テレピン精油に(略)
オイルランプ

昨年末はランプブラックを作るために、オイルランプにつかうための皿とか油とかいろいろ試したりしていたのだけれど、1本の芯のオイルランプというのは実に暗いもので、ほとんど光の点でしかない。これ一本で夜中に読書や手仕事をするのは、今から想像すると不可能に近いが、昔はこれが普通だったのだろう。芯を二本にするとけっこう明るくなり、三本にすると眩しさすら感じないでもないが、燃料の油も急速に減っていくので、油の高価だった頃にはそれも適わなかったであろう。自分で菜種を栽培して油を手に入れたという二宮尊徳は伝説もありますなぁ。

ところで、植物の油脂ではなくて、テレピンのような揮発油だとどうなるんだろうかと、実際に見てみたいと思って、ちょっと危ないとは思ったがやってみる。

これはヤバイですな。
テレピン
揮発しながら燃えるから、このくらいの勢いになるのだろうか。
ちなみに、屋外で周りに可燃物のない状態でやっています。

油脂のランプは風が吹くと消えるけど、テレピンの場合は風が吹くほど火が燃え上がるし、ちょっと水をかけたくらいでは消えることもない。

テレピンバルサムにも着火してみた。
バルサム
これもよく燃えますなぁ。針葉樹の樹脂だから、松材で作った松明(たいまつ)に近いものがありますかな。

油彩画の画用液は大半が引火性のものなので、火には注意しましょうということで。

| 絵画材料 | 11:41 PM | comments (2) | trackback (0) |
亜麻仁油や荏胡麻油が健康によいらしいという話について
googleで検索してると、リノレン酸を多く含む亜麻仁油や荏胡麻油などが身体に良いらしいという話が山のように見つかるんですが、亜麻仁油って、すこし前の本だと食用にはあまり適してないような感じに書かれることが多かったような気がするのだけど、最近はスゴク身体にいいという話になっているみたいで。
先日も図書館で油脂のことを調べてたら、『油の正しい選び方・摂り方 - 最新油脂と健康の科学』という本があったんでパラパラと見てたんですが、(亜麻仁油はあんまり出て来ないけど)荏胡麻油(及び紫蘇油)の絶賛本であった。ネット上にもすごい勢いで同じような記事が溢れており、思わず業界総動員の宣伝活動かしらと思ってしまわないでもないですが(最近は妙に疑り深くなって、テレビの健康科学番組も見なくなりました)。それに対して少々分が悪い、というかまるで悪役のようにされてしまっているのがリノール酸で、諸悪の根源のように書かれている(リノール酸も必須脂肪酸なので、食用油が全般的にリノール酸主体になっていたのが悪いという話なのだと思われる)。

ハイオレイック紅花油
食品売り場で売っている紅花油は以前より「ハイオレイック」という種類になっており、リノール酸が少なく、オレイン酸が多くなっているものになっていたけれども、リノール酸主体じゃないということは、油絵具には向かないということですかね。もともとはリノール酸悪玉説ではなくて、酸化しにくいという利点でハイオレイックになったのだろうけど、健康科学的にも悪いってことになっているようで。ちなみに、ハイオレイックとはたぶん、オレイン酸の割合が高い意味なんでしょう。さらに、ヒマワリ油をみたら、それもハイオレイック版になっていた。ハイリノール紅花油の市場が小さくなったら、油絵具の価格が上がるということもあったりするのだろうか。

| 絵画材料 | 10:48 PM | comments (0) | trackback (0) |
菜種油
この前、煤を集めようかと思って購入した国産菜種油だけれども、サラダにかけて食べてみた。
菜種油
「ヘキサンを使用せずに圧搾機で一番搾りし、カセイソーダ、蓚酸の添加物を使用せず精製しました」と書いてあります。
菜種油
溶剤抽出法じゃなくて、圧搾法で採られた油脂ということみたいですなぁ。丁寧に精製されているようで、透明である。

搾油方法について不勉強だったので、図書館でいろいろ目を通してまわったが、小潟充郎(著) 『油脂原料と搾油の技術』 (1948年)という非常に古い本が目が覚めるほど分かりやすくダイレクトな感じで勉強になった。最近の本は栄養がどうとか、健康がどうとか余計なことばっかり書いてあってさっぱりである。

さて、近所のスーパーでも複数の亜麻仁油が売られていて、今、手元に2種類あるけれども、両方とも圧搾法であるようだが、片方は未精製で、もう一方は精製されているようである。
亜麻仁油
未精製品の方には、ラベルにはっきりと「無精製」と書かれている。
亜麻仁油
もう一方は何も書かれていないが、書かれていない場合は、たいてい精製を経ているようで。
↓実際に色も味も全然違う。
亜麻仁油
未精製品は苦いです。亜麻仁油は癖のある味なので、他の油に適量混ぜて食すなどの指示をよく聞くけれども、精製品の方はなんの癖もない。

| 絵画材料 | 12:50 AM | comments (0) | trackback (0) |
2穴パンチ、6穴パンチ購入。
これまで、十数年前に買ったコンパクトなパンチを日常的に使用しており、なんとなく一生そんなもんで充分なんだろうとは思っていたんだけど、ここ数年、整理する書類の量が増えてきて、もっとビシバシ素早く多くの書類に穴を開けたいような気がしてきたので、やや大きめのパンチを買ってきた。
マックス 2穴パンチ DP-30/Pピンク
マックス 2穴パンチ DP-30/P
紙の位置を合わせるサイドゲージが付いてるのが欲しかったのだけど、よくある樹脂製のゲージだと、使い古すうちに下に曲がってしまってう例をよく見かけるので、ゲージが金属やつ、という条件でホームセンターを探したところ、これになったわけである。でも、全体的に無難な感じでよろしいんじゃないでしょうか。分厚い冊子をブスっとできるようなゴツいのがあってもいいとも思ったが、使わないときはすっごい邪魔になるし、こんなもんでいいでしょう。

それと、A5サイズのリフィルも使っているので、それようの6穴パンチも買ってみた。
オープン工業 移動式6穴パンチ
オープン工業 移動式6穴パンチ
6穴は文房具店とかにも置いてなかったので、Amazonで注文。いい製品かどうかはまだコメントしずらいが、6穴パンチってほとんど選択肢がないんで、その中ではかなりいいものを選んだつもりである。ちなみに、穴開けの位置は可動式でB6やバイブルサイズにも対応。

ところで、文書整理だけれども、昔『「超」整理法』という本が大流行して、私も一応読んでそれなりに納得はしたけれど、なかなか全面的に導入するには勇気がいるというか、封筒を使用というのも抵抗があってスルーしてしまった。でも、しっかり導入されている方もたくさんいらっしゃるようです。
http://bizmakoto.jp/bizid/articles/0811/06/news046.html
http://wofwof.blog60.fc2.com/blog-entry-84.html
とりあえず、私の場合は、明らかに分類整理した方がいい書類と、分類するまでもないが長期間保管しておいた方がよさそうな文書(年金関連とか)は別途整理しておくとして、通販の領収書とか携帯の料金明細とか、その他日常のほとんどの文書(3~5年後には要らなくなるだろうと思われる)は、分類せずに厚さ5cmのパイプファイルに時系列順に挟んでいって保管することに。時系列順位並べていると、後から参照したいと思ったときに、意外と簡単に見付けることができる。ヘタに種類別に分類するよりずっといいのである。ちなみに、再び参照したからと言って、最新の箇所に挿し直すのはやめた方がいいですな。次に参照するとき見つからなくなるから。時系列っていうだけで記憶のなかの様々な要素で書類を発見可能であるが、再利用した時期まで記憶で探せるのかというとどうだろうか。なお、不要になってきた書類をいかに処分すればいいかという点だけれど、5年ぐらいしたらファイルごと処分すればよいかと。あるいは、そんなにかさばらなければ処分しなくてもいいけど。でも、数年前に買った物品の領収証の束とか見たら、軽い鬱症状が出そうな気もするから、精神衛生上は捨てた方がいいのかもしれぬ。
5cm厚バインダー
個人的な文書なら、5cm厚のパイプファイルで年1冊ぐらいになる。それにしても、世の中電子化されている割りには、むしろ年々紙の文書が増えてきているような気がしないでもないのだが。。個人的な事柄に関しても電子申請する機会が増えてきてるけど、一行程進む毎に「印刷して保管してください」ってメッセージが出るので、その通りに印刷してると、どんどん紙がたまっていく。結局、何らかのトラブルが発生した場合は、紙証拠が大事になってくるということで今のところしょうがないか。

| その他 | 11:34 PM | comments (0) | trackback (0) |
ヘンリー・ペトロスキー(著)『本棚の歴史』読了
ヘンリー・ペトロスキー(著)『本棚の歴史』白水社 (2004/01)

古代ローマ末期頃に巻物形式から冊子の写本、いわゆるコデックスに移行し始め、現在の本と似たような形状にはなりつつあったけれども、本棚が登場し、現在のように本の背をこちらにむけて、縦に並べて収納するようになるのはそれよりずっと後の話である。本の絶対数が少なく、表にも裏にも凝った凹凸のある装飾が施してあるなど、諸々の理由で現代のように縦に並べて収納するような感じではなかったんでしょうなぁ。本の背にタイトルが書かれることもなく、そもそも本のタイトルというもの自体がなかった。現代の何かに例えるとすれば、今部屋にネットブック2台とiPadがあるが、これを専用の棚を作って縦にして並べて収納しようという考えが思いつかないし、その理由もない。背にノートパソコンの名前を明示しなくても、色や形でパソコンの区別できるし。という感じであろうか。そう言えば、昔観た高宮利行(監修)『BOOK TV大学 書物5000年』というビデオでも、本の置き方についていろいろ語られていた。

それはともかく、我が部屋の本棚の歴史をまとめてみた(ちなみに全部手製)。

2005.11 最初に作った本棚:歴史美術史用→現在は画用液棚
http://www.cad-red.com/blog/jpn/index.php?e=143
本棚

2005.12 漫画とラノベ用?→すぐに飽和
http://www.cad-red.com/blog/jpn/index.php?e=149
本棚

2005.12 文庫とDVD用
http://www.cad-red.com/blog/jpn/index.php?e=164
本棚

2006.7 絵画材料と技法書用→すぐに飽和
http://www.cad-red.com/blog/jpn/index.php?e=245
本棚

2007.9 掃き出し窓を塞いで本棚に。
http://www.cad-red.com/blog/jpn/index.php?e=383
本棚

現在、美術に関係のない本は、どんどん減らして、その変わりに画材を並べようと努力中なのだけど、古墳関連の本が捨てられない。とりあえず大人買いした漫画を読破して処分したい。

| 書籍・雑誌・漫画・アニメ::歴史 | 11:41 AM | comments (0) | trackback (0) |

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