マイコンBASICマガジン1992年3月号掲載。ちょっと高いところから落ちても死んでしまうなど、スペランカーの影響を色濃く受けている。
洞窟探検アクションゲーム。洞窟の奥深くにある巨大なダイヤモンドをみつけだすのが目的です。CAVEMAN(主人公)はテンキーの[8][2][4][6]で上下左右に移動、スペースでジャンプ。スペースキーを押し続けると、少し長くジャンプできます。ジャンプ中も左右に移動することができます。ハシゴからジャンプするときは[4]か[6]キーと同時にスペースキーを押してください。高いところから落ちたり、エネルギーがなくなったりするとアウト。その他、毒ガスやコウモリなどの障害物多数。エンディングでスペースキーを押すと、色違いの洞窟でゲームが再開します。
以下はネタバレになるので、純粋にゲームを楽しみたい方は、プレイ後に閲覧するとよいでしょう。
タイトル画面です。単純なBGMが流れています。スペースキーでスタート。
左上にいるのがCAVEMAN。
CAVEMANの全体マップを気前よく公開!! と言っても、2×2の全4画面しかないですけど。。。。
左上がスタート地点、右下がダイアモンドがある場所。途中で、酸素ボンベを取って、地底湖の中を泳がねばならなかったりします。
本来はもっと広い洞窟を作りたかったのですが、誌面の都合上、長いプログラムは歓迎されなかったので、こんな狭い洞窟に。でも、誰でもすぐに自分でマップを作れるように、DATA文をうまく並べていたので簡単にオリジナル面を作ることも可能。
ダイヤモンドを手に入れると、このようなエンディング画面に。スペランカーそのままっすね。。
クリアするたびに色違いの洞窟で再スタート。色が違うだけで、それ以外何の変化もないですけど。デジタル8色全色のCAVEMANが楽しめます。
小中学生の頃、なぜか洞窟ゲームが好きで、古くはピットフォールII、ちょっと洞窟とは違うけどロードランナーなどに強い印象を受けており、中でもスペランカーは自分にとってはファミコンソフト中、最高傑作と思っているゲームです。スペランカーは今でこそ名作との評価を得ていますが、ファミコンが現役だった当時はクソゲーの代表格と言っていい存在でした。しかし、私はスペランカーのデモプレイを店頭で目にしたときから、すっかり惚れ込み、夢中になって、それでこんなゲームまで作ってしまったんですけど。
CAVEMANというタイトルは洞窟探検家の意味でつけたんですが、英単語としては横穴に住んでいた石器時代人のこと差すようです。
本作は初めてベーマガの表紙にも使ってもらった作品でもあります(左下の隅にちょっと写真が載ってるだけですけど)。記念に表紙画像も載せておきます。
※画像の掲載に問題がある場合は、削除しますのでご連絡ください。
以下に紹介するのは制作初期段階のCAVEMANです。キャラクタが小さく、スペランカーの雰囲気により近いです。 マップは3×4の合計12画面で、雑誌掲載のものよりずっと広くなっています。さらに4×4の16画面版もありました。どちらもイメージディスクに収録されているので、CAVEMANが気に入った方はプレイしてみてください。しかし今になって振り返ると、難易度が高すぎてゲームバランスは極悪です。小さいキャラクタがBASICマガジンでウケが悪かったのと、データ量が多すぎる理由から、ベーマガにはキャラクタを四倍のサイズにして、マップを1/3以下にしたものを再投稿し、めでたく掲載となったのが、先に紹介したCAVEMANです。
タイトル画面と、スタート直後の様子。
内容は普通のCAVEMANと一緒です。
横に3画面、縦に4画面分あり、全部で12画面のマップとなっています。難しいです。最初マップ右下の酸素ボンベを取ってから、地底湖を潜ったりして左下のダイヤモンドにたどり着かなければならないのですが、洞窟というよりはほとんど迷宮。
スペランカーの地底湖の美しさを再現したかったのですが、なにぶん8色しかつかえないので、それほど美しくはならなかったです。
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