鶴岡真弓(著)『「装飾」の美術文明史 ヨーロッパ・ケルト、イスラームから日本へ』読了
ノートPCを薄型に買い換えて以来、スマートなビジネスバッグに換えて颯爽と歩きたいと考えておりまして、それから半年も経ってしまいましたが、イオンとかカインズを巡ってもいいものがなくて、Amazonで探して散々迷ったあげくに、560gという非常に軽いビジネスバッグを発見して、軽量という要素は大事であると考えて注文したのですが、届いてみたらネットの画像みたいなカッコいいものではなくスゴく安っぽくてガッカリしました。2500円をドブに捨ててしまいました。やはり見た目と軽さは両立しないか。
アイリスオーヤマのシュレッダーP3GM-Wというのを購入しました。これまで使っていた古いシュレッダーは、短冊状に切れるだけで、しかも短冊の太さが大学ノートの罫線くらの幅で裁断される為、文章が普通に読めてしまう代物だったのですが、しかし今回買ったのはかなり細かく切られるて、ほとんど粉みたいになってしまうほどであり、しかもけっこう安かったので文明の進化に関心してしまいました。素晴らしい。いい買い物をしました。
文化財保存修復学会の第41回大会は熊本会場で開催は中止となり、資料をUSBで送付し質問をメールで受け付けるという方式になったようですが、むしろ参加しやすくなったのでさっそく参加費を送金しました。

さて、リーグルの美術様式論を読みはじめて以来、装飾美術への関心が高まっておりまして、いろいろ買ったり読んだりしております。リーグルはなんだかんだでギリシアを中心としているところがありましたが、本日読了の鶴岡真弓(著)『「装飾」の美術文明史 ヨーロッパ・ケルト、イスラームから日本へ』はケルトからはじまり広い地域と文明で装飾を、特に西洋文明との繋がりで述べられており大変勉強になりました。どちらかという広く浅くという感じでありますが、さまざまの図書が紹介されており、まだ未読のものは読んでおかねばと思って、思わず何冊も注文して散財してしまいました。それにしても、今までならスルーしてしまったようなもので大変面白く感じるのは、一回リーグルを読んだからなのかと思います。リーグルは書かれたからだいぶ経つ本でですが、名著と言われるものは何かに関して惹きつけるような力みたいなものがあるのでしょう。ジャンルを美術に限っても多数の名著があるので、少なくとも暇をもてあますというようなことはないのかと思いますが。
それとリーグルを参考に登場する植物を次々植えておりますが、主にギリシア中心でしたが、もっと幅広く文様の大本になった植物をみてゆきたい気もするのですが、そうすると日本の装飾美術に限っても相当な数になりそうで難しいところです。例年は何かと心をかき乱す雑事に追われて、買った苗を放置して枯らしてしまったりとか、なんかかろうじて植えてあとは天候任せみたいな感じだったのですが、今回は外出自粛によりいつもより時間の余裕があったので植物の世話をする余裕もありました。普段はこうはいきませんが。しかし第二波とかは来ないでくれるといいのですが、どうしようもないものはそれに合わせて何か有効に活動するしかありません。一応秋に植えられるものについて選定しておこうかと。

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アロイス・リーグル(著)『美術様式論 装飾史の基本問題』長広敏雄訳、岩崎美術社 美術名著選書 1970 読了
国民年金年一括分194,320円、自動車税34,500円、文化財保存修復学会の年会費8,000円など支払いました。間もなく住民税、そして夏には車検となかなか大変でありますが、払えるときに払ってしまいたい質なので、年一括で払えるものは払うのです。それにしても国民健康保険は高いなぁとずっと思っていたのですが、新型コロナの件を経てみると、いざというとき誰でもちゃんと診てもらえるということ考えると安いものであったなとちょっと改心しましたが、それはともかくとして、ゴールデンウィークはいっぱい本を読むぞと思っていたのですが、ずっとリーグル(著)『美術様式論 装飾史の基本問題』長広敏雄訳を読んでいて、そして連休明けて数日経ってようやく読み終わったところです。とてもとても勉強になりました。今まで見えてなかったものが見えてきたといいますが、見ても大して関心の無かった図像にメラメラと関心が沸いてくると言えます。19世紀に書かれた本であるからして、最近の論とも照らし合わせていろいろ確認したいところですが、それもまた楽しみであります。本書の中心は古代ギリシアであるけれども、その流れでビザンチン美術やアラベスクへと話は続くのでありますが、しかし今考えるともやは19世紀までの全て時代の装飾に理解が深まるのではないかと思われます。絵画とか彫刻とか建築への関心で終わっているうちはまだまだ美術の入り口に居るに過ぎないと言ってもよいのではないか。美術が何かと語るにはまだまだほんの一部しか見ていないのではないか。
読むのに時間がかかったのは、登場する植物を手当たり次第に買っては植えていたということにもよります。アイビーやらアカントスやら、地上に植えられるもの、そして東北でも植えられそうなものは全部植えました。ロータスはさすがに池でもなければ難しいので、保留にしてありますが、でもロータスの花の季節になったら、伊豆沼にでも行ってみますか。それにしても、19世紀の書であるからして、まだ絵画の世界で抽象表現が現れる前と考えると、その点でも興味深い。とはいいつつ、文章で装飾を説明されても理解に時間がかかるのか、いやでもやはり文章がすこぶる読みにくい気がしたのだけれども、細かい部分については、たぶん半分どころか1/3も理解してないような気がするのですが、しかし全体としての大意は伝わってきたような。どうだろう。なお、『様式への問い 文様装飾史の基盤構築』加藤哲弘訳、中央公論美術出版、2017という新しい翻訳もあるようなのですが、税抜定価28000ということで手が出なかった。リーグルの代表作『末期ローマの美術工芸』は33,000円なのか。しかし、春休みから連休にかけて読むはずであった本が山ほど積んであるので、それどころではないのでまぁいいのだけれども。

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アカンサス・スピノサス、スイカズラの苗を購入
アカンサス・スピノサスの苗を購入。アカンサス・モリスは珍しくないのでいつでも買えるのだけれども、スピノサスの方はやや珍しい。ネットの各モールにも出品はされているけれども品切が多かった。が、在庫のあるところを探して1本注文しました。古代ギリシア装飾のモチーフとなったのは、ギザギザの鋸型をしたスピノサスの葉であろうから、やはりこちらがなければ物足りないところであります。美術史的にはスピノサスを植えなければ意味は半ば意味はなかったのではないか、でもモリスも既に3本植えてしまっているのだが。
スイカズラの苗も注文しました。パルメット装飾は元々エジプトではパームまたはロータス起源かと思いますが、ギリシアではスイカズラの花と認識されていたかもしれないということで。そう言われてみると、自然な曲線がっぽいというか。
まだまだ気になる植物は尽きないところです。古代ギリシアからヘレニズムくらいは概ねころでよいか、という気もするのですが、次に聖書に出てくる植物というテーマがあろうかと思います。そらに中世の写本内の植物等、どこまで行っても終わりはないのですが、まぁ、そのときそのとき楽しめればいいわけですけど。なかなか植物に関心があっても、入手する段階でもけっこう下調べ等で大変なので、このくらい時間がないとできないところですから、今回は植物的にはいい機会であったと言えるでしょう。この機会にもうちょっと手を広げてみたいところでもありますが、次は秋に種蒔く時期を見据えて計画するところですか。
最近は美術史的な観点から植物を探しておりましたが、むろん絵画材料系も継続的に勉強しております。挙げるとキリがありませんが、買おうか悩んでいるのはウチワサボテン。コチニールカイガラムシは中南米のウチワサボテンに付いてるものから赤い染料を採るとは聞くものの、具体的にはどんなサボテンなのか、できればそのサボテンを観葉植物にしておきたいと思って調べてみたけれども、ネット上で軽く見てまわったところではサボテン科オプンティア属のサボテンが相当し、その中でもフィカス・インディカ(Opuntia ficus-indica)という種が主要であるようであります。調べたと言っても実は英語版wikipediaを見ただけですが。そしてあちこちのネットショップを探すと手に入らないでもないのですが、しかし置いておく場所がないので、なんとも決断がつきかねます。実際、買わなくても、いろいろ調べて買おうか検討してる時点で勉強にはなったかなというところもあるわけです。

| 家庭園芸 | 01:52 AM | comments (0) | trackback (0) |
非常食について考えてみる
念の為にではあるけれども、非常食っぽいものを買っておくことにしてみました。震災の後に非常食を置いておくべきという流れでその際けっこう買ったというか、買わされたものがあったけれども、賞味期限が切れかかった頃に全部食してしまって今はない。しかし、震災の場合は救援物資が充実するまでの数日間の食料でよかったけれども、今回のようなケースでは下手をすると2~3ヶ月くらに渡って穀物不足が起こるかもしれないので、ちょっと意味合いが違うような気がします。日本の備蓄米その他の食料は充分にあるとはいうものの、マスクや防護服のときの起こったように、地方自治体の長や国会議員が中国に渡してしまっていざ必要な時にないということは考えられます。また、某大規模ビジネスをやっている方々も買占めることであろうし、その他さまざまの買占めが行われるのではないかと。マスクは政府のマスク配布が始まったので転売屋在庫が放出されつつあるけれども、なんだかんだでここまで来るのに2ヶ月以上かかっていますし、食料不足解消にも最低でもこのくらいはかかるであろうと考えられるのではないでしょうか。幸い日本の主食の米は玄米だとけっこう長持ちするので、30キロくらいの袋が一人一つ分あったら、そこそこの期間は持ちこたえられるし、田舎の家ならたいていありますわな。都会の一人暮らしなら微妙ですが。
さて、今回の場合はレトルト食品のような非常食を揃えておいても焼け石に水であろうというわけで氷砂糖を買ってみました。1kg袋を数個。何しろ賞味期限がないので、更新せずに置いておけます。非常食として使わなくなっても、梅酒を作るときに使ったり、用途は広い。あと、普通の白砂糖も買っておきました。1kgが150円くらいです。これは何にでも使えるのでいくら買っても無駄になることはあるまい。というわけで、いざとなったら砂糖なめて寝てるという手もありますな。しかし、砂糖でカロリーは補充できても、ビタミン、ミネラルはいまいち補充できないですね。これらが無くては、歯は抜けて、目も見えなくなるであろう。特に塩分は大事である。塩飴ならそれらを補充できるのであるが、塩飴は賞味期限がある。主に氷砂糖、一部塩飴という組み合わせもいいかも。あるいは氷砂糖+食塩の方がいいか。あとはマルチミネラルとマルチビタミンのサプリ錠剤90日分とか置いておけばいいのか。さて、ここまできて足りないのはタンパク質でありましょう。長期保存のできそうなタンパク質。プロテイン粉末の賞味期限の長そうなやつ、という手もありますが、ここはやはりゼラチンパウダーがよろしかろうと。1kgあれば大量のゼリーを作れて満腹感が得られる。しかも前述の砂糖も使えて、そして賞味期限切れになったら、絵画支持体の制作に膠の代わりとして使うことも可能です。特に大型のキャンバスを膠引きするときは高い兎膠よりも経済的でしかも上手くいきます。なお、スーパーに売っているゼラチンは少量パックなので高コストになるので、業務用か海外メーカーの徳用ゼラチンを買うのです。支持体作成には膠1:水10ぐらいの割合で膠水を作るわけですが、ゼリーをそれで作ったらグミみたいな固いものができて、ゼリーと思ってたくさん食べたら胃もたれおこしそうなレベルであるので、普通のゼリーとしての割合のゼラチンを使うと、1kgのゼラチンでもすごい量のゼリーができるわけですな。まぁ考えてみればほぼ水分だから取れる栄養の量は大したことはないんですが、一時的に満腹にはなりそうな。

それはともかくとして、自粛連休中であるので、まじめに美術の勉強に励んでおるのですが、目を通しておきたい本が山ほどあるのですが、せっかく時間があるというのになかなか読み進まぬのです。リーグルの『美術様式論』を読んでいるのだけれども、19世紀の本なので言い回しが現代の書物よりくどいということもあってか、あるいは装飾について文字で説明するというのがそもそも難しいのか、そもそも翻訳が古いので、美術用語の和訳的にもしっくり来ないところもあり、かなりじっくり頭を使って理解の努力をしないと1行も読めないところもあって、なかなか進まない。しかし、これはとても重要な本であるのはなんとなくわかるというか、ようやくギリシア美術について少しわかってきたような気がしないでもないところです。現代のもっと新しい類書を読めばよいような気もして探してもみましたがこれに替わるものも見つからず。しかしギリシャ壺と言えば、神話が描かれているのが見所というのが普通だと思いますが、装飾模様がこれほど面白いとは。

| その他 | 01:11 AM | comments (0) | trackback (0) |
マツ科の植物について整理してみたい。
急にマツ科の植物が気になって仕方がなくなって調べはじめているところです。急に気になり出すのも変ですが、マツ科の樹木から採れる絵画材料としては油彩画家なら誰でも使っているテレピンが採れるということで、極めて重要であるといえるでしょう。これまでは乾性油が採れる植物や樹脂が採れる植物にばかり注目してきましたが、ここでようやく精油の方へ気を配る余裕が出てきたと言いますか、むしろ今までうっかり忘れていたともいえますが。

とりあえずマツ科に属するものとしては・・・

カラマツ属(Larix):こちらは欧州唐松(Larix decidua)から採れるのがヴェネツィアテレピンだったかと思われる。針葉樹の中では珍しく落葉樹らしいので、見分けやすいかもしれない。山に登ったら木を付けて見ることにしたいところですが、可能であればタネか苗を入手したい。カラマツの苗はいつでも買えるけれども、西洋絵画材料的には欧州唐松がよろしいであろう。

モミ属(Abies):こちらは欧州モミ(Abies alba)から採れるのがストラスブルクテレピンだったかと思われる。モミの木はかっこいいスマートな逆三角形。先日も書きましたがタネを入手したので、現在は発芽に挑戦しているところです。

ヒマラヤスギ属のレバノンスギ(Cedrus libani)は、古代史によく登場するのでちょっと気になる。これを植えて育てるスペースはないけれども、盆栽的なサイズで観察してみたいようには思います。Amazonとか検索すると売ってますな。

マツ属(Pinus):アカマツ、クロマツを含み庭、公園等でも珍しくないと思うので、図鑑を片手に見てわまりたいところである。これは田舎町を歩けばとにかくいろんなマツが植えられているので、種類を覚える練習には困らないかと思います。そう考えると散歩も楽しくなりそうです。

中東から地中海の樹木は東北では育たないことも多いのですが、マツ科はむしろ東北の方が向いているので、できることが多くて楽しそうであります。そもそも今までは広葉樹が贔屓であって、針葉樹はあんまりという気持ちであったのだけれども、そういうのはあかんですな。いろいろ詳しく調べてみたいのだけれども、図書館も閉館中なので、手元にある資料を手がかりに身近なところから徐々にレベルアップしていく感じで勉強してゆこうかと思います。

| 家庭園芸 | 09:07 PM | comments (0) | trackback (0) |

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