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[1452] 無題 投稿者:Miyabyo [九州] 投稿日:2007/01/05(Fri) 03:46

オーテカさんへ

≪少なくとも、批判的な立場で書き込みをしようとしていたので、誹謗、中傷とまではもちろんいかないですが、その方が気を悪くされた場合のことも考えて当初、書籍には触れず、以後も明言を避け、婉曲な表現をしました。≫


自己分析というのは実はあまり当たらないことが多いというのが一般的、という前提で書きますが、
「実技も学問も、その恩はその技や知見で返す」これが私の信条です。
仮に私に何らかのオリジナリティがあるにせよ、そのほとんどは、先人の技や学問の恩賜の下にあります。
そこで見出したヒントやアイディア(大いなる誤解に基づく場合もありますが)をどのように広げていくかが自己責任なのだろうと考えています。

私は昨年、他のサイトでいわゆる「ゲッソ・グロッソ」の素材に関する日本の常識(その多くはイタリアに視線を向けた学問を前提にしているようですが)と最新の成果(と言っても既に50年ほど前から知っている人は知っていたわけですが)との差がいっこうに近づいていないことに対して疑問を提示したわけですが、そこで挙げた書は『トンプソン教授のテンペラ画の実技』でした。その書のわずか4行の注釈についてでした。

当サイトでの私の過去レスを見て頂ければ判りますが、ラピスラズリに関する初期の研究において、この書の監修をなさった佐藤一郎さんには、間接的ながら私には恩義があるのです。その当時入手できなかったいくつかの書の閲覧を助手の方を通じて承諾して頂いた事など。‥‥だからこそ、とあえて言いたいのですが、この書を出版するまでに、なぜサポータの方々がちゃんと下調べしなかったのか。見ている者がちゃんとここにもいるのですよ、手を抜かないでくださいよ、と。

その恩は、現在の私の知見で返したつもりです。保存修復に携わっておられる方の中には、門下生の方もたくさんおられるでしょうから、別のサイトにおいても、なかなか率直なレスが頂けないという事情もあるのかもしれませんが、もしもそうだとするなら、それは学問じゃないと思っています。色々なしがらみを払拭して発言することは、学問の基本です。

なぜならば、たとえ学問の中身は個人の知見ではあっても、公表されたものはその学問全体の共有物となるからです。個人のものではなくなるのです。それを検証し新たな知見を開くことにしがらみがあってはならないと考えています。

私の新年にあたって書きましたことは、ここ4年ほどのご質問なさる方の傾向に対する総括でした。たまたまオーテカさんと管理人さんとのレスに絡んだようなタイミングになったようですが。

冒頭に引用した部分ですが、「批判的」ではなく、「検証する」という視点から書けば失礼はないはずです。ただし、その場合は、ある程度その内容を否定なり修正しうるだけの材料が必要ですが。
ただ、レスを読みますと、その書を読んで、ちゃんと指摘はできないが、どうも変だ、という発端ですから、本文から正確に引用して、それに対する意見を述べればいいのだろうと思います。


管理人さんへ

≪ロココ以降の絵画の材料や技法に関する本を、ほとんど知らないことに気が付きました。書籍紹介ページで掲載している本もバロックまでで、それ以降がほとんど空白になっています。ロココ以降でしたら時代、ジャンル問わず、何かありましたら、ご紹介いただければ大変たすかります。 ≫

大風呂敷を開いたことを少し恥じております。実は、1700年代以降になると、私も急激に手薄となる領域です。
これは、ひとえに私の偏見です。ごく少数の作家を除いてあまり識りたいと思っていないのです。

東京タワーをラピスラズリに例えると、礎あたりの古代からエレヴェータで少しずつ上がりながらそれぞれの時代の美術風景を覗くという事をしていますから、最先端辺りが1700年代であるわけです。ターナーやラファエル前派を知人に多かった色彩理論家であり絵具屋でもあったジョージ・フィールド辺りで333mになってしまう。
それでも若干は紹介できるかもしれません。

また、現時点の管理人さんの「書籍紹介」を見させていただいて、漏れている重要な文献や周辺資料などもありますから、
「絵画&技法掲示板」の相当するスレッドとして
昔の技法書/手記の「昔の技法書/手記 全般」
古代〜中世の画材と技法の「古代/古典美術」
このあたりでよいようであれば不定期に書き込んでいけます。
既にご紹介済の文献も、重複を恐れず載せます。
ということでよろしいでしょうか?


[1451] お詫びとちょっと言い訳 投稿者:オーテカ [東海] 投稿日:2007/01/04(Thu) 07:49
新年明けましておめでとうございます。オーテカです。僕の拙い書き込みのせいでご迷惑をおかけしたことをお詫びします。

以前の古典技法の件で僕なりに、書名等明らかにしなかった理由としては

1、古典イコール、グリザイユ、カマイユ描法という考え方自体、日本の油彩画教育に携わっている人間の中で1つの通念となっているし、それについての書籍、雑誌記事はかなりあったので、特に必要ないかなと思っていました。

2、「絵画―素材・技法」のなかで古典技法について書かれている方は武蔵野美術大学の現役の教授の方ですし、僕自身、少なくとも、批判的な立場で書き込みをしようとしていたので、誹謗、中傷とまではもちろんいかないですが、その方が気を悪くされた場合のことも考えて当初、書籍には触れず、以後も明言を避け、婉曲な表現をしました。(だって、絶対、ムサ美の学生も閲覧してますよね?)

ただし、これからは当然、管理人さんの新たに設けたガイドラインに従います。ですが、なるべく明らかにすると言っても書籍名と個人名ではニュアンスが違うと思いますので(特に少なからず批判的な発言をする場合)、その辺のことに関するルールの違いも明言してもらえると僕だけでなく他の方々を助かるのではないかと思います。

追記、「あれ」の一言で済ませたのは、ただ単にめんどくさかったからです。無精な性格なもので、すいません。(管理人さんには十分伝わったかなと思ったんですけど、あれはだめだったなと反省しています。)

[1450] RE:書籍紹介のヴァージョンアップに寄せて 投稿者:管理人 [東北] 投稿日:2007/01/04(Thu) 02:11  Home
RE:Miyabyoさん

お久しぶりです。

> 本当に知りたいなら、書名不詳でない限り、自分が参照した
> ニュースソースは書くべきだと思うのです。

掲示板で質問する際に、書名をはっきりと書いてくれないというのは、私も以前から気になっていました。失礼ながら、オーテカさんの「M美術大学が出版した・・・アマゾンで「絵画 素材 技法」で検索するとすぐ見つかる本」と「ロンドンナショナルギャラリーのあれ」には思わずパソコンの前で吹き出してしまいましたが(気を悪くしないでくださいね)。

制作者の方々と話していると、普段の会話でも妙なところでうやむやにして話す傾向があるような気がします。実技系の学科では学問に関する基礎的なノウハウを全く教えられないことが多いので、このようになるのかもしれません。私自身もそういう教育を受けなかったことにコンプレックスを抱きつつ自分のホームページを更新していたりします。

と言っても、掲示板上では、あまり堅苦しくなると、会話の流れも悪くなりそうなので、気軽な感じでいいんですけど、これと言って、書名を伏せる意味はないと思いますし、かえって著者に対して失礼になるかもしれませんので、「書名は明確に」というのは、使用上のルールにしたいと思います。


> 美術史や美学などを学んだ方々が重視する書と、絵を描く自分が望む書
> との差異を明確に知ったことがありました。

これは私は住む世界が全く違うのかと感じたほどでした。正直にいうと、私には読み終えるのすら困難なほどです。。。美術史に関しては近年は社会史的な観点から書かれている本も多くて、現代の美術館で名作を見ていただけでは気づき得ないこと、普通の画家が、誰のために、どのように制作し、作品がどんな役割をしたかなどについて書かれたものは、自分が現代で制作するうえでも参考なるし、ときには生きていく励みにもなるので好きなのですが。


> ところで、管理人さんが「書籍紹介」のヴァージョンアップに当たり、
> 特に重要で手薄と思われる部分はどのあたりですか?
> 何かリクエストがおありでしたら、お書きください。少しはご協力できるかと思います。

ありがとうございます!
最近、画材掲示板で、オーテカさんが、アカデミー絵画の技法ということで質問されてまして、レスしようと思ってよく考えてみると、ロココ以降の絵画の材料や技法に関する本を、ほとんど知らないことに気が付きました。書籍紹介ページで掲載している本もバロックまでで、それ以降がほとんど空白になっています。ロココ以降でしたら時代、ジャンル問わず、何かありましたら、ご紹介いただければ大変たすかります。

[1449] 書籍紹介のヴァージョンアップに寄せて 投稿者:Miyabyo [九州] 投稿日:2007/01/03(Wed) 08:31

管理人さん、お久しぶりです。
本年も皆様が良き年でありますように。
「書籍紹介」の充実を図って折られる最中とのこと。

高階秀爾氏の『美の思索家たち 』が雑誌に連載され、新潮社より単行本化された中で、いくつかの書、例えば、
アンリ・フォシヨン―『形態の生命』
ケネス・クラーク―『風景画論』
リオネルロ・ヴェントゥーリ―『近代画家論』
等読んで、美術史や美学などを学んだ方々が重視する書と、絵を描く自分が望む書との差異を明確に知ったことがありました。
その一方で、ド・ラングレの『油彩画の技術』の第1部「油彩技法の歴史」や、ディルナーの『絵画技術体系』の「昔の画匠から現在までの絵画技術について」に見られるような、大げさに言えば肩越しに画家のパレットや技能を見る手立てはないものか、とその当時思っていたことでした。国内外の原画に会いに行ったり、自ら描くという手段に加えてどのような書にあたればそれが識りえるのか。そして、それを自らの絵にどのように活用するか。語学に自信のなかったその当時の私は、いくつかの大学図書館や一般の大きな図書館に出向いて途方にくれた記憶があります。

それから数十年経過し、書斎から溢れた諸国の文献は、いまやアトリエの半分まで占領している有様。
‥‥そうした経緯のある私がこちらにお邪魔して、各スレッドで話題にされていた文献などを拝見して、知りたいことと求める文献のずれを感じたのが、最初の印象でした。

それは、文献のご紹介の折、管理人さんが、知っていてもなかなか教えてもらえない、というようなことをレスで書かれていたこととも符合しています。意識的に、極力文献を挙げてレスするよう心がけているのは、そのことがあるからです。

おそらく、管理人さんも感じておられると思うのですが、質問なさる方が、「ある本によると」とか、「○○と書かれた本がある」と、書名を明示せずに質問をされても、可能の限り書名を明示しながらレスする側からすると、アンフェアだというだけでなく、本当に知りたいなら、書名不詳でない限り、自分が参照したニュースソースは書くべきだと思うのです。それに、そうした質問の中で出される文献も、後学者にとっては貴重な文献になるかもしれないのですから、自分のことだけ考えずに共有することに協力する姿勢も欲しいものです。

ところで、管理人さんが「書籍紹介」のヴァージョンアップに当たり、特に重要で手薄と思われる部分はどのあたりですか?
何かリクエストがおありでしたら、お書きください。少しはご協力できるかと思います。



[1448] あけましておめでとうございます。 投稿者:管理人 [東北] 投稿日:2007/01/02(Tue) 00:27
今年もよろしくお願い致します。

冬休みは、ホームページを更新しようと思って、とりあえず、只今は書籍紹介ページにいろいろ追加中です。しかし、表示がおかしくなってる部分があるので気を付けてください。まだまだ追加したいのがあるぞという感じです。

その他にも見たいビデオとか本とか山ほどある上に、ゲームも買いまくっているのですが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか

[1447] 講演会、お疲れ様です。 投稿者:管理人 [東北] 投稿日:2006/10/31(Tue) 21:55
taki様、Bambook様

講演会すばらしかったです。たいへん勉強になりました。
私自身は、これまでアクリル絵具には比較的、関心が薄かったのですが、そのためもあってか、非常に多くの知識を得ることができました。事前にJUST PAINT日本語訳をある程度読んでいったのですが、講演を聞いたあとに改めて目を通してみましたところ、より理解が深まったような気がします。taki様とはゆっくりお話する時間がありませんでしたが、いずれ何か機会があればと思います。

ターナー色彩ホームページに掲載されているJust Paintですが、アクリル絵具を使用する方にはきっと役に立つと思いますので、みなさんも是非読んでみてください。
http://www.turner.co.jp/
http://www.turner.co.jp/japanese/art/golden/technicaldata/justpaint/jpindex.html

特に下記の記事は実際に役に立つと思ますので、超お薦めです。
■アクリル絵具の安全な取り扱いと輸送
http://www.turner.co.jp/japanese/art/golden/technicaldata/justpaint/jp11/jp11article1.html

[1446] 無題 投稿者: [関東] 投稿日:2006/10/31(Tue) 12:02
taki様 管理人様 どうもです。

また同様の機会がございましたら参加させていただきたいと思います。

taki様が開発に関わられて製品についての講演会など、とても興味深いですね。

[1444] 参加ありがとうございました 投稿者:taki [近畿] 投稿日:2006/10/30(Mon) 17:22
管理人様、Bambook様
講習会にご参加ありがとうございました。二日目ともあって、前日よりはスムーズに運び、また質疑応答もかなりつっこんだ専門的内容になり充実したものとなったと思います。
講習後は時間がなくゆっくりお話できませんでしたが、また同様の機会がありましたらよろしくお願いします。

[1441] RE:アクリル絵画修復講習会ご案内 投稿者:管理人 [東北] 投稿日:2006/10/26(Thu) 02:40
taki様、Bambook様、お世話になります。
無事、FAXのお返事も来まして、只今、講習会の予習にと、ターナー色彩株式会社サイトの「Just Paint」の日本語訳を一所懸命読んでいるところです。

ところで、この掲示板ですが、スパム対策を強化したために、たまに通常の投稿まで自動拒否されてしまうことがあるようです。投稿を拒否する場合も、一見投稿がうまくいったように見せかけるという手の込んだ処理をしているので、もし後で見て投稿されていなかった場合は、ほんとに申し訳ないですが、文面を変更してもう一度投稿していただければと思います。特にURLを多く書きすぎたりすると拒否されるのでご注意いただければと思います。

[1440] RE:アクリル絵画修復講習会ご案内 投稿者:taki [近畿] 投稿日:2006/10/24(Tue) 21:35
夕方にメッセージを書いたつもりがアップされていなかったので、mixiの方とも重複しますが、もう一度書かせていただきます。

管理人様、Bambook様、ご参加ありがとうございます。
27日は定員200名の教室なので、まだ余裕が十分すぎるくらいにあります。
お会いできるのを楽しみにしていますが、27日は終了後に私は神戸に帰るので、残念ながらゆっくりお話する時間がないと思います。ただ英語のできるものがゴールデン氏についていますので、時間が許せばお話できると思います。
ではよろしくお願いします。

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