七輪で石灰岩を焼き、漆喰を作る【フレスコ画】
七輪で石灰岩を焼いて生石灰にし、漆喰を作ることができるか試してみた。

こちらが、ホームセンターで購入した炭火七輪。
七輪で石灰岩を焼き、漆喰を作る

七輪の燃料と言えば、炭と並んで豆炭が思い浮かばれる。他には、火力の強い燃料としてはコークスがある。最初、木炭、豆炭、コークスの混合で試みたが、結果は芳しくなかった。木炭も原料等により性能が異なるから、これも複数試したが、バーベキュー用の安い木炭を使った場合が、いい結果になった。しかし、この件は長くなりそうなので、別途機会があったら書くとする。

七輪に炭を入れて火を点ける。安物の南洋材の木炭はすぐに火が付く。
七輪で石灰岩を焼き、漆喰を作る

火が付いたら、木炭の上に石灰岩を配置する。
七輪で石灰岩を焼き、漆喰を作る

さらにその上に木炭を置く。
七輪で石灰岩を焼き、漆喰を作る

七輪の上に、陶製の植木鉢を置き、炉のような構造にする(ガスは鉢の穴から抜ける)。
七輪で石灰岩を焼き、漆喰を作る

七輪の下穴は絶えず全開にし、ときどき団扇などで扇いで火の勢いをつけてやる。
七輪で石灰岩を焼き、漆喰を作る

木炭をどんどん投入しながら、8時間ほど燃やし続けた。
七輪で石灰岩を焼き、漆喰を作る
木炭をケチってはいけない。

翌朝、燃えかすの中から、石灰岩を取りだしてみた。
七輪で石灰岩を焼き、漆喰を作る

七輪で石灰岩を焼き、漆喰を作る
水に浸けて見たが、反応はほとんど見られない。灯油窯で焼いたときは、一気に水温が上がって、石灰岩が崩壊してゆく様が見えたものだが。。

しかし、半日ほど放置していたら、いつの間にか石が崩れて、細かい粉の練り物になっていた。
七輪で石灰岩を焼き、漆喰を作る
灯油窯で焼いたほどではないが、七輪でもこのくらいにはなるようである。
あとは、これが漆喰のように固化するのかどうかを確認したいところである。

| 絵画材料 | 10:43 PM | comments (0) | trackback (0) |
静物画

ゆめ画材様に油彩画制作コンテンツを提供させて頂きました。

http://www.yumegazai.com/owners/yumegazai/events/Making/oil/process01.aspx

| 絵画制作 | 01:03 PM | comments (2) | trackback (0) |
石灰岩を練炭コンロで焼いてみた。
以前、カセットコンロでの生石灰作りを試みたが、コンロやガスバーナーでは長時間の加熱に向かず、コンロが酷く痛むし、カセットが熱せられて爆発するという危険もないわけではない。
石灰岩を灯油窯で焼いた場合は、サンプルが満遍なく生石灰となって一応の成功であったが、灯油窯を持っている人は少ないと思う。
というわけで、今度は練炭コンロで試してみることにした。

実は、練炭というものを初めて使用したのだけれど、なかなか便利な燃料である。練炭及び練炭コンロについては、Wikipediaが詳しいので、↓そちらを参照されたし。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B7%B4%E7%82%AD

石灰石を焼いて生石灰にする際の温度は『ポンペイの壁画』によると900~1200℃とある。Wikipediaによると、練炭コンロ(上つけ練炭コンロ)を使用した場合、燃焼温度が1060~1100になるという。そして、下窓を開放した高出力時で5~6時間燃焼を継続するという。2回続けて焼けば、12時間になるので、生石灰を作るには充分ではなかろうか、という期待である。

なお、期待させると悪いので予め結論を書くと、いちいちうまくいかなった。正確には途中で断念した。

でも、試みたことを順に書きとめておこう。。。

まず、練炭コンロに火をつける。
練炭コンロで石灰石を焼く

ステンレスの網に石灰石を入れる。
練炭コンロで石灰石を焼く

それを燃えている練炭の上に置く。
練炭コンロで石灰石を焼く

石灰石は、理科実験用教材として売られているもの。たぶん試験管に入るようにということで、とても小さく砕かれている。
火にくべたら、パチパチ鳴って、飛びだすので困った。
思わず反射的に素手で拾ってしまって、見事に火傷した。
練炭コンロで石灰石を焼く
酷く痛むので、アロエを切って幹部を巻いておいたら、そのうち治ったが。

練炭コンロの下窓を開けるほど、それだけ火力が強くなるそうで、終始全開の状態で行なった。
全開だと、だいたい5~6時間ぐらいで練炭は燃焼され尽くす。

日が暮れても燃え続ける練炭。
練炭コンロで石灰石を焼く

しかし、これだけ熱してもほとんど成果はなかった。焼いたサンプルを水に入れても、崩壊も、沸騰もせず、ペーハー測定紙を入れても変化なしであった。

陶製の鉢でフタをしてみることにした。
練炭コンロで石灰石を焼く
こうすることによって、炉のような構造になって、中の温度が非常に高くなるのである。
とある児童向けの本を読んでいたら、炭火七輪に鉢で蓋をした炉で、陶器を焼く方法が載っていたので、さっそく試したわけである。
これはなかなか効果があったようである。

最終的に石灰石は↓のようになった。
よく見ると、白さが増している石があるが、これは生石灰になりかけている状態だと思う。
練炭コンロで石灰石を焼く
しかし、炉のようにして2回焼いてこれであり、それでも、水を強アルカリにすることはあるけれども、崩壊も発熱もなく、いまいち効率的でないと感じた。同時に、炭火七輪でも行なったのだけど、そっちの方がうまくいってそうな様子なので、練炭コンロはこれで終わりにした。

すごい無駄な行為だったような気がしないでもないけど、練炭っていうのを使うのが初めてだったので、それを見ているのは面白かった。
練炭の持つエネルギーは練炭の体積以上のものは入ってないだろうし、これだけ長い時間、燃焼が持続するということは、瞬間的な火力は抑え気味であるのでしょうなぁ。

| 絵画材料 | 10:25 PM | comments (1) | trackback (0) |
石灰岩を灯油窯で焼く
陶器制作用の窯で、石灰岩を焼いてみることにした。
窯

琉球石灰岩である。
石灰岩を焼いて生石灰を作る

1300℃で6時間焼いた。
石灰岩を焼いて生石灰を作る
それほど変わってないように見えるかもしれないけれども、私の経験上では、見ただけでしっかりと生石灰になっているような雰囲気を醸し出していた。

瓶に移して、水を入れてみた。
石灰岩を焼いて生石灰を作る

ジュウジュウと音がして、水が温まってくる。
もちろん、石は充分冷えた後なので、生石灰と水の反応で温度が上がっているということである。

石灰岩を焼いて生石灰を作る

次第に石灰岩が砕けだし、かき混ぜるとどろどろの漆喰風の練り物になった。
瓶がどんどん熱くなっていく。

というわけで、石灰石を焼いて、生石灰を作ることに成功。
と言っても、さすがに陶器用の窯で失敗するということはないとは思うが。

イタリアの伝統的な消石灰製造においては、これを数年かけて水の中で消和させるとのことであるが、水に浸けて間もなく漆喰として塗っても、一応の壁は作れるであろう。というわけで、少量ではあるけれども、これをパネルか何かに塗ってみたい。

--
2011年11月9日追記
上記の生石灰で漆喰が作れるかを早速試してみた。
水に入れた生石灰は、理想を言えば、長い時間をかけて消化させるとよいらしいけれども、この程度の量でそこまでするのもなんなので、続けざまにパネルに塗布してみることにした。
一応、数時間は、↓この状態で置いてはみたが。
石灰岩を焼いて作った漆喰

石灰だけでは割れるので、繋ぎとして砂を混ぜた。
石灰岩を焼いて作った漆喰
砂の量は、下地か、仕上げ層かで異なってくるが、今回は石灰よりも多いぐらい砂を入れた。

で、F4号の木製パネルに塗ってみたが、2~3日で立派な漆喰となっていた。
石灰岩を焼いて作った漆喰
よく見ると、表面に穴とか筋があるのが見えるけど、これは、乾燥が進む間、ずっと気になって、棒で突いたり、ひっかいたりしてたので、こうなってしまっただけある。

| 絵画材料 | 05:47 PM | comments (0) | trackback (0) |

↑上に戻る↑ <<新しい記事 : 
累計
本日、昨日 集計結果
  
■NEW ENTRIES■
■RECENT COMMENTS■
■RECENT TRACKBACK■
  • 昔のキャンバスの木枠は意外とシンプルだったのか?
■CATEGORIES■
■ARCHIVES■
■PROFILE■
■POWERED BY■
BLOGN(ぶろぐん)
BLOGNPLUS(ぶろぐん+)
■OTHER■
■LOGIN■
現在のモード: ゲストモード
USER ID:
PASSWORD: