1606 -1669 レンブラント [コメントする]

1606 -1669 レンブラント


スレッド作成 : 管理人さん
 (2000/6/9 21:27:19)

レンブラントのスレッドです。
レンブラント・ハルメンスゾーン・ファン・レイン
Rembrandt Harmenszoon van Rijn
生:1606年、ライデン
没:1669年、アムステルダム

・各画家のスレッドは基本的にその画家の材料と技法、及び伝記的・歴史的事実や作品等の話題を扱うこととします。
・文献の紹介、材料や技法に関する考察、質問等を歓迎しております。
・文献情報は材料と技法という枠に限らず、その画家に関するものを広く収集できればと思います。
・その他、材料や技法に関する気楽な雑談等もどうぞ。


シルバーホワイトの謎?

TORA さんのコメント
 (2000/11/18 01:47:28 -
E-Mail)

先日、スカパー(CSスカイパーフェクトTV)で「迷宮のレンブラント」ってタイトルの天才雁作者を扱ったノンフィクション映画を観て思ったんだけど、その中でこの雁作者が17世紀のシルバーホワイトを手に入れるためにガラス瓶の中へ鉛の古い人形を放り込み何やら薬品を注ぎ込むとやがて人形の表面に白い粉が浮んできて、それを集めて絵の具にするシーンがあるんです。一体あの薬品は何なのでしょう?


岩野 さんのコメント
 (2000/12/9 14:42:42)

レンブラントの技法が載ってる本をどなたかご存じないでしょうか?


遅れ馳せながら…

ゼレアー さんのコメント
 (2002/06/07 21:05:50)

こんばんわ、ゼレアーです。
私は「迷宮のレンブラント」を観たことはないので、このシーンはよくわからないのですが、この「薬品」って…「酢」なんでしょうか??鉛に、酢酸と二酸化炭素を反応させるのが、シルバーホワイトの基本的な製法ですから。


レンブラントの技法

藤井 さんのコメント
 (2002/12/15 00:38:17 -
Web)

京都国立博物館で今、「大」レンブラント展をやっています。今日、そこで講義を聴いたのですが、彼の技法は、手前をラフな厚塗りで遠近、三次元の描写をする方法だそうです。若い時は、そうではないのですが、晩年は、この方法で迫力を出しています。この方法は、イタリアの巨匠テイツイアーノを習っていてイタリアの宮廷の考え方sprezzatura(努力の跡を見せない振る舞いが)あるそうです。この展覧会は、1月
13日まで、大晦日も元旦もやっていますからぜひおでかけください。近畿以外の方も見る価値ありますよ。京都駅からも近いし、ぜひ。


レンブラントの技法 藤井さんの書き込みに寄せて

Miyabyo さんのコメント
 (2003/01/05 23:39:46 -
E-Mail)

私も観にいく予定でしたが、ラピスラズリの件で時間不足と、関連史料・資料の入手などで軍資金がかなりオーバーして行けそうもありません。少し残念です。

以下は、私の作成した文献集のレンブラントの項から抜き出したものです。レンブラントの画材や技法など知る上で1級品です。参考にされてください。

●Rosenberg, J.,“Rembrant’ s Technical Means and their Stylistic Signification”, Technical Studies in the Field of the Fine Art, vol.8, pp. 193-206 (1940)
 ヤコブ・ローゼンバーグ『レンブラントの技法的手段と画風』
 
●Sonnenbung, H. von,“Maltechnische gesichtspunkte zur Rembrandtforschung”, Maltecnik/Restauro, band.82, Nr.1, pp. 9-24, München, 1976
 『レンブラント研究の技術的アプローチ』言語:独語
 
●Bomford, d. / Brown, C. / Roy, A.,“Art in the Making: Rembrant”, National Gallery, London, 1989 
 内容:年表、画家のアトリエ、レンブラントの画材と画法、作品カタログ
 
●Kühn, Hermann,“Untersuchungen zu den Pigmenten und Malgründen Rembrandts, durchgeführt an den Gemälden der Staatlichen Kunstsammlungen Kassel”,Maltechnik / Restauro, Band82, Nr1, pp. 25-33, München, 1976 言語:独語
 レンブラントの作品20点を調べ、顔料は、セリューズ、鉛-錫黄、様々な色合いのオーカー、ヴァーミリオン、赤レーキ、アズライト、スマルト、アイボリ黒、植物黒を同定、又溶剤としては、たんぱく質、油を同定。
 
●Sonnenbung, H. von, “Rembrants ≫Segen Jakobs≪”,Maltechnik / Restauro, Band84, Nr4, pp. 217-241., München, 1978 『レンブラントの《聖ヤコブ》』言語:独語
 
●“Rembrabdt / Not Rembrandt in the Metropolitan Museum of Art: Aspects of Connoisseurship”, 2vols, Metropolitan Museum of Art, New York, 1995
 『メトロポリタン美術館におけるレンブラントと非レンブラント 鑑定の見解』
 vol. Paintings: Problems and Issues  Sonnenbung, H. von,
vol Paintings, Drawings, Prints: Art-Historical Perspectives  Liedtke, Walter / Logan, Carolyn, Orenstein, Nadine M. / Dickey, Stephanie S.
 レンブラントの本筆とレンブラント派や追従者の絵画とを区別しようとする試みは、様々な論議をかもしている。例えば、「黄金兜の男」はかってはレンブラントの代表作のひとつであったが、今はレンブラント派の作品となった(私はそれでも「黄金兜の男」は傑作だという気持ちに揺るぎはない)。本書は、そうした風潮にあって、メトロポリタン美術館としての見解を展開している。
 
●尾崎彰宏著『レンブラント工房』講談社1995年


ロンドン・ナショナルギャラリーからのメール案内によると、ティツィアーノ展に並行して、同じような、しかしもう少しフランクな講座もしっかりやっていますね。

2日かけてティツィアーノの技法の講義と、油絵具で実際に描く「ティツィアーノの技法」を盗もう的な講座を、材料、軽食&飲み物付で約15000円也です。日本の美術館もハードな講義ばかりでなく、こうした遊び心で美術を楽しむプレゼンテーションができると、更に裾野が広がってファンも増えると思うのですが。


RE:Miyabyoさん

管理人 さんのコメント
 (2003/01/07 02:57:55)

いつもありがとうございます。素晴らしいリストです。

掲示板を見ている人も、おそらくすべての本を入手する経済的余裕もなかったり、あるいは絶版だったり、あるいはすべてを読み解く時間や語学力もなかったりするとは思いますが、本の存在を知っただけでも、大きく一歩前進したと思えるようなリストではないかと思います。もし知らなかったら、情報がさっぱりないと不満を言って終わってしまいそうですが、探せばあるのですね。

この世界だと、知っていてもなかなか教えてくれない人も多いので、とてもありがたいです。

個人的には、4番目の独語の文献が気になるところですが、独語は私はちょっと。残念です。

紹介していただいた、本の題名や著者名をgoogleで検索すると、すごく面白いです。

私が自分のサイトを始めようと思ったのは、4年前のことですが、そのときは、いくら検索しても、絵画関連となると、微々たる情報しかなかったのですが、ものすごい勢いで増えつつありますね。


レンブラント

ken さんのコメント
 (2003/02/17 22:57:28 -
E-Mail Web)

レンブラントファンなら一度立ち寄ってみたら
オランダから直輸入ということ。


NHKで見ました、レンブラント鉛白製法

むっちー さんのコメント
 (2003/11/03 11:16:28)

レンブラントの鉛白の作り方ですが、今日は文化の日で、「夜警」の事が番組になってまして、その中で紹介してました。
鉛の帯状のものを丸めて壺に入れ酢酸を注ぎ入れて、
バケツみたいな中に入れた後、何と!馬糞です、馬糞使ってました。
臭そうですが、それで醗酵させるんだそうです。
それからすりつぶして粒子を細かくし、
亜麻仁油を加えるけれど、手作業の為か、工場で作った鉛白より伸びがよい。
それは粒子が不ぞろいな為なのだとか。


ヴェクサン さんのコメント
 (2004/04/02 01:47:44)

黄金兜の男は平凡。レンブラント派か周辺画家ですよ
描きこみ過ぎだな兜を。
夜警をアムスで見た時は衝撃だった。
隣の同時代の画家の絵が霞んだ。
その画家の方が有名だったそうな。リアルだからね。
でも絵は具象でも所詮は虚構なんだね。
世界広しと言えども夜警とベラスケスのラスメ二ナースは傑作中の傑作。


レンブラントの技法

kaz さんのコメント
 (2004/06/19 11:22:43 -
E-Mail Web)

私も少々レンブラントを調べていますが、最近ネットでの検索でオランダのRRP(rembrant research project) に携わっていたErnest van de Weteringによる、”Rembrant-the painter at work" (英語)、を入手してぱらぱら見ているところです。 結構なボリューム(340ページ)と内容のようです。


レンブラント、非レンブラント その激震の源

miyabyo さんのコメント
 (2004/07/17 00:34:16)



すべての激震は、kazさんがおっしゃるRPPの『A Corpus of Rembrandt Paintings』全3巻に始まります。

1982年、1986年、1990年の三期に分けて発表されたわけですが、その震源地を知ろうにも高価(現在でも$3000前後)で、個人で購入することはかなわずじまいでした。そうした中にあって、その中心人物の一人Wetering, Ernst Van De教授のこの書は、待望の好著だったといえますね。

1997年に出されたその書も2000年にpaperbackで再販されて、レンブラントの技法に興味のある作家にとっては、今後しばらく必読の書となることでしょう。

この書はオランダの古本屋で入手しましたが、なんとハードバックで15ユーロでした。こんなに安くていいのだろうかとしばし至福でした


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