本年の抱負
昨年も一応目標はあったはずなのですが、コロナ対策を考えるのに思考力をだいぶ割いてしまって他にはあまり成果がなかったのですが、気持ちを入れ替えていかねばならぬと反省しているところです。いろいろ勉強はしたつもりですが、絵画材料についてはそれほど読んでない一年でもありました。というわけで、本年からは多少気合いを入れていかねばならないと意識して行動してゆこうと思いますが、自分にとって弱点となる分野を埋めてゆきたいかと。中世テンペラ画、壁画、バロック油彩画の技法、材料についてはよく読んだものですが、北方ルネサンス絵画については疎かになっていた気がするので、National gallery Technical Bulletinの該当する項目を読んでいきたいと思ってさっそく本日は一日中それらに目を通しておりました。それと、Medieval Craftsmen という洋書のシリーズを一通り集めて読んでゆきたいと思っているところです。中世はやはり材料と職人の距離が近いのでヒントになる情報が豊富であります。絵画材料・技法に限らず西洋美術について日本語で書かれる論文も多いし、翻訳されている本も多いのですが、なぜか洋書を読んだときのはっとさせられる情報量というのは、いつになっても変わりません。

植物に関しては昨年末にアカマツ、クロマツ、モミの苗を買いましたが、これに加えてカラマツとトウヒの苗も植えたい。できれば欧州モミと欧州カラマツがあれば理想的であります。場所はそんなにないので、小さめの鉢に盆栽的に植えて観察するのが限界であるけれども。針葉樹の区別をつくようにしたいと。溶剤系のメディウムについての理解をより深める為でありますが、樹脂全般についてもその過程で何かいろいろ得られるものがあるように思います。

それと本webサイトの再構築(cms化)をやっておかねばなりません。できればこの春になんとか。なんとなく個人サイトの時代が再びやってきたような予感がしますので。ちょっと前までは、twitterのようなSNSが情報発信の中心となっていた感がありますが、個人的にはtwitterの利用控えた方がいいのかな、と。最近までSNSは、新聞・テレビなどのオールドメディアと比べて新鮮な感じがしていて、特に発信する人の発言がフィルターを通さずに聞けるというだけでも、気持ちがよかったものでありますが、半年前まではそう思っていたのですが、ここ数ヶ月のうちにあっという間にオールドメディア化した感がありまして、個人的にかなり印象が悪くなったので、あんまり利用したくないというのも理由ではあります。それからAmazonも極力利用しない方向でいきたいかな、と。しばらく前から怪しげな出品物が多すぎて、異様な雰囲気になってましたが、やはり一極集中は良くない現象なのかと。Amazonは洋書か古本を買うのに限定し、その他の品は国内ウェブサイトの品揃えが充実してきているので、そちらに徐々に移行していこうと思っています。というわけでかれこれ1ヶ月に渡ってamazonで何も注文してないのですが、意外と何の問題もないし、むしろ他のサービスの方がけっこう使い易くなっていた事に気がついて良かったくらいです。電子書籍もKindleは、Unlimitedを読むだけにして購入は止めているのですが、これはそのままでいいかなと思っています。Music Unlimitedの方は継続しようか解約したようか、ちょっと迷うところです。クラシック音楽のCDは非常に多いので、それらを試聴する的な感じでけっこう活用しているのですが、最近UIが使いづらくて不満が多いのも確かであり、別のサービスを探した方がいいのかもしれません。以上のように対策を考えていると、考えている期間の間、出費が減るという効果もあるのですが、ため込んだものを吟味して消化するというのも必要な期間かもれません。

| その他 | 11:40 PM | comments (0) | trackback (0) |
フジミ模型 1/150 慈照寺銀閣寺 制作記4(完成)
銀閣寺、完成しました。
フジミ模型 慈照寺銀閣寺
屋根頂上の鳳凰が付いてませんが、すぐに取れてどっかに行ってしまいそうなので、まだ付けておりません。通常のプラモ用接着剤ではなくて、エポキシ接着剤など準備して、他のキットの鳳凰などと共に一斉に取り付けようかと考えております。建物の周囲は、ネットで検索した画像などを参照しつつ、あとは自分のイメージを加えて処理しましたが、確認できない部分が多くて、ほとんど想像です。特に池の手前あたりは、上空から俯瞰した写真で確認したかったのですが、人の目線からの写真が多くて、どうなっているのかわからず。しかし昨日、宮城県美術館に行ったついでに図書室で、学研の日本美術全集第15巻「北山、東山の美術」を閲覧したら、周囲の状況がはっきりとわかるような上空からの撮影の写真が載っており、不明瞭だった部分がすっかり判明した次第ですが、今となっては手遅れであります。最近よく出入りする図書室にはたまたまなかったので、見逃してしまっていたのでしょう。何か日本美術全集が欲しいなと思っているのですが、候補がいくつかありまして迷っているところで、今回ちょっと学研版に心が傾いております。それと、庭に小木が上えてあるような感じにしたかったので、Nゲージジオラマ用に販売されている「KATO 日本の紅葉 ラージプランツ こきひ(深緋)」、同じく「こんじき(金色)」をくっつけてみました。このような製品を利用するのも初めてですので、なかなか楽しかったです。池の水面は、クレオスの日本機コックピット色を塗った上に、スーパークリアIIIを塗っただけです。レジンを流すとか、Nゲージレイアウト用の水面材料なども検討しましたが、ここに時間をかけても美術史の学習にはならないので、最も手短にできる方法と思ってこんな感じになりましたが、結果は意外と悪くないような気がします。

初層の屋根を取れば中を見られるようにと、接着はしておりません。
フジミ模型 慈照寺銀閣寺
この状態だと初層に八畳と六畳の部屋がみられますが、一応、資料を参照しつつ塗装したつもりだったのですが、どうも誤解があったようで、八畳の方は板敷の仏間が正しいかもしれません。塗り直したいところですが、それなら階段や勝手口近くの小部屋、仏間の仏壇なども再現したくなりそうではあります。いずれにしても、リベンジ戦は銀閣再訪を実現してからの方がよろしいでしょう。今回はここまで勉強できれば充分と考えて、次に進むとしましょう。

| 史跡・古墳・名所等 | 09:32 PM | comments (0) | trackback (0) |
フジミ模型 1/150 慈照寺銀閣寺 制作記3
本キットの土台パーツはたいへんシンプルな作りなのですが、ここは加工のやりがいがありそうな部分ですので、いろいろ工夫してみたいと思います。
フジミ模型 慈照寺銀閣寺
銀閣の池と言えば、池に並んでいる石も重要であり、名前のついている石もあるくらい重要です。それは銀閣に限ったことではないですが。土台パーツの池は非常に狭い面積しかないので、有名な石はないのであろうと思いますが、池の手前には石が並んでおりますから、これくらいは再現したいと思います。写真等を見ましたが、斜めから撮影されたものが多くて、どのように並んでいるかは判然としなかったので、適当に作ってみることしました。

樹脂粘土(モデナ)を小さく丸め、彫刻刀をヘラと代わりにして、それっぽい形に加工。ベースに接着しました。
銀閣寺
接着剤には、プラモデル用の接着剤(アセトン等でプラを溶かして接合するもの)を使用しましたが、モデナが着くかどうか不明でありましたが、しっかり食いついております。なお石かコンクリートの舗装かと思われる部分は、タミヤの情景テクスチャーペイント「路面 ライトグレイ」を塗布。

サーフェイサーを吹いておきました。
銀閣寺

そこから、タミヤの情景テクスチャーペイントの各種を駆使して、建物の周りを装飾してゆきます。
銀閣寺
「土 ブラウン」、「土 ダークブラウン」、「砂 ライトサンド」を微妙に混ぜながら変化を付けつつ塗ってゆき、そこに「草 カーキ」などを載せていく感じです。ジオラマ初心者なので、練習のつもりでやっております。石の部分は、ウェザリングした後に、ホワイトと黄土でドライブラシして、さらにウェザリングしております。

さて、本体の1階部分は、戸を開いた状態の壁面が多く、内部もちょっと見えるようでしたので、床が畳であることが表現されていなければならぬと思います。銀閣1階には八畳と六畳、二畳の畳部屋があるのですが、床面全体に畳が敷かれているという日本の住宅建築の基本と言えるこの状態の初期の例のひとつかもしれないので、ここをおろそかにはできません。模型を楽しんで遊んでいるわけではなくて、あくまで勉強の為にやっているので、おろそかにはできないのです。模型も楽しんでいるので、一石二鳥なのでありますが。甲板色(素木の板っぽい色)のスプレーがあったので、それを吹いたあと、ウェザリングカラーのフェイスグリーンを塗って、綿棒で荒く擦り取って、畳的な色になるようにしてみました。
銀閣寺
畳の耳の部分は鉛筆で描くという、いい加減なものですが、おそらく屋根を載せたら暗くてそんなにはっきりは見えないでしょうから、こんなもので充分であろうかと。

このような感じで内部の構造も、ある程度再現されております。素晴らしいキットであると言えるでしょう。
銀閣寺
ある程度の大きさがないと、建物の構造等の勉強にはならないかと思っていたのですが、このサイズでも充分かもしれません。銀閣の平面図や立面図をこれほど眺めたことがあるでしょうか、ふつうはない。それと、このサイズなら置く場所に困らないでしょう。

学生時代の4年間、銀閣の比較的近くに住んでいたというのに、その頃まるで関心がなかったのは残念なことですが、そこに関心が向かうまでの知識というのは数年で得られるものではないのでありましょう。もっともまだまだ知識は入り口に入ったに過ぎないので、読み続けておりますが、なかなか追いつかないところです。集英社の「日本の歴史」シリーズも読んでいたのですが、まだ平安時代で止まっていますし、先は長いのですが、洋の東西のバランスも取りたいので、そっちも読んでおるのですが、なかなか進まず。

| 史跡・古墳・名所等 | 11:54 PM | comments (0) | trackback (0) |
フジミ模型1/100出雲大社(御本殿)入手。
フジミ模型1/100出雲大社御本殿を入手しましたが、びっくりするぐらい大きい。
出雲大社
宅配の人も、なんか大きいものが...と言いながら、運んできました。こんな大きなプラモデル買ったことがあったであろうか。少年時代にタミヤのRC、ワイルドウィリスを買ってもらって以来ではなかろうか。出雲大社に行ったことはないけれども、1/100でこのサイズというのは、よっぽど大きいのであろう。中のパーツを見ると、1/100薬師寺東塔など比べると、その巨大さに改めて関心するところです。1/100で製品化しようと企画した人は大変良き判断をしたと言えるでしょう。模型のパーツを見ただけで、なんという凄さであろうかと、出雲大社への畏怖の念がわき起こって参ります。ちなみに写真にちょっと写ってるのは1/150銀閣寺の箱です。

例によってどんどん調べながら作ってゆきたいと思います。この前は『日本名建築写真選集(第14巻)伊勢神宮・出雲大社』に目を通した話を書きましたが、今回は瀧音能之(監修)『図説 日本人の源流をたどる!伊勢神宮と出雲大社』(青春新書)を読みました。実は新谷尚紀(著)『伊勢神宮と出雲大社 「日本」と「天皇」の誕生』(講談社学術文庫)の方を読もうと思っていたのですが、内容が難しかったので、先にもっと一般向けの図書で勉強せねばと思って、易しいそうなものを注文して読んだ次第ですが、大変わかりやすかったです。出雲大社の話ではなくて、伊勢神宮と対比して書かれてある本を読むと、なかなか興味深いところであります。いつの日か、出雲大社を訪れることができるといいのですが、その機会はじっくり待つとして、今はその為の知識を蓄えるとしましょう。

ついに物置用の本棚が完成したので、大晦日は当分読まないと思われる本をせっせと移動しましたが、本は重いですな。二階に居る者としては、これは部屋に置いておくのはあかんなぁと改めて思いました。
本棚
これは、なんか、あと二つくらい物置用本棚作りたいところです。

| 史跡・古墳・名所等 | 12:11 AM | comments (0) | trackback (0) |
フジミ模型 1/150 慈照寺銀閣寺 制作記2
フジミ模型の銀閣寺、製作開始しました。

さて、前回も述べた通り、キットの屋根には縦線のモールドがありますが、こけら葺きの場合は横線になるかと思われましたので、耐水ペーパーで削り落としました。
銀閣寺
これに改めて横線を彫り込むという手もあるのですが、かなりの手間になるので断念し、経年劣化してこけら葺きの線が見えなくなった状態を再現するという方向でいくことにしました。その方がらしく見えるかと思います。
やや形が不鮮明になったような状態を表現するため、まずは、タミヤの情景テクスチャーペイントの路面ライトグレイを塗ります。
銀閣寺
刷毛で何回か繰り返し塗布しました。このテクスチャは経年檜皮葺の屋根でも使用しましたが、数十年ほど経ったものは、遠目にはこけら葺きと檜皮葺は、似たような感じに見える、あるいはなんとなく似ているけれども、こけら葺きは檜皮葺ほどは乱れない、檜皮葺は古くなると草やら苔までも生えてくる、というような印象なのですが、しかし私の伝統建築屋根観察は最近はじめたばかりなので、まだまだ勉強不足であります。
今はそれはともかく、このテクスチャの上に色を塗ろうと思いまして、画像検索して銀閣の屋根の写真をたくさん見たのですが、天候や時間帯等の条件によって色がかなり変化し、何色を塗ったらよいか結論はでませんでした。葺替えからの年数でも変わってくるかと思います。黒く見えることもあるし、灰色でもあるし、赤っぽいときもあるし、時には銀色に輝いて見える写真もありました。というわけで、それらの色をちょっとずつ缶スプレーで吹いてみることにしました。
銀閣寺
これは我ながら微妙な出来映えであり不満もあるのですが、この後の壁などとの組み合わせで印象が変わってくるであろうから、あまり考え過ぎずに次にゆきましょう。

次に壁のパーツにかかりますが、スケールが小さいこともあって、木と漆喰、障子等が分かれていないので、自分で塗り分けないといけないようです。そこでまずは全体をつや消しの白でスプレー、ちょっとだけ灰色もスプレーして落ち着いた彩度に調整しました。
銀閣寺

それから白部分にタミヤのマスキングテープを貼ります。白部分は説明書の塗装解説に指示されてあります。
銀閣寺
地味に大変な作業ですが、タミヤのマスキングテープが扱いやすくて、ついつい夢中でやってしまうようなところがあります。

マスキングが済んだら、全体にウッドブラウンをスプレー。
銀閣寺
一般に銀閣寺からイメージされる色よりも、明るめに塗装しました。これも写真を見ると、日照条件などで、色がころころ変化しているので、なんとも言えません。模型のパッケージの写真だと、ほぼ黒という印象ですが、光量が多いときには、だいぶ木の質感がしてきているように見えるので。というわけで、明るめの木の色調で塗装した上に、ウェザリングで暗い色を表現していくことにします。

まずは全体にMr.ウェザリングカラーの「マルチブラウン」を塗布します。
銀閣寺
さらに二階の壁は同じくMr.ウェザリングカラーの「マルチブラック」で塗り重ねます。銀閣寺の二階は黒漆塗りだった可能性があり、その話をすると非常に長くなりますが、たいへん有力な説だと思われます。現在の状況を模型レベルの視点で観察するのは難しいですが、ちょっと黒いようにも見えます。ちなみに軒下部分の構造物には豊かな彩色もあった痕跡も見られるようです。

ウェザリングを綿棒で丁寧に拭き取ってから、マスキングテープを剥がしてみました。
銀閣寺
うまく言っているのかどうか、緊張する場面ですが、あんまり上手くいってるようでもありませんが、まぁ、こんなものでしょう。
銀閣寺

どうも、この調子だと年内の完成は無理そうです。

| 史跡・古墳・名所等 | 10:06 PM | comments (0) | trackback (0) |

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