「額縁」からの続き。
額と支持体の固定の仕方
ベルグ さんのコメント
(2002/10/06 00:38:32)
50号の仮縁を自作してみました。額と支持体をどう固定するのが一番いいのかわからなかったので、
今回は補強金具を使って額縁から絵を吊り下げる(四方から十六箇所ほど)方法をとりました。
(I字の補強金具を額縁と支持体にネジ釘で固定)
他に何か良い固定の仕方があれば教えてください。
釘打つ人も居ます
むっちー さんのコメント
(2002/10/19 22:08:08)
アルミフレームやホームセンターから買って来た木板でもよく脇から釘打つとかネジで留めてるようですよ。
現代美術には何故か「額縁無し」が増えてます。キャンバス脇も色塗っておくだけという…。
ありがとうございました
shounen さんのコメント
(2003/03/15 11:31:34)
大変遅くなりましたが、あれから幸運にも額縁職人として雇って頂けることができました。現場で色々な事を教わりながら、こちらで紹介頂いた本などで勉強させて頂いてます。美術全般まだまだわからないことだらけですので、これからも色々勉強させて頂けたらたらと思っています。また、額縁についての本や、資料があればご紹介ください。
自分で作るのが大変なときは…
神崎 さんのコメント
(2003/05/17 23:12:58)
額縁を作るのは面白いのですけれど、木を切って接着して…とやっていくのが時に面倒になったりします。(展覧会の締め切り近くとか)
そんな時は既製品の中古を買ってきて、自分流にアレンジしちゃいます。
着色したり、彫刻刀で削ってボロボロにしてみたり、または箔押しをしてから汚してみたり。
どうしようもない賞状額とか眠っていませんか?捨ててしまうならオモシロおかしく改造しちゃうのもいいですよ。
額縁を自作する
shiro さんのコメント
(2003/06/18 22:03:34 - E-Mail Web)
皆さん初めまして。
自分で額縁を自作される方が結構いらっしゃるんですね。私も額縁の魅力にとりつかれてます、、、。
市販の額縁よりも自作した額縁の方が、味があって大好きです。
shiroさんの額縁、素敵ですね。
vermeer さんのコメント
(2003/08/11 12:02:03 - E-Mail Web)
はじめまして、私も絵画の技法を含めて額縁にも興味をもつようになり、随分と奥深さを感じています。この日本でも額縁の文化が発展することを
楽しみにしています。→ 工房 LAPIS
お聞きしていいですか?
u.g さんのコメント
(2004/02/08 03:50:38)
額縁を自分で作ってみようと思ってとりあえず参考資料など探しているところです。
管理人さんの以前のコメントの中でおすすめの『 GILDING AND ANTIQUE FINISHES 』と言う本、調べてみましたが結構なお値段でした。英語もできないし、わざわざ取り寄せ買っても果たして役に立つのかなと躊躇しています。
どんなものでしょう?アドバイスしてください、お願いします。
RE:額縁を自分で作ってみようと思....
管理人 さんのコメント
(2004/02/08 04:26:33)
u.g.さん、
GILDING AND ANTIQUE FINISHES
これは、最後の仕上げのときに役立つかもしれませんが、さし当たっては必要ないと思います。
Hal Rogers (著), Ed Reinhardt (著) How to Make Your Own Picture Frames
というのがお薦めです。写真と図が豊富なので、文字を読まなくても半分は理解できると思います。
Amazonで買えます。
気のせいかもしれませんが、日本では額縁の作り方の本もなさそうだし、額縁作りの材料も見かけませんね。mongaさんの話だとアメリカの画材店では、額縁自作用の角材が売ってるそうですが。。
RE:お聞きしていいですか?
vermeer さんのコメント
(2004/02/13 19:04:52 - E-Mail Web)
額縁制作の具体的な資料は管理人さんの書かれた洋書、またはそれに近い洋書はいくつか出されています。私自身で特に役立っているのが全国額縁組合連合会から出された「フレーマー通信教育講座」なる本です。ただしこれは10年ほど前に額縁組合の間で流れましたが、今は手に入れることは困難かと思います。
まず大切な基本は木工技術です。コーナーの止めこれが出来るか出来ないかで自作の額縁は出来るか出来ないかが決まります。これは、マイター・ソーで正確に45度を切れる修練からはじまります。それが出来たならば次々に行う課題はおのずから生じてくるでしょう。
ありがとうございます
u.g さんのコメント
(2004/02/21 03:19:38)
管理人さん、vermeerさん、アドバイスありがとうございました。薦めて頂いた本、取り寄せました。新しい挑戦、頑張ってみます。とりあえずまず一歩ですが、これからもよろしくお願いします。
日本画額
wao さんのコメント
(2004/11/29 02:46:44)
日本画の額についてお詳しい方や作られている方がいらっしゃったらお話を聞いてみたいです。
またそんな文献、本などは出てないものでしょうか。
教えてください。
展示方法
アメンボ さんのコメント
(2005/03/12 08:01:26 - E-Mail)
初めて個展を開こうとしています。壁の一面に50号縦8枚を飾るのに、2枚分の仮額、2枚分のアルミ板しか持っていません。そこで、65cmの高さの机を並べ、4枚はぶら下げ、4枚は机に立てかけようと思っています。4枚については、キャンバス横が丸裸となります。ききたいことは、残る4枚についても紐でぶら下げた方がいいかどうか?キャンバス丸裸はおかしいかどうか?です。アドバイスをお願いします。
RE:展示方法
管理人 さんのコメント
(2005/03/17 19:26:37)
アメンボさん、こんにちは。
額縁はとても大事です。額縁や展示の仕方も含めて作品だと考え、手抜きのないようにするのが良いと思います。安易に仮フレームとか、板を打ち付けるだけというのは避けたいところです。とくに最近の美術展は、白木の角材を打ち付けるという方法が一般的ですが、額縁のことをもっとよく考えなければならないのではないかと思います。
ただし、現代絵画の場合は、それこそ人それぞれ、さまざまな表現を行なっていて、角材を打ち付けるだけの額装が似合っている作品や、額装するとかえって魅力を失ってしまう作品もあるので、結論としては自分の作品と相談する他ないです。また、作品、展示する場所、展示方法など、全体を総合的に俯瞰しながら、コーディネートすることが大事だと思います。壁に放り投げるだけという展示方法も、全体として説得力があれば、それで良いと思います。注意すべきは、仮額だったり、板を打ち付けただけだったり、額無しなど、意味もなくバラバラな方法で展示すると、単に予算がないだけと思われてしまうかもしれません。
以下は余談になりますが、西洋絵画の歴史においては、額縁の方が主役と言ってもよかった時期がありました。中世にはゴッシク建築物のような複雑な額縁が作られて、絵はむしろおまけと言っても過言ではないようなケースもありました(額と絵が別ではなくて、繋がっていたそうですが)。そのような作品も、荘厳な教会や、ロウソクの明かりといった展示方法があって活きてくるものと言えるかと思います(そのような額は今は残っておらず、絵の部分だけが切り取られ、別の額縁に納まって美術館に展示されていることがほとんです)。それは極端な話として、現在でも絵の値段と額縁の値段が同等だったり、額の方が高価になってしまうことは少なくありません。美術館や展覧会に行ったときには額縁も良く見ておくと勉強になると思います。大きな美術館の場合は額縁も気合いが入っています。
額縁の初心者向けの本としては↓がわかりやすいかと思うので、よければ参考にしてみてください。
◆ニコラス・ペニー(著)『額縁と名画 絵画ファンのための額縁鑑賞入門』
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4896948289/seiyoukaigano-22
ありがとうございました
アメンボ さんのコメント
(2005/03/18 19:40:04)
管理人さん、ありがとうございます。いいか悪いかわからないような絵が、額縁に入れたら見違える絵になって、自分でもびっくりしたことがあります。わたしの絵は現代絵画ではないし、展示方法を真剣に考え、コーディネートするようにします。