PVAでスライムを作ってみた。
以前、PVAの実験用にせんたく糊を2本ほど買ったことがあったけれども、それ以降使う機会もなく、もてあましていたところに、『たのしい科学あそび “のり”の実験』を読みまして、スライムなどを作ってみたくなった。PVAせんたく糊とホウ砂水溶液を混ぜるという、定番のスライム作りである。

せんたく糊は弱酸性と中性のものがあり、中性は若干だけ値段が高い。と言っても数十円くらいだし、場合によっては変わらないかも。支持体に塗布する場合、木や紙、布などの繊維にとっては中性の方が影響がなさそうに思うので、ひとまず手元にある弱酸性品をスライム作りに消費しよう。

↓Amazonで買ったホウ砂。
スライムづくり

コップにPVAが1/4になるくらいに注入。
スライムづくり
無色のスライムでは味気ないので、水彩絵具のブラウンマダーでPVAを着色してみた。

で、ホウ砂をお湯に溶かして、ホウ砂水溶液を作る。
スライムづくり
お湯じゃないと溶け難いんだそうで。

PVAの倍の量になるくらいにお湯とホウ砂水溶液を入れて、かき混ぜていると、↓こんな感じの粘っこい液体になる。
スライムづくり

スライムですな。
スライムづくり

スライムづくり

実は、PVAとお湯、ホウ砂の量、あとそれぞれを投入するタイミングなどがつかめず、2回ほど失敗している。一回目はホウ砂の量が多かったのか、ちょっと硬めというか、ゴムボールみたいになってしまった。

| 絵画材料 | 01:56 AM | comments (0) | trackback (0) |
お茶とスチールウールで、タンニンと鉄のインクを作る
西洋中世の写本にも使われたというタンニンと鉄のインク。西洋ではタンニンにオークのゴール(ナラの虫こぶ)が、鉄には、硫酸鉄(緑礬)が使われたようである(『色-世界の染料・顔料・画材 民族と色の文化史 』)。このインクが西洋文明にとってどれほど重要であったかは、ウィリアム・ブライアント・ローガン(著)『ドングリと文明 偉大な木が創った1万5000年の人類史』を参照されたし。

↓こちらのページで作り方を紹介されています
http://www.youhishi.com/manuscriptmaking.html
こちらでは、ヌルデの虫こぶが使用されていますが、染料の為のタンニンとしては、日本ではヌルデの虫瘤が有名です。ヌルデの虫こぶは個人的に好きな染料なので、ときどき染液を作って、Tシャツなどを染めていまして、その件については下記を参照ください。
http://www.cad-red.com/blog/jpn/index.php?e=470
http://www.cad-red.com/blog/jpn/index.php?e=832

黒い染料とするには、硫酸鉄を入手するか、あるいは鉄クギと酢で鉄媒染液を作るなど、それなりの手間がかかるのだけど、先日読んだ『たのしい科学あそび 鉄の実験』という本で、お茶とスチールウールでインクを作るという、非常に簡単な実験が紹介されていたので、今回それをやってみることにした。この本に掲載されている実験は、しごく簡単な手順だけれども、ここでは、さらに思い切って極限まで簡略化してみた。

緑茶を濃く入れる。
お茶とスチールウールのインク

スチールウールとひとつまみの塩を入れて、箸で掻き混ぜる。
お茶とスチールウールのインク
すぐに黒い液体になるが、これで既にインクは完成である。なんとも簡単。

箸で文字を書いてみた。
お茶とスチールウールのインク
最初は薄いけれども、少し経つとちょっと濃くなる。

Gペンで書いてみた。
お茶とスチールウールのインク

タンニンは渋味の成分で、お茶にも多く含まれているから、べつにお茶でもよかったのか。鉄はスチールウールでもいいと。
万年筆のブルーブラックも鉄とタンニンのインクらしいですね。

| 絵画材料 | 12:54 AM | comments (0) | trackback (0) |
『エゴマ-栽培から搾油、食べ方、販売まで』
怒濤のごとく本を買ってしまった。染料とか油脂とかその辺の関連の本だけど、探せば探すほど面白いのが見つかってキリがありませんなぁ。一応、図書館等で事前に買うほどのものかチェックしつつ、手元に欲しいものだけ注文しているつもりだけれど、今月は他のものが買えない。で、そのうちのいくつかご紹介すると、まず『炭と墨の実験』が面白かったので『鉄の実験』も買ってみたのだけど、こちらもたいへん充実している。例えば、中世の写本などに使われたタンニンと鉄のインクを作ろうと現在材料を仕込み中だが、この本にはお茶とスチールウールで簡単に作ってしまう方法が載っていたりして目から鱗であったりとか。今は農山漁村文化協会(編)『エゴマ-栽培から搾油、食べ方、販売まで』を一所懸命読んでるところで、先日触れた『エゴマ - つくり方・生かし方』もやさしい言葉で書かれた良書であるけど、微妙に靄っとして実態を掴みにくいというか、どう解釈したらいいかわからないところが無きにしもあらずだった。エゴマとシソの違いに関しても、わかったのかわからなかったのか、すっきりしない気持ちだったが、『エゴマ-栽培から搾油、食べ方、販売まで』の方は、全般的に誤解のなさそうな明快さがあって、実にダイレクトな感じがする。掲載されている表とかグラフも同様で、たいへん参考になる。簡単な手製搾油機の作り方も載っており、実は搾油機が欲しいと思って、思わず↓下記を注文しようかと思っていたけど、送料もかかりそうだし、自作でいけそう。さっそくホームセンターにに行くか。

http://www.piteba.com/eng/index_eng.htm
http://www.youtube.com/watch?v=xuLJoAYX2WM
↑手動式のエキスペラー(絞りかすを取り出して再び原料を入れる手間のない、スクリュー式の圧搾機)の模様。

エゴマとベニバナの種を購入。あとは、ブドウとタデアイの苗が欲しい。今年の栽培計画はそんなところであるが、そう言えば蒸留器も買ってあったので、もう一回ラベンダーも買っておいた方がいいかもしれない。

というわけで、誰に頼まれたわけでもないのに、非常に忙しい。


| 絵画材料 | 12:45 AM | comments (2) | trackback (0) |
エゴマ油とシソ油の違いがよくわからない件
近所のスーパーにて紫蘇油を買ってきた。

紫蘇油

ところで、食用油関連の本を読んでいて、エゴマ油とシソ油がどうにもよくわからなくなってきたところなんですが。。。
日本エゴマの会(編)『エゴマ つくり方・生かし方』には「シソ科の植物であるエゴマは、シソの変種ともされ、インドや東南アジア諸国の多くでは、シソとエゴマは作物としては区別されていないといいます。シソとの差としては、エゴマは(1)ペリラケトンによる香気(臭気)が強く、(2)茎葉や子実がゴマよりやや大きく、(3)葉は緑色系で、(4)子実は丸く油脂含有量が多いことがあげられます」という記述がありますが、まぁ、そんなところなんすかね。

紅花食品さんでは、紫蘇油荏胡麻油の両方を販売されているので、同じものの名前違いではなくて、ちゃんと荏胡麻油は荏胡麻から、紫蘇油は紫蘇からなのでしょう。
両方ともリノレン酸を豊富に含むから、乾性油としての素質ありでありますなぁ。

荏胡麻は今年辺り栽培してみたいところだけれど、紫蘇なら普段から庭に植えられていて食用している。
実も採ってあり、塩漬けにしてタッパに入れてあった。
紫蘇の実

剥いてみると、丸い実が出てくる。
紫蘇の実
荏胡麻の実は、先日色麻町役場に行ったときに、地元製品を展示していたのだけど、これよりだいぶ大きかった。

| 絵画材料 | 01:02 AM | comments (0) | trackback (0) |
炭の皮花火
以前、伐採した庭木などを焼いて炭を作った話をエントリーしましたが、その出来具合にはそこそこ満足しているものの、どの枝にも皮が付いていて、市販の炭と比べると、その点がちょっと見た目的に良くない印象が無きにしもあらずなんですよね。備長炭なんかだと、高温で作るので皮が残らないとか、あるいは最後に全体に火を廻して皮を焼いてしまう、などという話を聞きますな。

↓皮が残っている。
炭の皮花火

で、『炭と墨の実験(たのしい科学あそび)』を読んでいたら、「炭の皮花火」という実験が紹介されていて、要約すると、粉にした炭をティッシュにくるんで火を付けるという、見た目的には線香花火のようなものなのだけど、炭の皮という点がポイントで、同書によると、ナラ属の木の皮の部分にはいろいろが不純物が含まれていており、火を付けるとパチパチ弾けるのだという。

私が炭の原材料に使ったのは、確か、ナナカマドなので、ナラ属じゃないけど、とりあえずやってみましょうや。

皮を剥がして指で細かく砕いた。
炭の皮花火
ちなみに、細かくし過ぎると駄目なんだそうである。

ティッシュを細長く切ったものに先ほどの樹皮の炭を載せる。
炭の皮花火

くるくるとネジって完成。
炭の皮花火

火を付けてみた。
炭の皮花火
なるほど、ちょっと線香花火っぽいですかね。

火の勢いが強いとこんな感じに。
炭の皮花火

絵画用のヴァイン・ブラック顔料も試してみたところ、一応、花火っぽくならないこともなかったのだが、細かすぎるのか、ティッシュが燃えてすぐに、顔料がゾゾっと下に落ちてしまって、いまいちであった。

| 絵画材料 | 02:53 AM | comments (0) | trackback (0) |

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