 | 02:47 AM | comments (0) | trackback (0) |
持田季未子(著)『一七世紀の光 オランダ建築画の巨匠サーンレダム』
持田季未子(著)『一七世紀の光 オランダ建築画の巨匠サーンレダム』岩波書店 (2009/07)

タイトルの通り、日本ではあまり知られていない画家を取り上げている点だけでもすごくいいのだけど、オランダ黄金期の画家たち、日本語の文献では美術展のカタログぐらいにしか登場しない名前、次から次へのと出てきて、それだけで興奮しそうになった。画集等の洋書なんかはけっこう買ったけど、日本語の単行本のなかでカタカナの文字になっているのをあまり見かけないので、ちょっと嬉しくなりますなぁ。美術のみならず、当時のオランダの状況を説明する文章もわかりやすいという具合で、総合的に文章がいい感じである。何よりも、画家の制作行程が仔細に語られている点が素晴らしい。絵画制作者にとっては参考になること多々ありである。

| 書籍・雑誌・漫画・アニメ | 05:11 PM | comments (0) | trackback (0) |
ライディーンしか知らない - YMO


全盛期の頃、私はまだ小学生にあがるかどうかという年齢だったので、ライディーンくらいしか知らないのである。・・・と言いたいところだけれども、firecrackerもけっこうなじみ深い。PC-8801MHのdemoのBGMに使用されていたので。。YMOの曲だと知ったのは、最近だけど。


※firecrackerは5:00頃から。

動画サイトの登場で、他のPC88のデモも見れるようになったけど、MHのデモが一番デキがいいような気がする。SRが一番という意見も多いけど、MHの方がグラフィックも、FM音源もつかいこなされていると思うのだが。。ユーザーだった故のひいき目だろうか。後に、PC-8801MCを買ったときは、デモがどれぐらい進化しているのか期待したものだけど、しょぼいゲームが付いているだけだった。

オマケ:MH及びMCで私が作った作品群。
http://www.cad-red.com/basic_magazine/

| 音楽 | 01:48 AM | comments (0) | trackback (0) |
共芯シナ合板
テンペラ用支持体石膏地の支持体としても定評のある共芯のシナ合板、ネットでも注文できるところがないわけではないけれども、注文方法が面倒だったりで少々億劫な面もあったりしたが、ゆめ画材さんで取り扱っていたので、注文してみた。

ちなみにカテゴリー的には、 版画用品 › 凸版 › 版木 › シナベニヤ 特厚(9mm厚・5層)のところ(他にも版画関連のサイトで取り扱っていたりすることがある)。
基本的に版木用途だと思われるので、支持体用として売っているわけではないから、ご利用は自己責任で。

個人的には9mm厚のものをよく使用するので購入したけど、もっと薄いものもある。
テンペラ画で小さいサイズしか描かない場合は、厚いものを利用するのがなにかと利点が多いので、以下のところの合板が買える。
ゆめ画材 › カテゴリー > 古典技法と顔料 › 道具 › シナベニヤ板
価格を考えると、木材店で買った方がずっといいけど、試しに葉書大を注文してみた。

で、届きました。


特製ベニヤ板60×90cmシナ材共芯9mm厚(5層)


| 絵画材料 | 03:05 AM | comments (0) | trackback (0) |

↑上に戻る↑  : 古い記事>>
累計
本日、昨日 集計結果
  
■NEW ENTRIES■
■RECENT COMMENTS■
■RECENT TRACKBACK■
  • 昔のキャンバスの木枠は意外とシンプルだったのか?
■CATEGORIES■
■ARCHIVES■
■PROFILE■
■POWERED BY■
BLOGN(ぶろぐん)
BLOGNPLUS(ぶろぐん+)
■OTHER■
■LOGIN■
現在のモード: ゲストモード
USER ID:
PASSWORD: