マックス・デルナー『絵画技術体系』 [コメントする]

マックス・デルナー『絵画技術体系』


Webmaster さんのコメント
 (2005/08/17 02:23:57)

マックス・デルナー(著)『絵画技術体系』のスレッドです。

原書:Max Doerner,Malmaterial und seine Verwendung im Bilde,Urania Verl
英訳:Max Doerner,The Materials of the Artist and Their Use in Painting,Harvest Books
邦訳:マックス・デルナー/佐藤一郎(訳)『絵画技術体系』美術出版社

マックス・デルナーの入門書と言ってもよい、佐藤一郎(著)『絵画技術入門』美術出版の話題もこちらでお願いします。

マックス・デルナーの弟子的存在クルト・ヴェールテ(Kurt Wehlte)の『絵画技法全書(Werkstoffe und Techniken der Malerei.)』美術出版社の話題もこちらでお願いします。

・技法書を読んで気がついた点、わからない部分、試してみた感想、その他の情報を話題としてください。


デルナーの混合技法について

michael さんのコメント
 (2005/10/31 00:05:45)

私自身が体験したことですが、一時期ルーブルで模写をしたとき、18世紀〜19世紀の修復主任に聞いたところ過去の画匠達はデルナーが言う様な技術ではないということです。しかし絵を描く方法としては決して悪い物ではないと言っていました。他ににも何人か修復関係の人に聞いてみましたがいずれも同じ答えでした。
ヨーロッパ及びアメリカの人たちに言えることですが
一般にある分野において成功を修めた人達は自分の理論、技術を過度に広い分野に適用しようとしすぎる傾向がある様に思います。一例としてデルナーもクールベが
テンペラを使用したように書いていますが、実際は
修復痕でありルーブルでも使用例は報告されていません。このように何冊かの近代のフランス系の技術書にも
同様の間違いが見受けられます。


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