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画材&技法 全般 (9)」からの続き。


画材&技法 全般 (10)


オイルバー

ヤスカ さんのコメント
 (2003/09/14 21:00:46 -
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はじめまして。友達のHPから飛んで来ました。

探し物なのですが、「鉛筆のように描画が出来る油性画材」は無いでしょうか?
クサカベのオイルスティックや、W&Nのオイルバーなどはちょっと軟らか過ぎるんです。

カランダッシュのパブロ色鉛筆やネオパステルは使った事が無いのですが、誰か使用した事の有る方がいらっしゃったら使用感などを教えていただければ幸いです。


上の方のレスじゃなくてすみません。おひさです。

uka さんのコメント
 (2003/10/19 02:06:27 -
E-Mail)

いつの間にこんなに時間が、、、と思う程ずいぶん前になってしまいましたがお久しぶりです。9月から学校が始まり、また過密スケジュールにもどってしまいました。夏休みはどこへやら。まあ私は休みを有効に使えない人なので、忙しくしている方が性にあっているのですが。

さて、今回ソーホーにあるカフェで小さなショウをやらせていただく事になりました。ドローイング中心の展示になります。もしこれを見ている方でNY近郊にお住まいの方はいらして下さい。
10月20日から11月23日までです。
Hiroko's Place
75 Thompson Street, New York, NY 10012
212-625-1303

さて宣伝はこれくらいにして、
●9.11以降
例の貿易センターの事件以来、多くの作家がそのことにショックを受け直接間接に制作内容が変わってきたといいます。特にアメリカでは、いわゆる「現代美術」が頭打ちで、市場はより具象性のあるものを好む傾向があるとのことですが、ukaさん、現地におられてそうしたことを肌で感じますか?

のことですが、いくつかのギャラリーがイタリアにある2つのアトリエ(クラシカルトレーニングを行う所。主に最初の数年は石膏のドローイング、グリゼリエ(でしたっけ?日本語で)、カラーという順で勉強をする所)をフィーチャーしてショウをやっていました。中でもFlorence AcademyのショウはNYの具象のギャラリーでも上ランクのところがやっていたので驚きでした。私的にはどうも生徒としての作品をギャラリーに飾る事に抵抗があるのですが、アメリカ人全般にいえる”I love Italy"的発想、歴史のない国の人が歴史を感じられるもの、アンティーク的雰囲気を感じられるものを好む風潮があると思います。アトリエ出の人たちは基礎力はありますが、独創的なアイデアがあまりなかったり、人物の習作をそのままアーティスト作品として出していたりします。まあでもお金になるのでいいのでしょうが。NYにあるメジャーなアトリエなどは既にギャラリーと提携していて、生徒であるうちから作品を展示したりできます。ちょっと話がずれてしまいましたが、具象、特にアカデミックな方に流れが行って感はありますね。近々メトロポリタンでも19世紀のフレンチアートのショウを10月下旬に行う予定です。実際これはtraveling showでちょうどロンドンでのショウを終えたところだと思います。このショウはハーバード大学付属のFogg Museum所蔵のコレクションで、ここは80枚ほどのアングルのドローイングを所蔵していると聞きます。

あとは、、、大きなエルグレコのショウもメトロポリタンで、George Innessのショウが他のところでやっていますね。

質問ですが、日本での美大予備校の受験ようのトレーニングはなにに基づいたものなんでしょうか?私の行ってる学校にも沢山の日本人のかたがいますが、技術的にはものすごいんですが、線が物凄くかたい気がします。まあ私の好きなドローイングはアニゴニやドガ、アングルのだったりするので、ドローイングのスタイルが全くちがうのかもしれないですけど。あと、抽象をやっている人が多いので、”具象やってます”っていうと”大変ねえ、疲れるね”とか言われたりします。予備校ってよっぽど嫌なところだったんでしょうかね?

それではまた。


蜜蝋について

ito さんのコメント
 (2004/01/19 23:09:51)

最近、バルデスの本を、読んでいたら、
蝋と、炭酸アンモニウムをまぜ、そこに、
アルカシトの粉(メチルセルローズの
固着剤)
を、少々加えたものを、使用している、と言って
いました。
アルカシットの粉とは、いったい何ですか教えて下さい。
たぶんこのソースは、タブローとして使用
するものだと思うのですが。
最近、パサッとした、マチェールを、作ろう
と思い、蜜蝋を使おうと思うのですが、
最初から、乾性油などに混ぜても、だいじようぶ
なのでしようか?蜜蝋の、使い方を教えて下さい


サンシックンドオイル

沙羅ゐ さんのコメント
 (2004/04/04 20:07:03)

はしめまして、沙羅ゐと申します。

現在サンシックンドオイルを製作しています。
ホルベインの絵画材料ハンドブックの記述を参考に
油が(体積が)半分になるまで晒す予定です。

脱色は日光が、重合は(酸化は)空気、温度が関係していますから、
大雑把ですが天気と最高気温を記録しながら様子を見ています。(風も関係してるのだけれども…どう記録すればよいやら
晒す期間をいろいろ研究できそうですが基準は何になるのだろう。(圧縮率かな??)
メーカーは科学的に分析して同じものを作っているのでしょうか?
ところで毎日油をかき混ぜていて気になったことなんですが、
油と水が混ざりやすいときと混ざりにくいときがありました。
出来上がりに影響があるかどうかはわかりませんが。

自生のサンシックンドオイルは水分が取り込まれているので
乾燥剤を入れると固まるようです。
乾燥剤を入れることはあまりないと思いますが。
では

画材Q&A油彩編


沙羅ゐさんへ

monga さんのコメント
 (2004/04/16 14:20:23)

ホルベイン工業さんの東大阪の工場を何度か見学していますが、サンシックンド系の画用液はビルの屋上の温室の中にプールを作って、そこで作っています。詳しいノウハウは知りませんが、温室に入るなりウェッという臭いで直ぐに飛び出しました。
やっぱり伝統的な天日による製造が良いのだと思います。

何でも化学的に製造というわけには行かないものだと思ってます。


MONGAさんへ

沙羅ゐ さんのコメント
 (2004/04/17 22:58:51)

返答ありがとうございます。

聞き方がまずかったですね(^^;
出来具合が天気、気温等に関係して、きっちり1ヶ月晒すとしても、
たとえば夏と冬とでは同じ物ができませんよね。
とすると、重合度か粘度などを基準にして晒し具合を加減し
季節に関係なく同じものをつくっているのかな?
と思ったんです。
個人で重合度や粘度を正確に測るのは難しいですから。
でもメーカーがなにを基準に同じものとしてるのかわからないですが


オイルスティック

なつみ さんのコメント
 (2004/07/27 11:15:13)

始めまして
初歩的な質問ですみません、
オイルスティツクとはどういうものでしょうか?
宜しくお願いします。


乾燥時間について

Fuji−ken さんのコメント
 (2004/08/25 05:21:47)

はじめまして。
突然ですが、ブラックオイルを使用すると、だいたいどのくらいで指触乾燥状態になるのでしょうか?

ちなみに、今使用しているクサカベ製の「超速乾メディウム」では、ウルトラマリンが3時間ほどで乾きます。


ブラックオイルの乾燥時間

管理人 さんのコメント
 (2004/08/27 16:51:20)

Fuji−ken さん、はじめまして。

ブラックオイルですが、条件が良ければ1時間くらいで指触乾燥状態になります。悪ければ2〜3日かかることもあります。

クサカベの速乾性メディウムは、どんな材料を使っているかわかりませんが、ゲル状なのでおそらくアルキド樹脂と思われます。ブラックオイルはただの乾性油ですが、乾性油の場合、何時間で乾燥するかというのは答えにくい問題です。季節によって倍以上差が出ることもありますし、使用する顔料にもより大きく影響されます。特に厚塗りすると鼠算式に乾燥速度が遅くなります。アルキド樹脂の場合は、厚塗りしてもそれほど乾燥速度に影響はありません。

また、ブラックオイルは、乾性油に関するセオリーをよく理解した上で使用しないと、黄変、暗変、屈折率の変化、亀裂、皺よりなど、さまざまなトラブルを引き起こします。ある程度の経験と知識が必要となりますが、それらを良く知った上で利用すると、深みのある重厚な画面を作ることができます。逆に言うと、自然と重厚な感じの画面になってしまうので、それが困る場合は使えないとも言えます。

結論としては、得られる結果がかなり異なるので、乾燥速度ではなくて、用途と表現に合わせて選ぶことになると思います。


ブラックオイル+速乾性メディウム

Fuji−ken さんのコメント
 (2004/08/29 23:20:25)

管理人さん、ありがとうございます。

ブラックオイルは、なかなか魅力的に見えます。日本ではあまり知られていないようですし。でもまだ、制作するための機材が揃えられないのです。しかし、揃えられたときには、ぜひ試したみたいです(自分で作るって言うのも愛着わきそうですし)。

今現在使っているクサカベの超速乾メディウムの使い勝手はバッチリです。

ブラックオイルと超速乾メディウムを組み合わせれば、短時間で画面を構築できる気がします。これは受験においては大変重宝すると思います。

黄変性なども、スタンドオイルで抑えられそうです(調合すると実は乾燥速度も縮まります)。


透明層の原理

kaz さんのコメント
 (2004/09/04 23:35:00 -
E-Mail)

油彩での透明層の描きかたをすると、不透明色より色の深みがある、輝きがあるといわれますが、これは入射光が下地の(白など?)に反射して上部の透明色を持った層を通して目に入るからである。−−−と理解していますが、もっと科学的・光学的な説明はあるのでしょうか?  又色により透明的に見えるとありますが、それは光学的に説明できるのでしょうか?   私はより透明的な油彩表現を目指しているのですが。
どなたかアドバイスいただければ幸いです。


ブラックオイルについて

ぺろ さんのコメント
 (2004/10/07 19:14:56)

このホームページをみてブラックオイルを作ってみようと思うのですが、シルバーホワイト顔料の量の検討がつきません。
4mgというとかなりちょっとだと思うのですが大体どのくらいですか。


RE:ブラックオイルについて

管理人 さんのコメント
 (2004/10/09 01:15:39)

すみません、そこは4gの間違いです。リットルとグラムの表記が混在したため、うっかり単位を間違って書いてしまいました。
ただし、これは本当に目安となる量で、本格的に使用する前に、かなり幅の広い範囲で実験した方がよいと思います。
量が多すぎるとあまりにも表面が硬くなりすぎて、次の日には油を弾いてしまいます。しかし、他の画用液を混ぜて使用する人もいるでしょうし、一概には言えません。
チューブ絵具のシルバーホワイトを使う場合、油も含まれているので、若干、多めに入れた方がいいと思います。

また、そのページの写真は50mlのビーカーを使っていますが、溢れると危険なので、もうちょっと大きなビーカーを使った方が安全かと思います。

私自身は、このオイルをかなり広範囲に使用していますが、たまに作るのに失敗することもあり、まだ未知数のことが多くあります。


ぺろ さんのコメント
 (2004/10/09 20:10:40)

返事ありがとうございます。

絵を描くことが、もちろんメインですけど技法や材料にこだわることも大切だし楽しいですよね。
僕は材料を色々試すのが好きなので、ブラックオイルを作るのが楽しみです。

あとビーカーの大きさは100mlを使ってるの間違いですよね。


管理人 さんのコメント
 (2004/10/09 21:10:09)

たびたびすみません。該当ページの写真は100mlのビーカーに100mlのオイルを入れてますね。だいぶ前に撮影したので忘れてました。溢れると危険なので、写真のイメージよりは大きいビーカーを使うか、量を減らしてやった方がよいと思います。


管理人 さんのコメント
 (2004/10/10 03:26:49)

このページをリリースしたときのことを思い出してきたのですが、実際は100mlのビーカーに100mlのオイルを入れてやると丁度良いと思うんですよ。それで鉛白は10g前後と。しかし溢れて火事になったりされると嫌なので、ホームページに記載するあたっては、安全性を重視して、かなり遠慮した量にしたのです。そのため、歯切れのわるい分量になってしまった気もします。とりあえず一回試せば、自分なりにやりやすい分量が見つかると思います。


アクリル絵の具

カリュー さんのコメント
 (2004/10/14 20:12:46)

こんにちは
アクリル絵の具は1955年頃に出来たそうですが
日本で気軽に購入出来るようになったのはいつ頃からでしょうか?
あとアクリルエマルジョン地のキャンバスも
日本で気軽に購入出来るようになったのはいつ頃からでしょうか?
発売された年などはだいたいわかるのですが
値段等の関係でみんなが買えるようになるには時間がかかったと思うので・・・
知っている方がいましたらよろしくお願いします


各メーカーの油絵具について。

美大生 さんのコメント
 (2004/10/30 18:22:25)


受験の頃はずっとホルベインの習作用油絵具を使っていました(カドミウム系の色等はちゃんとしたのを買ってましたが)
貧乏学生で金欠なのですが、今度専門家用の絵の具セットを買おうと思っています。
皆さんのオススメのメーカーを教えてください!!
各メーカーの絵の具の特徴等も簡単に説明していただくと助かります。

古典技法を専門にやっているので、今はクサカベのミノー絵の具セットを買おうかと思ってます。


羊皮紙

ヰゑゐ さんのコメント
 (2004/11/08 20:01:04)

皆様はじめまして。
かなり変則的なことかもしれませんが、昔の写本のように
羊皮紙にテンペラで描きたいと考えています。
そこで質問なのですが、現在パーチメントやベラムを入手できる店は
どこがあるか、ご存じの方いらっしゃいましたらご教授いただけないでしょうか。
価格の相場も教えてください。


RE:各メーカーの油絵具について。

管理人 さんのコメント
 (2004/11/30 00:44:46)

美大生さん、こんにちは。
遅いレスになってしまいましたが、参考になればと思います。

ミノーは良い絵具だと思います。値段もそんなに高くないし、国産で簡単に入手できるので、コストパフォーマンスはかなり良いと思います。地方の画材店には置いてないですけど、今はネットで買えるし。地方だとホルベインとクサカベ絵具を置いている店が多いですけど、個人的な意見としては、ホルベインとミノーが置いてあった方が、選択の幅が広がる気がするんですが。あとマツダの油絵具もすごく発色がいいです。難点は、全色をポピーで練っているという点でしょうか。

古典技法用の絵具というと、値段が高いという印象を持っている人が多いようですが、個人的にはそんなに高いと思ったことはないです。私が使っている絵具で高いものと言えば、ヴァーミリオンとカドミウムレッドぐらいで、他はオーカーやシェンナ、アンバーなどの安い土製顔料や、黒ぐらいのものですから、最高級の絵具を買っても大した値段ではないです。というかどれも安いです。

古典技法用の絵具が高いというのは、もしかしたら、セットで買うからそう感じるのかもしれません。セット絵具は、ミノーにしても古典技法とはあまり関係のなさそうな色が多く含まれていますし、カドミウムグリーンとか、混色で作られている絵具を買う意味もあまりないような気がしますので、バラで買う方がいいんではないかと思います。

ちなみに私が最近愛用しているのはイギリスで買ってきた絵具で、Ken'oneさんが紹介しているような、手練り、コールドプレスオイルによるという絵具です。Ken'oneさんのとは違うブライドですが、もしかしたら中身は同じかもしれません。海外のネット画材店を探せば見つかると思いますが、そこまでして買うのはミノーの後でも良いでしょうけど。

では。


グラッシ・重色効果について

QQQ さんのコメント
 (2004/12/08 16:14:13)

皆様こんにちは
グラッシについて質問させて頂きます

私の狙いと致しましては、ウルトラマリンブルー(透明色)を茶系(半不透明色)でやわらげようと思っております、問題はどちらを下に、どちらを上にグラッシをすればいいのかわかりません。

ちなみにどちらを下に、又は上にするにせよ、どちらも薄塗りにしようと思っております。

水彩の基本は薄い色から濃い色を重ねていきますが、私のように油でしかも両色とも薄い(下地が透ける位)場合、どちらを下に、また上に置けば上手くいくでしょうか?なにか基本や決まり事などあれば教えて頂ければ幸いです。

それでは大変お手数ですが宜しくお願い致します。


マーカーの耐久性について

kimi さんのコメント
 (2004/12/11 00:34:28 -
E-Mail)

かなり専門的な話になってるところですみません。だいぶ前に、インクの耐久性等についてのディスカッションがなされていましたが、マーカーを、メインの画材として使われてる方いませんか?最近、ドローイングを作品として制作しているのですが、油性であれ、水性であれ、染料である以上、退色していく心配があります。実際に、紙に描いたドローイングを日光にさらしておくと、わずか1週間で、判別できるほどの退色が確認されました。マーカーは、歴史が浅いですが、とても魅力的で、応用の利く画材だと思ってます。退色を防ぐ、もしくは、遅らせる、っという知識のある方、ぜひ教えてください。


Ken'one さんのコメント
 (2004/12/11 09:01:43)

あの〜すいません。
管理人さんの書かれた「RE:各メーカーの油絵具について。」というコメントの中にですね、僕の紹介した油絵具が、「手練り、コールドプレスオイルによるという絵具」と書いて下さっているのですが、申し訳ありません、Old-holland classic oilcolours というメーカーは手練りではないんです。

ただ、機械練りなのですがその機械にいくつも付いている練るためのローラーがですね、通常金属製のところ、このメーカーのは石でできているそうで、それゆえにこのメーカーの油絵具は手練りの物と同じ色のさえと機械練りの品質の良さの、両方を達成していると、パンフレットには書いてありました、本当かどうかわかりませんけど。

とりあえず、念のため.......


ジョルジュ・ド・ラ・トゥールについて

ケイ さんのコメント
 (2005/02/07 00:46:05 -
E-Mail)

初めて書き込みさせていただきます。
(おまけにいま、スレ違いのところにカキコしてしまいました。申しわけありません!)
ジョルジュ・ド・ラ・トゥールが使っていた画材について、どなたかご存知の方はいらっしゃいますでしょうか?
謎の画家で、資料が少なく、こちらのサイトを知って、あまりに皆さまが知識豊富なことに驚き、おすがりしたくなってしまいました。
何とぞよろしくお願いいたします!


RE:ジョルジュ・ド・ラ・トゥールについて

管理人 さんのコメント
 (2005/02/21 10:52:21)

ケイさん、はじめまして。

知っている人は少ないと思います。私もよく知らないのですが、このまま話が進まないのも何なので、無理して返信してみます。

ジョルジュ・ド・ラ・トゥールはカラヴァッジョの影響を受けているそうですが、カラヴァッジョなら、National Gallery Technical Bulletin Vol.19 が詳しいです。断層写真なんかも載っています。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0300075731/
しかし、様式上で影響を受けていても、材料や技法まで同じとは限らないので、参考程度にしかならないと思いますが。

下の本が、たくさんの論文が掲載されているようなので、中には画材などに関するものも載っているかもしれません。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0300069480/

できれば、ケイさんがこれまで調べたことなど、いろいろ書いておいたりすると、単なる質問よりレスがつくかと思われます。あと、どれぐらい詳しく知りたいかなどもわかるといいかと思います。

これからも宜しくお願い致します。


膠について

さるさる さんのコメント
 (2005/03/15 10:26:45)

無臭の膠があると聞いたのですが
本当でしょうか?
もし御存じの方がいらっしゃいましたら
教えていただけると助かります。
宜しくお願いします。


RE:膠について

管理人 さんのコメント
 (2005/03/22 19:48:03)

さるさるさん、こんにちは。

膠はいろいろ試してみましたが、臭いが強いのもあれば、ほとんど無臭のものもありますね。臭いが強いのは不透明で色が濃くて不純物が多そう、臭いの少ないのは透明でゼラチンに近そうな感じです。私が使った中では、洋画用のではルフランやクレマーの膠がほとんど臭いがなかったです。ホルベイン、マツダ等のはかなり臭いますね。しかし、ルフランの膠って日本で売ってるかどうかわかりません。最近は人からもらったものなどをあまり考えずに使っているので、入手方などはいまいちわからないです。

臭いや不純物に関しては下記が参考になるかもしれません。
http://www.sasakivn.jp/~sasakivn/report/leimen.htm


メディウムの混ぜ合わせと照明器具について

オーテカ さんのコメント
 (2005/04/21 23:06:41 -
E-Mail)

初めて書き込みします。僕は去年まで美術予備校に通っていて、現在美大の一年生です。予備校生の時はいかにも予備校生っぽい絵を描いていましたが、実は、三嶋哲也さんや青木敏郎さんのような、写実絵画を描きたいと思っています。しかし、僕の大学には写実の教員が一人もいないので、困っています。三嶋さんは絵の具にヴェネツィアテレピンバルサムやルフランのメディウムなどを混ぜ込んでいるそうなんですが、バルサムはあのどろどろの状態のまま、絵の具に混ぜ込めばいいのでしょうか?それとも電熱器などを使ってテレピンのような揮発製油に溶かし込めばいいのでしょうか?とりあえず、バルサムとフレミッシュメディウムとフレミッシュシッカチフメディウムを絵の具に混ぜて描こうと思っているのですが、メディウムとバルサムの混ぜ合わせる割合や混ぜ合わせたメディウムを絵の具にどの程度の割合で混ぜ合わせるかで参考になる意見をお伺いしたいのですが、古典技法に詳しい方誰か、お返事お願いします。本当は、アーティスで三嶋さんに教えてもらいたいですが、貧乏学生の上に京都までの交通費を考えると、とても今はお金が足りないので。まあ、何とか貯金をして夏か冬ぐらいまでには行きたいと思っているのですが、それまでは技法書を呼んで独学でやるしかありません。それと外光を完全に遮断して24時間同じ照明下で描きたいのですが、その場合部屋の元々の照明だけでは暗すぎると思うのですが、その場合何らかの照明器具を用意するべきなのでしょうか?その辺詳しく教えてください。照明の当て方、おすすめの照明器具のメーカー名や商品名などできるだけ詳しくお願いします。


画材&技法 全般 (11)」へ続く。


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