アンドリュー・パーカー(著)『眼の誕生 - カンブリア紀大進化の謎を解く』
以下の本を読みました。
アンドリュー・パーカー(著)『眼の誕生 - カンブリア紀大進化の謎を解く』

カンブリア爆発が発生した原因を、生物の眼の獲得にあると論じた本です。生物の進化、特にカンブリア紀などはそれだけでも読んでいて面白いものですが、それとは別に視覚というものについて違った視点から考えることができて興味深い体験でした。われわれは色彩豊かな世界で暮らしていますが、そもそも色、言い換えれば光(可視光線)は電磁波の一種であり、わずかな波長の違いによって、赤や青などに変わり、それを眼で捕らえて色を認識しているわけです。太陽から降り注ぐ白い光は全ての波長を含んでいますが、赤い物体に当たると、赤以外の波長は吸収され、赤だけが反射してくるので、それが人間の眼の届き、赤だと判断できるわけです。しかし実際は赤い色などは存在せず、人間の脳内でその波長を赤に変換しているだけなのです。「・・・眼がこなす第三の妙技は、波長がわずかづつ異なる光波をそれぞれ違った色に変換することである。したがって、眼を持たない動物には、そもそも環境中に色などというものは存在しない。難しいことかもしれないが、ちょっと想像してみよう。どこにいたとしても我々を取り巻いているすばらしい色彩の世界は、じつはいっさい存在していないという事実を。環境中には色など存在していない。存在しているのは、たまたまぶつかってきた各種の電磁波を屈折偏光させている物体だけなのだ・・・」ある意味ホラー小説より背筋が寒くなりそうな内容ですが、それだけに一気に読まずにはいられませんでした。

| 書籍・雑誌・漫画・アニメ | 10:23 PM | comments (0) | trackback (0) |
ミツマタとコウゾ
自宅にミツマタを植えているのですが、花が咲いております。
ミツマタ
ミツマタは和紙の原料となる樹木の一つです。和紙の原料としては、ミツマタの他、コウゾ、ガンピなどが有名ですが、コウゾも植えております。ガンピは当方の気候で適していないようなので試していません。なお、歴史的には麻も非常に重要だったのではないかと思うのですが、戦後、麻薬としてのイメージが定着してしまったのか、なんとなくスルーされているように思えます。苧麻(カラムシ)の方は自宅に植えています。木綿導入以前の布の材料としては、麻類が主要な材料だったと思われますが、その際にもなぜか苧麻の方が論じられて、麻の方はタブーのような扱いになっている気がします。

それはともかく、ミツマタですが、2本植えていたのですが、昨年1本枯れました。美しく小さな花、綺麗に三又に分かれる細い枝など、見た目からしても繊細な雰囲気がしておりましたが、それに比べて、コウゾのほうは雑草並の生命力であり、滅茶苦茶な感じで枝が伸びて生長し、しかも2~3メール離れた地面から突然新たな木が生え出したりして、それがあっという間に高さ2メートルくらいに伸びてしまいます。
コウゾ
地面掘ったら、根っこが横に伸びており、ある程度離れたところで、顔を出して生えてきているようです。

枝を適当に折って地面に挿すと、それもすぐ立派な樹木になるので、増産が容易です。
コウゾ
これは挿した枝が立派な木になった状態ですが、大きくなると困るので、先日抜きました。

| 絵画材料 | 03:36 PM | comments (0) | trackback (0) |
F-35の格好いい動画


老朽化したF-4戦闘樹の入れ替わりとして導入が決まっており、やがては航空自衛隊の次期主力になりそうな感じのF-35ですが、F-35は空軍で使用するA型、軽空母や強襲揚陸艦で使用するB型、正規空母で使用するC型の3種類の期待を同一のモデルで実現するという計画の元で開発されてきましたが、別用途の機体を統合して出費を抑えるという計画は過去たいてい失敗しているので、どうかなぁとは思っていました。空軍と海軍の機体を合わせるだけでも大変なのに、軽空母で使う短距離離陸または垂直離着陸型まで含めてしまうというのは、絶対失敗しそうだと思っていたのですが・・・。でも、実際はA型、B型はそれなりに形になって配備も進んでいるようです。実は非常に難しいのは正規空母に搭載するC型なのだそうで、こちらはかなり難儀しているようです。素人目には最も難しそうなB型が、今現在、東アジアの有事があった場合は真っ先に活躍しそうな勢いです。が、まぁ、そもそもがB型が実現できるような機体だったというだけの話かもしれませんが。


| その他 | 02:06 AM | comments (0) | trackback (0) |
『聖ヒルデガルトの医学と自然学』他
ここ数日に買ったり読んだりした本です。

ヒルデガルト・フォン・ビンゲン(著)『聖ヒルデガルトの医学と自然学』
《・・・12世紀ドイツの聖女で中世ヨーロッパ最大の賢女とされるヒルデガルト・フォン・ビンゲンの名著『フィジカ』の本邦初訳。本書は、植物230、元素14、樹木63、石と宝石26、魚36、鳥72、動物45、爬虫類18、金属8の全512項目におよぶ事物の薬効と毒性と利用法を記したもの。ホリスティック医学の原点、中世医学、自然学、文化人類学の古典。・・・》ということで、興味を持って買ってみました。画家としても活動したという多彩な人物ですから、もしかしたら、色材への言及もあるのではないかと思って。ハーブ以外にも、元素、石、金属についての項目があるので期待しましたが、さらっと目を通したところでは、やはり療法的な効能についてしか書かれていないようです。が、非常に興味深いです。最初の小麦のところで既に面白いです。

足立倫行(著)『倭人伝、古事記の正体 卑弥呼と古代王権のルーツ』
東京に遊びに行っていたのですが、新幹線や地下鉄の中でずっと読んでいました。奇をてらったところがなく安心して読める一冊です。私としては、邪馬台国以前、弥生時代前期から中期にかけて存在した国々について読めてちょっと関心の幅が広がりました。

『いちばんやさしいWordPressの教本第3版 人気講師が教える本格Webサイトの作り方』
鳥越一穂氏がwebサイト構築にWordPress使っていると聞いて、私も勉強しなければと思って、手頃そうな本を購入。私がその昔試したときは、たくさんあるblogツールの一つと言った感じでしたが、今は完全にCMSの王者として君臨しているようです。IT系の入門書は長年の訓練により30分くらいで読破できるようになっております。私が借りているサーバーはすでにこのブログツールでデータベースを使用しているので、どうしようかなぁと思っていたら、いつの間にか20個までデータベースを作成できるように規程が変更されていたので、私もこの機会にインストールしようと思います。何ができるかはお楽しみに。

| 書籍・雑誌・漫画・アニメ | 11:52 PM | comments (0) | trackback (0) |

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