出雲大社 制作記1
目下私は春休み的な状況下にあり、いろいろ学ばねばならぬことが多々あって、せっせと勉強に励んでいるのですが、現在はフジミ模型の1/100出雲大社を組み立てております。なかなかこれが感動的なくらいに勉強になります。神社建築の各部の写真など、かつてこれほど熱心に観察したことはありませんでした。ちなみに昨日は『NHKスペシャル 遷宮 二つの遷宮 ~伊勢と出雲のミステリー~』というDVDを見たほか、ちょっとむつかしい学術的な本も注文してあります。

それにしてもこの出雲大社、1/100スケールということもあって、パース数、パーツの大きさ共に未だかつてないくらいのサイズ感です。1/100興福寺五重塔のもけっこう大きかったのですが、各パーツのサイズはさほどでもなく、上方にスリムに延びてゆく塔であったので、あまり大きさは強調されていなかったわけですが、それと比較すると出雲大社というのはやはり巨大さが際だっております。ある程度割り切って、さくさく進めていかないと途中で挫折する予感がします。というわけで、色に関してはあまり深く考え過ぎずに基本的に説明書の指示に従うことにしました。
↓はマニュアルの指示に従ってウッドブラウンをスプレー缶で吹き付けたころです。
出雲大社
大社本殿の写真を観察すると、元は素木で作られたものが経年によって黒ずんでいるように見えますので、甲板色のような明るい色を塗り、その上にウェザリング塗料を何度も重ねて経年色を表現すると実物に近くなるのでは、という考えもあったのですが、何しろ表面積のあまりの大きさの為に全体を丁寧に処理するのは難しいだろうと断念しました。スプレー缶1本でこのくらい塗ったので、無事塗り終われたかと安心していたところ、屋根の下部に当たる大きなパーツがいつくた残っていた事に気がつきました。1本で足らなかったというのはなかなか衝撃です。

出雲大社
台座部分はプラスチック感を緩和する為にタミヤの「情景テクスチャーペイント 路面ライトグレイ」を数回塗布した上で、ロイヤルグレイを吹いた後に軽くウェザリングをしました。本当なら、ブライブラッシ技法にて各石などの色味を変えてゆきたいところなのですが、面積が大きい為にここは妥協して、この程度に留めておきたいと思います。

力を入れるべきは、出雲大社の大きな特徴とも言える檜皮葺の厚い屋根でありましょう。パーツには檜皮葺のモールドが彫られてあり、これに塗装するだけでもいけそうではありますが、ちょっと年数の経った檜皮葺特有の柔らかみの感じられる表情を極めたいと思い、「情景テクスチャーペイント 路面ライトグレイ」を何層も塗ってみました。
出雲大社
しかしパーツの接着部分の隙間がどうしても凹んでしまうので、タミヤパテを注文したところです。ここの美しさが出雲大社最も重要な部分ではないか、そして実際の遷宮の際などにも重要な部分になるところではなかろうか、と思うようになってきたのですが如何でしょう。

| 史跡・古墳・名所等 | 11:17 PM | comments (0) | trackback (0) |
『みんなの聖書・マンガシリーズ 5 旧約聖書 III 預言者』読了
アウグスティヌスなどについての本をせっせと読んでおったところなのですが、どうしても聖書をよく読んでいないと理解に支障が出てくるのですが、聖書をしっかり読んでおかなければ、ここから先は進めないように痛烈に感じていて、ここにきて新旧約聖書を読み直しているところです。このまま放置しているとアウグスティヌス云々を別としても、理解できない事柄多々発生してきますので、一通り読んでおかねばならぬなと以前から思ってはいたのですが。

新訳聖書は一般的な日本人でも福音書の概ねの内容は様々の媒体を通して親しんでいることと思いますが、その他文書、書簡、使徒伝、黙示録などを含めると、その全体像の把握があやふやであろうかと。特に書簡というのはわかりづらいかと思われます。実は書簡こそが非常に重要といいますが、もしかしたら書簡がメインコンテンツなのかもしれぬのです。というわけで新訳聖書翻訳委員会(著)『新約聖書〈4〉パウロ書簡』,岩波書店,1996を購入。普通の聖書の他に、学術的な翻訳等、探せば自宅に何冊かありそうですが、訳文の学術性、訳注および解説の豊富そうな本書を買って読みはじめております。実際、読んでみるとなかなかすごいですな。時系列的には福音書の完成よりも前となるでしょうから、まさにキリスト教が形成されていく場面に立ち会っているかのような臨場感があります。なお、これを読むに先立って青野太潮(著)『パウロ 十字架の使徒』(岩波新書)を軽く再読しておきました。3年ほど前に読んだ本でしたが、早くも内容をすっかり忘れておりました。元々頭に入っていなかったのかもしれません。啓蒙書と考えるとやはりこの本はやや難易度が高いと思われます。様々の古代末期の思想についての本を読んでいないとわからぬのではないか。しかし今回再読したらとても面白かったので、3年前よりはちょっと追いつけそうな感じにはなっているのかもしれません。その他に同じく新訳聖書翻訳委員会(著)『新約聖書〈2〉ルカ文書 ルカによる福音書 使徒行伝』も買っております。聖書についていろいろ読んでいたら、ルカ文書に興味がわいてきまして。なお、その他の文書に関しては、これ以上買うと、経済的にちょっと出費が痛いので、自宅にあるものを探して読むに留めたい気もしています。物置用本棚を完成したので、書物をせっせと移動して部屋を整理しているのですが、けっこういろいろ見つかってきます。

旧約の方については、モーセ五書、新約の福音書についての知識はある程度あるものの、聖典とされている様々の文書まではまるで把握していなので、その辺の自分として抜けている点を補ってゆきたいと考えております。旧約の方は概ね歴史書的側面があって、歴史好きには比較的把握しやすいところもありますが、預言者の名前をしっかり覚えるといいますか、印象づけて記憶に留めたいということもあり、『みんなの聖書・マンガシリーズ 5 旧約聖書 III 預言者』という漫画化されたものを読みましたが、けっこう良かったです。ただし、これは漫画が悪いわけではありませんが、各予言者の物語には同じことの繰り返し的なところがどうしてもありまして、差別化して記憶に留めるにはさらに様々な方法で勉強を続けねばなりません。

| 書籍・雑誌・漫画・アニメ | 09:24 PM | comments (0) | trackback (0) |

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