ベートーヴェンの交響曲全集をいくつか買ってみた件の続報
ベートーヴェンの全集(輸入盤)が安く売られているのでいくつか注文したという話を以前書きましたが、一部納品が遅れたものの、一通り届いたのでコメントなど述べてみたいと思います。前にも書きましたが、現在最も気に入っているのは、ガーディナー&オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティークの全集です。車載オーディオの入れてほとんどこればかり聴いています。朝夕の通勤もガーディナー、そして夜お酒を飲みながらガーディナーを聴いておりますが、そんな中でもいろいろ聴いてみましたのでメモっておきたいと思います。

まずは、ベートーヴェン交響曲全集 ライスキ&ポーランド室内フィル(5CD)
こちはら、古楽器ではなく通常楽器の小編成オケ。印象としてはたいへん柔らかいというか、温和な演奏と言えるのではないでしょうか。これならベートーヴェンが苦手という人にも向いていると思います。また、BGMとして部屋でながしておいても、拒否反応を起す人はいないと思います。現代風に言うならば「リア充」のベートーヴェンと言ったところでしょうか。ただ、あまりにも陰がなさ過ぎて、これを聴いているとむしろかえって不幸な気分になってくるのは何故でしょう。

ドラホシュ&エステルハージ・シンフォニア、ベートーヴェン:交響曲全集、協奏曲全集、序曲集(12CD)
こちらも通常楽器の小編成。交響曲の他、協奏曲、序曲集も含まれてCD12枚組で購入価格¥3,363だったので、大変お買い得といえるでしょう(価格は随時変動しています)。小編成ではありますが、古楽器ではないので、CDで聴く分にはそれほど小編成の雰囲気が際立っているというわけではありません。演奏は前述のライスキ&ポーランド室内フィルに似たところがありますが、悲しさ、苦しさ、哀感なども適度に表現されており、個人的にはこちらの方が好みです。協奏曲群はたいへん美しい音で、バランス的に小編成の良さが生かされているような気がします。交響曲は古楽器CDを立て続けに聴いたせいで、通常楽器の小編成に新鮮みを感じなかったのかもしれませんが、協奏曲では古楽器演奏に触れる機会があまりなかったので、小編成オケでの協奏曲というものの良さを感じたのかもしれません。あるいは交響曲とは指揮者が異なっているようなので、そのせいかもしれませんが、それはともかく中でもヴァイオリン協奏曲、ピアノ協奏曲第3番は格別良く、そしてピアノ協奏曲第4番はこれほど美しい曲だったのかと感心しました。三重協奏曲すらすごく良い曲に聴こえます。ベートーヴェンの協奏曲を聴くなら、とりあずは自分としてはこの全集があればもう充分です。もちろん、交響曲だって良いと思うので、ベートーヴェン入門にふさわしいBOXと言えるでしょう。

ベートーヴェン交響曲全集 ロイヤル・フィル(6CD)
かつてロンドン滞在中にロンドンフィル、ロンドンシンフォニーなどは何度も聴いたものですが、そんな私でもロイヤルフィルというのは知りませんでした。全集でありながら¥1,327という価格で販売されていたので、試しに買ってみようというくらいの気持ちだったのですが、しかし、演奏は立派です。古楽器でも小編成でもないと思います。しかも、ものすごく立派過ぎて疲れるというようなものではなくて、丁度良く立派な感じであり、値段のことも合せて考えると、ベートーヴェン入門としてこれもまたふさわしいセットではないかと思います。ガーディナーの全集を褒め称えてはいますが、ベートーヴェンをこれから聴きはじめるという人には古楽器演奏や小編成演奏からというのはどうかという気もするので、そのような意味ではこちらの方がいいのかもしれません。

| 音楽 | 02:12 AM | comments (0) | trackback (0) |

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