ヌルデが一夏でかなり成長した。
ウルシ科のヌルデ、虫瘤が染色やインクの材料となることもあり、色材の大きく係わる植物ということで、観察の為に苗を買って植えてみたのだけど、春先に植えたときは、50cm程度だったものが、夏には180cmを超えていた。

植えて間もない頃。
ヌルデ

現在。
ヌルデ

ヒマワリとかタチアオイなども、2~3ヶ月であっという間に人間の背丈ほどになってしまうから、驚くことでもないかもしれないが、やはり樹木がこんなに早く伸びると感心する。

ウルシ科だけれども、毒性はほとんどなく、ウルシの用にかぶれたりすることはふつうはない。
ウルシとの見分け方であるが、葉軸に翼があるのが、ヌルデの特徴とされる。
ヌルデ
山に入ったときは、ウルシに触れないように気を付けたいが、ヌルデはしっかり観察したので、両者を見分けることは重要である。

他に似たような見た目の植物としては、ウルシ科ヌルデ属のハゼノキから木蝋が取れる。

| 家庭園芸 | 01:03 PM | comments (0) | trackback (0) |
ウォード、フラックスアニュアル等の種を植える。
今年はフラックス(亜麻)やウェルド、マダー(西洋アカネ)など、ヨーロッパの種を植えたけれども、ことごとく発芽に失敗している。ショップの説明分にも発芽は慣れた人でも難しいと書かれていたけれども、驚異の失敗率である(あまり繁栄しすぎて、在来種まで追い込んでしまうようでも困るけど)。春に巻いた種は発芽しなかったが、気温などの条件もヨーロッパとは異なるので、試しに秋に植えてみようかと思う。東北の秋は長くて爽やかですからね。

まずは失敗続きのウェルド。
ウェルド
春にプランターに植えて失敗し、その後育苗ポットで試して失敗している。

ウェルドは西洋の古画の本など読んでいても必ず登場するので、個人的にかなり関心を持っているのだけど、黄色というと、マシコットやネープルスイエロー、オーピメント等、顔料の方ばかり話題になって、染料があまり顧みられていないような気がしているので、是非これから黄色採ってみたいと思うところである。と意気込んでみたところで、本来は、生えているところでは雑草みたいなものなのかもしれないが。

フラックス・アニュアル
フラックスは、ペレニアル(宿根草)を植えて、これは2本発芽し、苗で植えたものも、育ちは良くなかったが、まだ枯れずに残っている。ペレニアル種は主に観賞用で、産業用ではアニュアルが使われるようである(と言ってもまだよくわからないが)。ともかく、アニュアルの種を買ったので、それを巻いてみた。秋に植えて、来夏収穫というパターンもありなようである。種を搾ってリンシードオイルにしようとか、繊維を採ってキャンバスにしようとか思っているわけではなくて、好奇心から植えているだけである。でも、只今、農文協のものよりも簡単に作れる搾油器を考案中なので、うまくいったら、亜麻の種も搾ってみたいところである。

ウォードは始めて蒔く種である。
ヨーロッパの藍で、先史~古代、中世の西洋で使われていたという藍である。
ウォード
この種は意外と大きい。ふた袋蒔いたが、今回蒔いた種の中では期待できそうな予感がしないでもない。ちなみに、徳島のタデアイはものすごい勢いで成長して、廻りに植物の栄養まで奪ってしまっているかのようであった。隣に植えたフラックスの成長が悪かったのは、タデアイのせいかと思っている。しかし、染料としていろいろ試せたので、タデアイはなかなか勉強になった。

西洋アカネの種。これも春に駄目だったものである。
マダー

↓こちらでは立派に栽培されている模様であります。
http://north-indigo.com/North-Indigo_Art_Studio/Dye-plants/peji/Akane_qian.html#6

もし芽が出たら、霜が降りる前に、簡易ハウスを作ってカバーしておこうと思う。


| 絵画材料 | 04:11 PM | comments (2) | trackback (0) |
多賀城跡を観る。
多賀城、まだ史跡を訪れたことがなかったので、行ってみた。

途中、利府町の菅谷不動尊にて、「菅谷不動のシラカシ」を観る。
菅谷不動のシラカシ

菅谷不動のシラカシ
どんぐりがちょっと生ってますが、それはともかく、ナラとカシの違いについてもっと知っておきたい。

で、多賀城跡だけれども、事前に多賀城市等のホームページでチェックしたところでは、駐車場の位置などがわからず不安だったが、実際に車で行ってみたら、駐車場っぽいところはわりとあちこちあったので、とくに困らなかった。ちなみに、下記のホームページには駐車場の位置まで書かれてあるので、ご参考にどうぞ。
宮城県多賀城跡調査研究所ホームページ
http://www.thm.pref.miyagi.jp/kenkyusyo/
同:多賀城跡散策マップ
http://www.thm.pref.miyagi.jp/kenkyusyo/guidance.html

連休中のため、混雑しているかと思ったけど、どちらかというと閑散としていた。
多賀城碑近くのPに駐めて、政庁跡へ向かう、というのが以下の写真である。

多賀城跡

多賀城跡

多賀城跡

多賀城跡

作貫地区というところまで歩いてみた。
多賀城跡

日本三大古碑のひとつ、多賀城碑
多賀城跡

| 史跡・古墳・名所等 | 01:51 PM | comments (0) | trackback (0) |
顔料インクジェット複合機 EPSON PX-603Fを購入
すごい勢いで文書作成しつつ、印刷しまくっていたら、長年にわたって使用してきたCANONの複合機PM-800が壊れたので、急いでヨドバシに行って、EPSON PX-603Fを購入。PM-800は背面給紙はなかなか安定しおり、年賀状を100枚くらい印刷しても、重なって給紙されるということが全くなくて、わりと満足して使っていたから、次も同系統の機種を買おうかと思ったけど、店頭でちっさいインクカートリッジを見たら、インク交換の嫌な気分が蘇って、思わずエプソンのビジネスジェットPX-603Fを買ってしまった。黒のタンクが大きいというので。もっとじっくり選びたかったし、ネットで買う方が安いのだが、作らなければいけない書類がどうも多いので、しょうがない。



使ってみた印象としては、文書作成にはとてもよいプリンタである。コピーも早いし、A4のADFも付いている。写真の印刷の場合は、染料インクの機種くらべて、ひどく粒状感がある。標準モードじゃなくて、綺麗モードの設定で印刷すると、粒状感はなくなるが、インクの消耗がものすごく大きい。画の印象は個人的には顔料インクの方が好きだが、写真付き文書を大量に印刷するにはインクがもったいない。それ以外はすごく満足である。

| 家電・パソコン | 03:36 PM | comments (0) | trackback (0) |
農業用資材で漆喰を作る。
東北地方のホームセンターは農業用資材の品揃えが豊富で、しかも安いので、そられを使って消石灰と砂を混ぜただけのヨーロッパ的漆喰を作ってみる。

まずは、その名も「砂」
農業用資材(砂と消石灰)で漆喰を作る
下地用ということで、粗い砂でかまわない。値段は忘れたけど20kgで数百円。本当は川で採ってくるとカッコいいのかもしれないが。

砂を洗う。
農業用資材(砂と消石灰)で漆喰を作る

これくらいでよろしいですかね。
農業用資材(砂と消石灰)で漆喰を作る

消石灰も、農業用資材として売られている。
農業用資材(砂と消石灰)で漆喰を作る
農業用品コーナーに置いてあったというだけで、べつに農業専用製品というわけでもないとは思う。これも数百円である。
ジュゼッピーナ・チェルッリ イレッリ『ポンペイの壁画(2)』の巻末に、ポンペイのフレスコ技法について書かれた、ラインハルト・マイヤー=グラフトの「ローマの壁画技法」という箇所があるのだけど、今日の消石灰について、「・・・伝統的な手仕事によって1000年もの長い間保存されてきたものは、極めて短い期間に、安価で使い道の少ない、肥料に役立つのがせいぜいといった原料 - 今日出回っている、電気で焼かれた袋入り石灰 - へと堕落する・・・」などと書かれている。これではちょっと、石灰メーカーさんと農家さんに失礼な気もするけど、フレスコ画や漆喰には理想的ではないという話は聞きますね。

ちなみに、昔は消石灰が運動場のライン引きに使われていて、アルカリ度が高いせいか喉や目が痛くなったりしたけど、現在はただの石灰(炭酸カルシウム)に切り替わっているようである。ライン引き用の粉はホームセンターにはなかった。

水と砂の入ったタライに、消石灰を入れる。
農業用資材(砂と消石灰)で漆喰を作る

よく攪拌して、漆喰を作る。
農業用資材(砂と消石灰)で漆喰を作る

古い車庫の壁を実験台にして塗ってみるのだが、
農業用資材(砂と消石灰)で漆喰を作る

刷毛を使って壁に水を染み込ませる。
農業用資材(砂と消石灰)で漆喰を作る
これをやらないと漆喰の水分が壁面が吸い取って、ひび割れや剥離の原因となる。

漆喰を塗る。
農業用資材(砂と消石灰)で漆喰を作る
もうちょっとゆるい方がよかったか。

こんな感じに仕上がる。
農業用資材(砂と消石灰)で漆喰を作る
今回は少量しか作らなかったけど、問題なければ改めて大量生産したい。

数日経ったが、それなりに固まっている。
農業用資材(砂と消石灰)で漆喰を作る

薄く塗った箇所は、壁材のヤニや積年の汚れが染み出したのか、黄色くなっている。
農業用資材(砂と消石灰)で漆喰を作る

| 絵画材料 | 11:52 AM | comments (0) | trackback (0) |

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