2010,09,17, Friday
![]() 銅製蒸留器 アランビック 0.7L アルコールランプタイプ、Amazonで2万円弱也。 取説を読む限りではハーブの精油抽出がメインな感じの蒸留器でしょうか。 サイズが小さいなので、そんなところか。 残念なことに、以前、試しに育ててたスパイクラベンダーは全滅しているので、肝心のハーブがない。 まぁ、他にもいろいろ生えているので、試してみてもよさそうなものはあるが。。。 ラベンダー類は、やるとしたら来年以降か。。 下記にさまざまな使用法が紹介されている。 http://jms.la.coocan.jp/sub6.html 私が買ったのは容積が小さいのだけれども、一応アルコール蒸留もできるそうな様子なので、試しにワインでも蒸留してみようかしらと思案中。 ワインを蒸留するとブランデー(厳密には蒸留後さらに樽で熟成させないとブランデーにはならないが)。 ビール(というか麦を発酵させたアルコール)を蒸留するとウイスキーに(これも樽で熟成させないとウイスキーみたいな味と色にはならない)。 以前、ニッカウイスキーの宮城峡蒸溜所に行って、実貯蔵のウィスキーを買ってみたが、全くウイスキーの味がしなかった。 参考:http://www.cad-red.com/blog/jpn/index.php?e=212 あまりの不味さに驚いたが、しかし、今考えるとウォッカとかそのまま飲める人には意外と平気かもしれない。いや、でもウォッカは濾過で雑味や臭いを除いているかもしれない。ウォッカ、ジュースに入れて飲むことはあっても、そのままは飲まないのでわからない。 松脂に関しては、夏になったら集めてみようなどと書いたこともあったけど、あまりの暑さにやる気が起きなかった。べつに夏じゃなくてもいいとは思うが。。。 試しにちょっと集めたものは、放っておいたら、すぐに揮発成分が抜けて白い塊になっていた。ロジン? |
2010,09,15, Wednesday
↓これを買いました。
フレスコセット ![]() ちなみに、Amazonの商品画像はフレスコじゃなくて、モザイク技法になってるみたいですが、どちらにしろ同じ物かと思われます。 中は漆喰粉とポリスチレンのパネル(建材用の断熱材?)、説明書が入ってました。 ![]() 漆喰粉は「・・・あらかじめ調整された漆喰粉」とありますが、内装材として売っている漆喰粉に似ていますなぁ。 家庭用に売っている比較的少量の漆喰粉を買った方がいいとか言う人もいるかもしれませんが、420円ですから全然問題ないです。 A4ペラの説明書もなかなかよく編集されています。 顔料付のセットもある様子。 適当なカップにて、水と漆喰粉を混ぜる。 ![]() 100均の左官ゴテでボードに塗る。 ![]() 生乾きになったら、顔料を水で溶いたものを塗る。 ![]() ただ色を載せるのもつまらないので、アルカリに弱い顔料を使ってみた。 プルシャンブルーは見る間に色が消失して真っ白になった後、徐々に茶色に。 ![]() いろいろと工程をばっさり省いて、消石灰主材の漆喰に水溶き顔料で塗るというシンプルな構成だけれど、教材としてかえっていいかもしれません。 |
2010,09,13, Monday
美術館で絵を鑑賞するときっていうのは、じっくり鑑賞したつもりでも、だいたい全体の印象ぐらいしか見ていなかったりするものである。模写なんかすれば別であろうけど、見たもの毎度模写するわけにもいかないし、美術史家の方だったら、絵を描かない場合もある。
そんなことはない、俺はいつでもしっかり見てるよ、と言う人もいるかもしれないけれど、実際は自分が注目している箇所ばかり見ていて、自分が気にならない箇所は見のがしてしまっていたりするものである。まぁ、それはある意味人間の脳の正常な機能でもあるので、べつにそれはそれでいいのとも言えるけれど、やはり自分の主観を捨てて物事を細部まで公平に観察するという能力は大切である、と思ったりする。 で、絵画の場合、ジグソーパズルをやれば、分け隔て無く細部まで見るような気がした! というわけで、ブリューゲルのバベルの塔のパズル1000ピースを買ってみた。 ![]() 名画のパズルって意外と種類が少ないもんですね。イルカの絵はたくさんあるのに。 1000ピースって、ジグソーパズルの世界では、たぶん、初級編なのだろうけど、それにしても、けっこう多い。 ![]() ボトルみたいなのが描かれている。こんなんあったのか、という驚きの連続。 ![]() ブリューゲルのバベルの塔は、よく見ると、建設作業に従事している人が、細かくたくさん描き込まれているのだけれど、それを丹念に識別していなかないと、どこのピースか判らない。こんなに人がたくさん居たのか!って感じである。 この作品は、ウィーン美術史美術館所蔵で、あれは目に焼き付けようと、何度も見たものである。例えば、クレーンとか当時使われてたやつみたいですね。でも、使い方がちょっと間違って描かれているみたいだ等々、有名な箇所は見ていたりするけど、改めてパズルをやってみたら、全然見えていなかった。背景の町並みも凄いなぁ、とか、空の色の変化の具合も凄いなぁとか、非常に勉強になった。 それにしても、パズルなんて、ちょちょいと完成するかと思ったら、意外と大変な作業だったりして。 ↓3時間かかって、たったこれだけ。 ![]() なんことか、ここまでやって、続けるかどうか微妙に迷い中。 ![]() 画集なんかよりも相当デカいので、名画っぷりに圧倒される。 すぐそばにあった自分の絵を見て、ちょっと落ち込んだ。 3000ピースだと↓こんなに大変な模様。しかし、絵画の細部までしっかり見えますね。 http://giu205.way-nifty.com/viewfromi/2005/07/post_aa74.html http://corpsecorps.blog73.fc2.com/blog-category-7.html ただし、3000ピースは色がかなり明るめになっているような気が。。。 そうでもしないと細かいピースでは柄が判別できないという配慮かもしれない。 実際、1000ピースのはニス表面の汚れのせいか図像が判別しにくいところがある。でも、そこがまぁ古画のかっこよさでもあるし、部屋に飾るなら1000ピース版の方がいいかなぁ、と。 リアルのパズルを買わなくても、jpeg画像等をジグソーパズル化してくれるソフトもある。 http://www.vector.co.jp/soft/win95/game/se230493.html ピース数など自分で設定できるので、かなり大きな画像を用意し、500ピースぐらいで遊ぶとわりと細部まで堪能できる。 |