2016,12,27, Tuesday
ファミコンミニが話題になっているようですが、30本のゲームが収録されているものの、収録タイトルが微妙だったので、私なりに、もしタイトルを選べるとしたらどんなラインナップがいいのか考えてみました。30本考えるのは大変なので、8本だけ選んでみましたが、これらが収録さていれば、一生これだけでも不満はないだろうと思います。動画も拾ってみたのでよかったらご覧ください。
■ロードランナー これはファミコンの存在を知った頃に初めて目撃したゲームのひとつですが、かなりの衝撃を受けた憶えがあります。今になって考えると本来のロードランナーとはちょっとゲーム性が異なりますが、先の見えない洞窟感や、独特のBGMなど、わくわくする要素が詰まっていて逆に良かったと思います。 ■マッピー ゲームシステムから、キャラクタグラフィック、音楽まで、どこを取っても名作過ぎて、もはや芸術作品と言っても過言ではないでしょう。 ■スペランカー 私は子供の頃、洞窟を探検するゲームがとても好きでした。そんな私がこのゲームを見たとき受けた衝撃はただ事ではなかった。洞窟探検系のゲームの中でも、いろんな意味で最高の知名度を誇るのは本作ということで異論はないと思います。タイトル画面の寂しげなBGMが好きでした。 ■グーニーズ 昔、グーニーズという洞窟探検系映画があったのですが、それはそれは楽しい映画でした。最後の海賊船のシーンも美しかった。シンディ・ローパーの主題歌も良かったです。 ■ファミコンウォーズ 現代兵器を使用したターン制ウォー・シミュレーションゲーム。私は今も昔もこの手のゲームが大好きなのだけれども、ファミコンではこれが最高傑作。これがあれば一生遊べると言っても過言ではありません。 ■コズミックウォーズ こちらは宇宙を舞台にしたウォー・シミュレーションゲーム。宇宙艦隊を配置して宇宙戦争するという、ゲームでしか味わえないような魅力的なジャンルですが、ファミコンに限れば、最高峰は本作でしょう。ファミコン期にしては超大作の部類に入ると思いますが、あまり話題ならないの残念です。 ■上海II 同じ絵柄の麻雀パイを取るだけというシンプルなパズルゲーム。家庭用ゲーム機に移植された数ある上海の中でも良く出来ている部類だと思います。これ一本あれば延々と遊べそう。 ■ゼルダの伝説 これはファミコンミニにも収録されていましたが、やはり外せません。最初にタイトル画面の音楽を聴いたときはシビれたものです。その後、SFCや64のゼルダもちょっとはやってみたのですが、最後までプレイしたのは本作だけです。ボリューム的にはこのくらいが丁度いいです。 |
2016,01,30, Saturday
ヨーロッパの国々などはそこそこ関心があったので、だいたいの位置などは覚えていますが、その他の世界の国名など案外知らなかったりするものです。中東や南米、アフリカなどけっこう怪しかったりします。特にアフリカの国名と領土に関しては滅多に気にする機会がないので、ほとんど無知と言ってよいでしょう。絵画材料とはあまり関係なさそうに思われるかもしれませんが、例えばコーパル系の樹脂はアフリカ産が有名なのですが、コンゴコーパルの「コンゴ」とか言ってもどこにあるのか答えられる人はどれくらい居るでしょうか? そしてそのような、絵画技法書に載っているコーパル樹脂が手に入りにくいのはやはりアフリカの情勢が不安定というか、もはやどうにもならないカオスな状況に陥っているからでありましょう。どうしてこんなことになったのか、ということで現代史の本を紐解いてみるとして、しかしその前に国名と領土ぐらいは把握しておかないと話にならないかな、ということで、世界の地理の勉強にと思って、世界地図パズルなるものを買ってみようと思ったのですが、よく考えてみると日本の都道府県の位置すら怪しい気がしたので、日本地図と世界地図両方を買ってみました。
まずは日本地図、くもんの日本地図パズル(くもん出版)という商品です。 さっそく遊んでみましょう。 ![]() こんな感じのセットですが、予想していたよりすごく大きかったです。プラスチック製の立派なパズルです。紙製のパズルよりは、プラスチックの方が丈夫で良さそうだと思ったのですが、考えてみればそんなに何度も遊ぶものでもなかったので、紙製パズルでよかったのか、とちょっと後悔しました。 ![]() まずは、地方毎に色分けされたパーツで遊んでみますが、まぁ、当然難易度は高くありません。 ![]() その後、地方毎の色の塗り分けのない白いパーツだけで挑戦してみるわけですが、なんか、色付きパズルでやったのをほとんど覚えていたので、だいたい迷わずはめることができました。これも学習の成果と言えるのでしょうか。 世界地図は「くもんの世界地図パズル」(くもん出版)です。セット内容は以下のような感じです。 ![]() 左の紫色の大きなパーツは六大州(アジア州・オセアニア州・北アメリカ州・南アメリカ州・ヨーロッパ州・アフリカ州)、右側の色とりどりのパースが国別(州毎に色が違う)となっています。 ![]() 六大州パズルは余裕っすね。 ![]() で、国別パズルですが、中東などは知っているつもりだったのですが、実際にパズルをやってみると、そんな形の国だったのか、と改めて勉強になります。国の形したプラスチックパーツを手に持つだけで、けっこう印象に残るものです。 ![]() 問題のアフリカですが、これは1回やっただけでは到底覚えられそうにありません。アフリカはカオスです。現代史という観点からもやはりアフリカの国名、国境線は重要ですので、みなさんも是非どうぞ。 なお、各所のレビューでも指摘されておりますが、世界地図のパズルとなると、国によっては非常に小さなパーツなってしまい、さらに小さな国は、いくつかの国がまとめて1つパーツされてしまっているなどの問題があります。世界地図はパズルにするにはちょっと厳しいかな、と言わざるを得ません。中東地図とか、アフリカ地図みたいな感じだったらいいのでしょうが。それと出来れば英語のスペルで覚えたい気もするので、機会があれば海外製もチェックしていきたいところです。 |
2014,01,03, Friday
面白いと評判のボードゲーム、「カルカソンヌ」を買ってみました。
![]() 1枚ずつタイルを並べなら地形を作りつつ、陣取りしてポイント得ていくゲームです。「古代ローマ時代の要塞都市カルカソンヌをモチーフとする」とありますが、修道院などが登場するあたり、時代設定は盛期中世あたりでしょうか。 ![]() 初プレイの際は草原ルールを除いてプレイした方がいいですよという注意書きの用紙が入っていたので、その通りにやってみたら、非常に簡単にルールを把握できました。これは確かに面白いです。数ターンですっかりルールが理解できて、その後すぐに相手の邪魔をしたりとか、白熱した展開になります。 その他、詳細については下記などご参照ください。 http://sgrk.blog53.fc2.com/?no=841 http://gioco.sytes.net/carcasonne.htm 中世ヨーロッパマニアの私としては買わずにいられなかったゲームですが、歴史の勉強になるような要素は皆無でした。でも普通に面白いので買って損はないかと。。 |
2013,12,04, Wednesday
Amazonにて、「3D立体パズル、ケルン大聖堂」なるものを発見し、思わず注文してしまいました。
こんなパッケージです。 ![]() ゴシック建築は本でもテレビでも、実際に現地でも見ているし、googleマップで航空写真もまじまじ眺めたりもしてるんですが、この立体パズルで遊んだら、普段気を付けてみないような細かい部分まで、じっくり試行錯誤しながら手でさわりつつ凝視しつつ作業が進むわけで、ゴシック聖堂建築の構造についてより立体的に把握できたりするかもしれないという期待を抱くわけです。教育上とても勉強になるんじゃないかと。 中身はこう。 ![]() パーツは、写真から起こしているのか、なかなかリアルな描写です。 土台にちょっとパーツを立て始めた時点で、なかなか格好よくてボルテージ上がります。 ![]() この時点で、とっても格好いいです。 ![]() ![]() さぁ、あとはフライングバットレスを付けるだけ。 ![]() 完成です。 ![]() 素晴らしいです。上から見ると建物のが十字構成になっているのわかります。フライングバットレスがにょきにょき林立している様がわかります。ゴシック建築について解説する場合は、写真よりも、こちらの3Dパズルを見せる方がわかりやすいかもしれません。なんといいますか、このパズルを設計した人、すばらしいです。 今回はケルン大聖堂ですので、典型的なゴシック建築の例として相応しいものですが、古代、ヴィザンチン、ロマネスク、ゴシック、ルネサンス、バロックの各様式での建築物の見本が揃っていると、西洋建築史の授業で使えるかもしれません。まぁ、そんな授業をやる機会は普通はありませんが。。。 古代の場合は、ギリシア様式とローマ様式の違いを認識することが非常に重要なので、できれば両様式のサンプルが欲しいところです。ギリシャものでは、パルテノン神殿があり、ローマ時代のものではコロッセオがあります。どちらもAmazonでは品切れになっていますが、定番っぽい建物なので、いずれは再販されるのではないでしょうか。両様式の違いを説明するにあたって、パルテノン神殿はともかく、コロッセオが適当かどうかは、ちょっと自信ありませんが。。 ヴィザンチン時代ではアヤソフィア大聖堂がありましたが、この建物が一般的なヴィザンチン建築をわかりやすく体現している外観かと言えば、微妙なところですね。 ロマネスク建築ではピサの斜塔がありますが、斜塔だけで、大聖堂がないのが残念です。いずれにしても、ピサを例にして一般的なロマネスク建築を解説するのは不適当な気がします。。他にはロンドン塔がロマネスク期ですが、できれば、フランスの修道院みたいなものがあれば都合よかったですね。 ゴシック系では、パリのノートルダム大聖堂、英国のウエストミンスター寺院などの商品が出ています。ビックベンもあるので、ゴシックリバイバルまで揃います。ゴシック方面は充実していると言えるでしょう。 ルネサンス様式ではサンピエトロ大聖堂があるのですが、ルネサンスとバロックにまたがって作られたものなので、ルネサンス建築を説明する際に使えるものか微妙です。これは商品名にBIGサイズとある通り、ちょっと大きいのですが、実際、飛び抜けてデカイですからね。それでも、2500円前後です。なお、2~3万円くらいで、さらにデカイのも売られています。他にルネサンス様式に分類されそうなものとしてはシュノンソー城がありますが、贅沢を言えばフィレンツェの代表例みたいなものが欲しかった気がします。 バロックに関しては、セントポール大聖堂が出ています。 新古典様式としては、エトワール凱旋門、ブランデンブルク門、バッキンガム宮殿あたりがありました。 というわけで、そんなことを考えていたら、ここでふれたもの全部揃えなきゃいけない気分になってきました。どれも手頃な値段の商品ですが、たまに1万円くらいの値段を付けて販売している業者も居るので気を付けましょう。 最後に、ドヤ顔でコレクションを紹介している少年の動画に、大半の製品が出てきているので、購入するときの参考されては如何かと。
| ゲーム | 12:31 AM | comments (0) | trackback (x) |
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