2013,01,13, Sunday
高等学校の美術の授業に「映像メディア表現」というのがあって、学習指導要領にも実施するようにと書かれてあるのだけれども、普通の美術室にはあまりそういう機材はないと思うんですが、これをちゃんとやってる高校ってどれくらいあるのだろうかという疑問がないこともないんですが、コピーアート用紙という、感度の非常に弱い感光紙を使うと、低予算で「写真」をテーマにした課題になるという話なので試しに買ってみました。
コピーアートペーパーについて詳しくは下記などご参照するのがよいかと思います。 ・「影で描こう私の世界」―コピアートペーパーを用いた写真表現の授業実践(中学校題材) http://asaworks.exblog.jp/13061992 ・コピアート関連実験 http://web.kyoto-inet.or.jp/people/ebisan/copiart.htm 一番安いサイズのコピーアート用紙を買ったんですが、届いてみたら、ものすごく小さくて、実は手づくりカメラ用の製品だったようです。 ![]() カメラ無しの課題の場合は、B5サイズあたりのコピーアート用紙を買うといいかもしれません。 さっそく窓辺(北窓)にコピーアート紙を黄色い方を上にして置き、その上に、適当な小物を載せてみる。 ![]() 小物の影のところだけ感光せずに暗く残るという話ですが。。 晴れの日の屋外であれば、短時間で感光するようですが、室内の窓辺、特に北窓では30分くらい待った方がいいようです。 感光したところが黄色から白に変わるので、目視で感光状況がだいたい推測できます。 で、アイロンで熱を加えると、青に変わる。 ![]() これで完成の模様。 ![]() せっかくなので、コピーアート用紙で使うカメラも買ってみました。 ![]() だいたい1000円前後だと思います。 アーテックさんの「実験・観察 手作り箱カメラ」 パーツはこんな感じです。 ![]() レンズのみも安く販売されているので、紙パーツをコピーするなどして工夫すれば、安くカメラを量産できる可能性も。 組立ててみました。 ![]() ちゃんと、ピントも合わせられるような構造になっています。 屋内からベランダの景色を撮ってみることに。 ![]() すっごいつまんない景色ですが、屋外は強風だった為、室内からしか撮影できず。 しかし、カメラの機能をテストするには、わかりやすそうな図像かと。 40分くらい感光させて、アイロンで熱をかけた結果が↓ ![]() バッチリ撮れております。 なお、天気の良い日に屋外で撮影する場合はもっと感光時間が短めでないと真っ白になります。 |
2013,01,05, Saturday
すっごいどうでもいい話なのですが、前回集まった際に、NaturalPigments.comで販売されている顔料や絵具のブランド名、Rublev、これをどう読むのかという話題がありました。その名の由来はロシアのイコン画家アンドレイ・リュブリョフかと思われますが、日本語表記では、Wikipediaでもアンドレイ・リュブリョフと表記されておりますし、その他の正教会系のサイトでも同様なので、画家の名前を語るときにはリュブリョフで良いのかと思います。
ただし、外人の名前は言語によって読み方が変わります。ホルバインが英語読みでホルベインだったりと。 というわけで、英語圏でRublevをどのように発音しているのか、というのがちょっと気になるところです。普通に英語読みすると、ルブレブみたいになりそうですが。。。 というわけで、イコン画家Rublevについて、英語で語っている動画を探してみました。 私が聴いた限りでは、アンドレイ・リューブリョフという感じに聞こえます。 発音のアクセント的な面も考慮すると、リューブリョフという感じで、リュの後に長音符を付けて憶えておくと、国際的に通じるのかな、というところです。 |
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